これまでコードについてすこしですが見てきました。多く見えたとしたらそれはだいたい全種類12keyでやっているからというだけのこと。それだけで数は単純に12倍になります()。実際のところ種類としてはダイアトニック、セカンダリードミナント、このくらいまでしかやっていません。全体の見取り図はすでにお見せしたとおりですのであせる必要はありません。じっくり取り組んでいきましょう。ところで、おぼえたことを定着させるのに一番いい方法は何だと思いますか?それは実際に「やってみること」。ここまで学んだ範囲で「ピアノえほん」の曲に伴奏をつけるのが今回の内容になります。
この記事でわかること
- コードづけをやってみると
- いつものコードをつかいましょう
- 次回はひさびさに歌う動画になります
こんな曲ができました
簡単な解説
イントロは大人しくメロディに合ったコードを少なめに。
3小節目strMをセカンダリードミナントsitrMに交換
4小節目ツーファイブワン
6小節目FldmをサブドミナントマイナーFledmに交換
おなじくfldRのlをleに交換
7小節目sLdmをセカンダリードミナントsLdimに交換
8小節目ツーファイブワン
解説は後付け
あまり考えずにこんなコードあったよなぐらいの感じでコードをあてはめていきました。なので解説は後付けです。そう考えながら作ったわけではありません。
音を選んでいけばOK
音を聞きながら違和感なく感じるコードをつけていけばOK。その時に「たしかこういうコードも使えたはず」くらいの知識があれば明らかに曲のバリエーションは増えることになります。使える可能性がある音を知っていることが大切ですね。理屈で説明できなくても何ら問題なし。説明できるよりもいい曲ができることのほうが重要だからです。
スケールでも同じ話が成り立つ?
おそらくスケールの知識も似たようなところがあると思います。コードにたいして「使えるスケール」というのを知っていればその分自由度のたかいメロディを選択することができます。音楽理論を曲を組み立てる手段だと思っていらっしゃるかたは多いと思います。でも僕はそうした回答を出す直接的な方法というよりは、材料の「バリエーション」を増やすような役割のものなのではないかと感じます。ひとつに決まる正解があるわけではありませんから。
楽しんで聞きましょう
なのでいわゆる「音楽理論」は現在自分の作る音に満足できているのであれば無理に「勉強しなければならない」というものでもないと僕は思います。基本的なコードがもしスラスラひけるようになっているなら、ほとんどの人にとっては音楽の知識としては十分なのではないでしょうか?。音楽理論を知らないから曲が作れない。確かに最初期はそのような状況もあります。でもある程度分かってきたら名曲に耳を傾けることも大切。楽曲そのものがなによりのお手本になってくれるはずだからです。
次回は?
作った伴奏をもとに「ピアノえほん」動画をつくらないとですね?やり方覚えてるかな()。それではまたブログでおめにかかりましょう!