この記事でわかること
- いまおすすめの作曲解説ユーチューバーReoさん
- 彼が解説でつかっているsynthesia(シンセシア)とは
- midiデータを譜面から書くのにおすすめ。プロも認めるスコア入力Notion
- iPadなら以上の環境が980+1840=2820円で手に入る
衝撃的なReoさんの動画
動画を見て頂くのがはやいですね。
素晴らしい!midiデータも公開とのこと。自由に使ってよしという大盤振る舞い。
僕の音楽知識はReoさんにはとおく及びません。なのでReoさんを目標にがんばっていきたいと思います。また入門者のかたについていけない要素があれば、僕がかみ砕いてお伝えする役割をしていこうと思います。
ところで前の記事では初心者が読譜の苦労をする事のマイナスについて触れましたが、この動画も譜面を使っていません。無用な負担から学ぶひとを解放してくれていますね。
synthesia(シンセシア)
譜面を使わない解説でそのかわりにしているのはsynthesiaというソフト。なぜ分かったかというとReoさんが動画の概要で説明してくれていたからです。ほんと出し惜しみなしですね。Give精神の鑑です。
これは前回記事で取り上げたFingerPiano Plusと基本形は似ていますが、PC/MAC用ソフトとしてバージョンを重ねているだけあってより高機能。
つぎの画像はsynthesiaのiPad版(980円)のキャプチャーになります。
鍵盤に音名がFGABbCDEで入っていて、押すタイミングのところには階名 Do Re Miが入っています。(キーはF です)。僕のブログ(とTwitter)で推奨している「音の名前」の組み合わせが実現できています。
このソフト異常にわかりやすくないですか?midiファイル形式の音楽データがあれば読み込んで、このように動きと音をビジュアルに表示させることができます。そして覚えていらっしゃいますか?階名Do Re Mi があれば「みつる式タッチタイプピアノ」だとひけるんでしたよね。
いかがでしょう?これで身につけていきませんか?Reoさんのおかげで、僕も解説動画をつくるめどがつきました。はるか後方からですが、みなさんと一緒にReoさんを追いかけていきたいと思います。
midiデータをNotionでつくる
<22/11/21追記>iPad用Notionですがバージョンアップされて基本無料になりました。記事にまとめましたのでそちらもご覧ください。
さてsynthesiaに読み込ませるmidiデータですが、iOS標準の音楽ソフトGarageBandでは書き出せません。(ついさっきまでできると思っていました。残念)別のアプリを用意する必要があります。
midiデータを本格的に譜面として作りたいときおすすめなのがNotion(1840円)です。従来の音楽解説書は100%解説に譜面を使用していますので、出音がわからないと意味がわからない部分が多かったです。つまり譜面情報を音にしたいシチュエーションもゼロではありません。それに譜面を読める人に音楽を伝達する手段としては楽譜が最良なことも事実です。
Notionについては使い込んでいらっしゃるAKIKOさんのブログがとても参考になりますのでご紹介させて頂きます。
1点だけ補足するとすると、AKIKOさんがペンが不要とおっしゃっているのはNotionにある手書き入力の機能は必要がないというお話です。普通にこまかい音符を掴んで移動させる用途にはペンはとても便利に使えます。
実はiPadのNotion。僕も以前のボカロP時代につかっていて旅先に向かう車中(とその帰り)でボカロ曲を一曲つくったことがよい思い出になっています。今回iPadを新調してペン(第1世代ですが)が使えるようになったので試してみたのですが、明らかにNotionを使う上であった方がよいデバイスと感じました。
画面はこんな感じで完全に譜面です。自由にズームすることもできますが指先でセレクトするには細かいケースのあることが分かっていただけると思います。
まとめ
iPad買って使いみちに悩んでいるかたがもしいらっしゃったら「音楽」は良い選択肢です。音楽を学ぶ良質な環境が980+1840=2820円で整います。さらに、音楽関係の解説書。以前僕が購入したものは多くがamazon kindle のunlimited(月額980円)で無料で読むことができます。もちろんiPadで。またCDで書籍の付録になっていたようなmidiデータはネット環境の現在は出版社のサイトからダウンロードできるようになっています。こうした参考書も「引用元」として紹介させて頂くことがあるかもしれません。ご一緒に音感をよくしていい曲をつくっていきましょう!