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ストレスを感じるひとは絶対禁止–音感をよくする「みつる式」でダイアトニック「トレーニング」入門編(key=C)

みなさんの音感をよくするキーボードのひきかた「みつる式タッチタイピングピアノ」でダイアトニックコード(あとで説明しますね)のコードトーンアルペジオをひきます。以前ご紹介した内容をわかりやすく鍵盤図をつかって説明していきます。楽譜の知識は必要ありませんので「キーボードがはじめて」というかたも参加は可能。ただしタイトルにもあるとおりすこしでもストレスに感じるかたは絶対に《練習》はしないでください。前々から申し上げているとおりトレーニングのためのトレーニングでは音感は決してよくなりません。後ほどご説明しますがこれにははっきりした理由があります。音感がよくなるのは「いい曲を聞いた時」だけ。この記事で「トレーニング」とカッコ書きにしているのにはそういう訳があります。とりあえず参考程度にごらんいただいてご紹介する目的の説明をお読みいただければと思います。以前の記事でわかりにくかったと思われる点を中心に補足していきます。

この記事でわかること

  • ちょっと反省しました
  • 「みつる式タッチタイピングピアノ」とは
  • 音階とは
  • ダイアトニックコードとは
  • ダイアトトニックコードで音感がよくなる理由
  • キーは今回はC
  • コードトーンをひいていきましょう
  • 次回以降は黒鍵にチャレンジします

ダイアトニックがむずかしく感じるかたへ

とあるボーカル教室の動画。とても興味深い内容だったのですが、ダイアトニックのコードトーンアルペジオがおすすめの課題曲になっていました。毎日トレーニングしてほしいとのこと。でも曲がむずかしい。「練習曲」はやはり難しくかんじるのだと反省しました。この記事も同じような内容を取り上げていますが以前も申し上げたとおり「みつる式」でひくダイアトニックコードのコードトーンアルペジオは曲を覚えた結果「ひけるようになる」もの。なれていないかたがトレーニングして覚える内容ではありませんので「これを練習する」ことはしないでください。サークルオブフィフスの記事3本ですべての調が扱えるようになりましたので、僕たちは他の調にもチャレンジできます。そこですでにkey=Cですこし音をおぼえたかた・ひけるようになったかたが他調でひくときの解説を目的としてこの記事をスタートさせています。

「練習曲」で音感がよくならない理由

曲を聞いていただいてどうだったでしょうか?覚えられますか?無理ですよね。僕はこれを練習用に書いたわけではありません。説明用です。だから《練習》する必要はないと考えています。トレーニングのための練習曲が音感をよくするのに役に立たない理由。そればずばり「おぼえられない」からです。自然とおぼえたくなってしまうような「名曲・すてきな曲」のメロディをおぼえて歌うことで音感をよくしていきましょう。「みつる式」は練習曲ではなく自然とひきたくなるような「名曲・すてきな曲のメロディ」をひくために考案したものです。なので今回はダイアトニックコードの説明がたまたま曲だったと思ってひいてみる企画。くれぐれもくりかえし練習するようなことはしないでくださいね。

「みつる式タッチタイピングピアノ」とは

このブログで「みなさんの音感がよくなるひきかた」としておすすめしている方法です。特殊な方法はなにもつかわない簡単なもの。おすすめしている理由ですが

  • シンプルで「ひきかた」をすぐにおぼえられる
  • 「メロディを覚える」ときにバツグンの効果
  • どの調(曲の高さのこと)にも応用がきく

言葉で説明すると。

「つかうのは右手4本指だけ。手の形はいつも同じ。同じ音はいつも同じ指でひきます。」

つかう指ですが図のようになります。 アルファベットには理由があります。くわしくはこちら。

それでは鍵盤図を見てください。

親指 Do

人差指 Re

中指 Mi

薬指 Fa

ここまでひいたら指のかたちはそのまま。手を右に平行移動させます。

親指 So

人差指 La

中指 Ti

薬指 Do

音階とは

いまひいた白鍵Do Re Mi Fa So La Ti Doが音階になります。Doは共通ですので7音でできています。

ダイアトニックコードとは

コード(和音のことです)をつくるためには同時に音をならしますが、ちかすぎるとにごってしまいます。ちょうどいいのが音階をひとつ飛ばしにして音を重ねること。すると先頭になれる音が7つありますから7種類のコードができます。音階に対して7つ。これがダイアトニックコードです。

