タイトルは元気がいいですが音は…w。セカンダリードミナントで12keyをながらく追いかけてきた譜面の音を代理コードに変えてみました。結果は果たして?聞いて比較していただけばわかります。逆に使いどころとして差別化すべきポイントが見えてくると思います。
この記事でわかること
- セカンダリードミナント代理コードの#dim
- 譜面と音
- 違いが出るようなアレンジが必要
- セカンダリードミナントのおさらいを
前回のおさらいです
だいぶ以前になってしまったのでこちらの記事の内容をおさらいしていきたいと思います。
dimコードとは?
音の間隔が3半音になっているコード(和音)ですね。dimの定義ですが123音の間隔が3半音。dim7の第4音も同じく3半音間隔です。音が均等なので全体としてひとまとまりな感じ。かたまり感のある和音です。安定した感じはないので動きを予感させます。
代理するセカンダリードミナント
4つあります。対応は図のとおりです。セカンダリードミナント・代理#dimを比較すると
ITrifi (SD) → ldRifi(dim) t→d
sitrM(SD) → Sitrf(dim) m→f
sLdim(SD) → steDim(dim) l→te
fildR(SD) → Fildm(harfdim) r→m
ということで差は軽微。だから代理できるんですね。
譜面にしてみると
おなじみの譜面の音を変えてkey=Cで譜面にしてみました。
比較してみてください
聞き比べのために音と譜面をおいておきます。
1音しか違わないので
ご感想はいかがですか?正直転回形ということもあって差は微妙ですね。ブルースっぽさは薄れてちょっとクラシックっぽぃでしょうか。それとマイナー感が多めですね。それでもダイアトニックとセカンダリードミナントのような明確な差はないことはたしかです。前回使いどころとしてご紹介したのがこちらになります。音はベースが入った形で再度検討したいと思いますのでそれまでセカンダリードミナントのおさらいをお願いします。
#dimの使い方その1
サブドミナントの代理なので4度進行はもちろんできます。となりの列からくるイメージですね。書き出すと
Fldm → ldRifi(dim) → strM
これはさすがに fildRiのほうがスムースですね()。
lTrf → Sitrf(dim) → sLdm
strM → steDim(dim) → fldR
sLdm → Fildm(harfdim) → Strf
#dimの使い方その2
もうひとつはシャープのついたルートに着目してつく前のダイアトニックから進行するパターンです。
fldR → ldRifi(dim) → strM
これも fildRiのほうがスムースですね()。
Strf → Sitrf(dim) → sLdm
stDm → steDim(dim) → fldR
Fldm → Fildm(harfdim) → Strf
一応存在を知ったら
いちおう音がわかったらあとはレパートリーの中で身に付けた方が応用がききそうですね。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう!