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セカンダリードミナントをひいてみよう(6/12)key=B

今回で全体12keyの半分まできました。セカンダリードミナントの響きにもだいぶ馴染んできたように思います。進行感を強めるために用いられているセカンダリードミナントはそのkeyのスケールからつくられたコードに解決します。解決先はダイアトニックコードstrM sLdM fldR Strf Fldmになりますので、調性感をより一層強める役割も同時にはたしていると言えます。つまりセカンダリードミナントを通じてより一層keyの音を深く感じとることができる。アプローチの角度をかえることによってコードトーンがより鮮明になる。そのことを実感していただけるのではないかと思います。

この記事でわかること

  • key=Bのセカンダリードミナント
  • セカンダリードミナント5つを覚えるちいさな曲(key=B編)
  • 鍵盤図

key=Bの5つのセカンダリードミナント

セカンダリードミナントがなにか?は最初の記事でまとめています。

セカンダリードミナントをひいてみよう(1/12)key=C

どのkeyでも階名表示だと表現は変わりません。この5つの動きです。左側がセカンダリードミナント。右がダイアトニックコードになります。

lTrifi  → strM

sitrM → sLdm

sLdim → fldR

fildR → Strf

steDm → Fldm

楽譜・音

key=Bの小さな曲はこちらになります。

譜面にはついにダブルシャープがつくこととなっていますが単に表記上の問題ですのであまり気にせず実際にひくところは鍵盤図をご参照下さい。

鍵盤図

解決先とセットで表示します。次第に黒鍵が多くなりますが音階の位置さえ把握していればkeyによる違いは気にする必要はありません。指の動きを手クセでおぼえていきましょう。

1)lTrifi  → strM

lTrifi

strM

2)sitrM → sLdm

sitrM

sLdm

3)sLdim → fldR

sLdim

fldR

4)fildR → Strf

fildR

Strf

5)steDm → Fldm

steDm

Fldm

おつかれさまでした

セカンダリードミナントはスケール外の音を曲に入れる最初のテクニックになります。しかし調性感があいまいになるわけではありません。むしろダイアトニックコードへのつよい解決ですので安心感のある解決感が得られますね。それでは次回またお目にかかりましょう!

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みつるの音感がよくなるブログ

そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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