ダイアトニックコードで音感がよくなる理由

音感とは飛び飛びの高さの音(それぞれの高さは「周波数」という物理学の用語であらわされる数値で定められています)を感じとるちからのこと。決まった高さの音をはっきり感じ取れるようになると音感がよくなったと言えます。ダイアトニックコードは音階のなかの音からつくられています。しかもとびとびの音で構成されています。よってダイアトニックをなぞっていくことは音階を聞き取る音感をよくしてくれます。そのうえダイアトニックコードは曲の基本を構成する和音。一般的なポップソングならどんな曲の伴奏もダイアトニックコードを基本にその変化形として説明することができます。なのでダイアトニックコードの音を聞くことでハーモニーの感覚もみにつけることができます。これから見る7つのメロディ。もし歌ってストレスを感じないなら音感が「みについている」証拠。ただしストレスを感じるようなら時期尚早。「曲」にもどりましょう。あせる必要はまったくありません。音はけっして変化しませんので徐々になれていけばOKです。

主音はC

今回の音階は図に示した通り白鍵のところ。Do Re Mi Fa So La TiはCDEFGABになります。この7音から構成される和音をメロディとしてアルペジオで(ばらばらに)たどっていきます。それではやっていきましょう。

ダイアトニックコード1 Do Mi So Ti

はじめてですので指の図をつかってゆっくりとていねいにやっていきます。最初はDo Mi So Ti。まずはDo Mi です。

つぎはSo Ti になります。

ダイアトニックコード2 Re Fa La Do

うまくひけましたか?次のコードはRe Fa La Doです。まずはRe Faから。

つぎはRe Fa La DoののこりふたつLa Doです。

ダイアトニックコード3 Mi So Ti Re

つぎのコードはMi So Ti Reです。まずはMiから。このポジションでひくのはMiひとつだけです。

つぎはMi So Ti ReのSo Ti 。ポジションがかわってSo Tiこれはさっきもやりましたね。

つぎはMi So Ti ReのRe 。ポジションが上にいってReひとつだけをひきます。

ダイアトニックコード4 Fa La Do Mi

つぎのコードはFa La Do Mi。Fa とLaは単独。Do Miが一体になります。まずはFaから。

つぎはFa La Do MiのLa。

つぎはFa La Do MiのDo Mi。Do でおわってつぎの音がない場合は薬指でひいてもOKですが、つぎの音がある場合その基準になるのはDoの位置。なので音が続く場合は親指でひくようにします。

ダイアトニックコード5 So Ti Re Fa

つぎのコードはSo Ti Re Fa。So TiもRe Faももうひきましたね。ただしRe Faは今回は一段高くなります。まずはSo Ti。

つぎはSo Ti Re FaのRe Fa。

ダイアトニックコード6 La Do Mi So

つぎのコードはLa Do Mi So。La とDo MiとSoの3ポジションにわかれます。まずはLa。

つぎはLa Do Mi SoのDo Mi。

つぎはLa Do Mi SoのSo。以上でLa Do Mi Soが終了。

ダイアトニックコード7 Ti Re Fa La

いよいよダイアトニック最後のコードになりました。TiとRe Fa とLaの3つに分かれます。まずはTi。

つぎはTi Re Fa La のRe Fa。

つぎはTi Re Fa LaのLa。

おつかれさまでした。メロディでひくとダイアトニックコードの構成音はこんな感じ。以上でCのダイアトニックは終了です。なぜこんなに細かくやったかというと、これさえ覚えてしまえばまったく同じ指のつかいかたで12key(調)すべてのダイアトニックコードがひけるからです。

ほかのkeyのダイアトニックコード

くわしくは次回以降やっていきますがちょっとだけ次の図を見てください。key=F#またはGbという黒鍵全部を使うkeyになります。真ん中の段がDo Re Mi Fa So La Ti の音階になります。上段と下段は今回は使いません。中央だけを見てください。

一見おそろしげですが、Do Re Miって書いてありますよね。「みつる式」は同じ音には同じ指を使いますから位置さえ分かってしまえばひけるはず。そのためにはまず親指がどこか。つまりこのkeyでDoとSoはどこかをつかんでください。色がかわる先頭がそれです。あとはパターンのかたち。その形にゆびを鍵盤にのせてください。コツとしては指をのばして「ひく」のではなくかたちをたもった手全体を一度のせる感じ。ひとつひとつの音は手をのせた後に音をだすゆびをそこだけ「下ろす」感じです。そうやってひくと黒鍵もじつはkey=Cのときとそれほどおおきくかわらないということに気づいていただけると思います。

次回からは黒鍵にチャレンジ

本ブログはトレーニングのためのトレーニングは必要ないと考えています。なのでこれからする話はひととおりみにつけたかた限定の話としてお聞きいただきたいのですが、大人のピアノですから状況によっては長時間ピアノにさわれないときもあります。それもストレスですよね。そんなときはちょっとこのフレーズをひいてみることで音感をキープできるだけでなく、こころの平穏が得られる。そんな効果があるのは確かだと思います。すでにみについているのであれば習慣化するのはよいこと。さて、この記事は次回から別のキーにチャレンジしていきます。よろしければまたおこしください。次回もおたのしみに。

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みつるの音感がよくなるブログ

そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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