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音感がよくなる「ピアノえほん」をおとなもキーボードトレーニングに活用しよう

音感をよくするためには知っているメロディをDo Re Miで歌いながら鍵盤でひくのがベスト。まだ楽器をもっていないなら童謡やクラシックの曲が収録されていて鍵盤もついている「ピアノえほん」はまさにうってつけのアイテム。こどものおもちゃにしておくにはもったいない。練習とはおもわずに「ひくこと」を楽しみましょう。メロディを階名でおぼえたら同時に音感もよくなります。この記事ではおとなが「ピアノえほん」を活用する方法をご紹介します。

この記事でわかること

  • ピアノえほん見た事ありますか?
  • ピアノえほんの特長とは
  • ピアノえほんで「音楽」を再開しましょう
  • おとなが活用する方法
  • 「ひきかた」にはコツがあります
  • 時間をかけておぼえていきましょう

音楽には読書とおなじ効果が期待できます

毎日仕事でいそがしい。とても趣味の時間など持てない。そういう大人のかたは多いと思います。自分も経験がありますからご事情はよくわかります。しかし同時に大人としてストレスの上手なマネジメントも求められるのが今という時代。短時間の読書がストレス軽減に大きな効果があることはひろく知られるようになってきました。同じように音楽も「別の事」に集中することによって心を開放してくれる高い効果があります。たとえばどこへでも気軽に持ち運べる絵本とスマホ1台あれば《音楽》できるとしたらどうでしょう。

大きな書店ならおいてあります

知育玩具的な位置づけなので絵本の中でも人気。みほんがあれば音を聞くこともできますので大きな書店をのぞいてみてください。各社から出版されていますが当ブログでおすすめしているのはこちら。

すてきなピアノえほんDX|たまひよ (benesse.ne.jp)

理由はうまく言えないのですが自分の音楽の好みとの「相性」 の問題が大きいと思います。

譜面も音程も正確です

えほんと言っても掲載されているのは音楽的に「正しい」譜面。間違いがないようにきちんと監修されています。鍵盤も普通に音がならせますので、実質は楽譜と楽器ですね。音程はとても正確。おそらく絶対音感を身につけさせたい親御さん達からピッチについてはきびしい注文がついているものとおもわれます。(誤差はスマホのチューナーアプリで計測したところどの鍵盤でも4セント程度。ちなみに半音が100セントです。)音質は制約がありますがひくことを楽しんだり自分の声の高さの基準にしたりするなら十分なもの。エクスキューズのいらない「まじめな製品」としてつくられていることがわかると思います。

本ブログでの連載についてはこちらにまとめがあります。僕もこの絵本をきっかけに作曲活動を再開しました。音楽に興味がある方にはおすすめの一冊です。

おとなが活用するには

幼児のようにかじったりおもちゃにしたりではすこしもったいないのがこちらのピアノえほん。うまくつかえば音楽の基礎が学べ音感がみにつくからです。たしかにキーボードはちっちゃくて本物のようにはひけません。でもそこを逆手にとってえほんのちいさなキーボードを有効活用できるうまい方法があります。

このひきかたなら指をくぐらせるひつようもありません。そのままのかたちの右手の4本の指でメロディをひいていきます。音階をひくときDo Re Mi Fa までひいたらSoに親指を移動させる必要がありますが、ちいさなキーボードなら気になりません。 「同じ音をつねに同じ指」でタイプのようにひくことによって指の動きは自動化されるためメロディを覚えることに専念できるようになります。ひきかたに「みつる式タッチタイピングピアノ」というなまえをつけてピアノえほんの曲を題材に動画を公開しています。現在14曲までアップしました。YouTubeの動画を見ていただき階名を歌いながら「みつる式」でひくことによって自然にマスターできるように工夫しています。

階名について

ピアノえほんのシンプルな曲でもシャープやフラットなどの「臨時記号」による黒鍵は登場します。僕達は正式にその「歌い方」を習っていません。そのため歌えない・覚えられないという問題が生じます。「おとなのピアノ」にこうしたモヤモヤはあってはならないこと。解消のためこのブログではDo Re Mi Fa So La Ti の英米式のアルファベット階名を採用しています。これだと先ほどの図にもありますが、シャープ・フラットが簡単に表現できます。もちろん歌うこともOK。この際ですからバークリー音楽大学でも教えている(YouTubeで卒業されたかたの動画を拝見しました。)合理的に考えられたこの階名をつかっていきましょう。

よろしければお付き合いください

ピアノ絵本にかぎらずおとなが音楽を理解する上でやくにたつその他の音楽の知識もわかりやすく解説していきます。ときには自分が知ったばかりのフレッシュな内容もあります。みなさんにお伝えすることでなにより自分の理解や音感が深まるのを感じています。よろしければまた当ブログにおこしください。おまちしています。

PRをひとこと。

もし動画をみながらピアノえほんひいてみたいと思われたなら、よろしければ下のリンクからご購入ください。当ブログの維持費が捻出できますので大変助かります。みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

すてきなピアノえほんDX (たまひよ楽器あそび絵本) 単行本 – 2018/3/29 税込2530円

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みつるの音感がよくなるブログ

そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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