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「カラオケの音程がよくなる曲」はリズム感も鍛えてくれることが判明しました

前回カラオケで高得点をとることを目標に女声の音域にあわせた階名唱のちいさな曲をつくりました。曲のキーは半音ずつクロマティックに上がっていきますが最高音はC5で固定です。そのため折り返すまでがどんどん短くなっていきます。このことによって何が起きるか?ですが、小節の最初の音もkeyがあがるごとに変わっていきます。こういうとき何に注意をむけるとうまくメロディが歌えるのか?音程のあがりさがりに惑わされずにリズムをキープするコツがあります。キーボードでひいていて発見したのでこの記事ではそれを共有していきたいと思います。基本的には歌うための曲ですがピアノでひいても狭い範囲(1オクターブと半音3つ)の音程のなかで12keyの音階の練習ができますのでぜひトライしてみてください。

この記事でわかること

  • こんな曲でした。ひいてみると…
  • ひくために必要なことは?
  • ゆびづかいについて
  • リズムをキープするコツは「これ」

こんな曲でした

前回記事はこちらになります。

ひいてみると意外と難しいとおもいます。理由は二つで

  • 音階をなぞっていくことがむずかしい(どのキーを押すのかまよう)
  • どこで手をシフトする(ポジションをかえる)かまよう

12keyの音階についてはこちらの記事を参考にまずは音域の制限なしでぐるぐるとひいてみてください。おぼえると言うより「なれる」感覚でやっていただくといいと思います。

2番目のゆびづかいに関しては「みつる式」でひいていただければOKなのですがdについては親指と薬指の二通りの選択肢があるのでどちらにしたらいいのか迷われるかたもいらっしゃるかもしれません。ここで大切なのはいつも同じひきかたにすること。毎回変えていては安定しません。そこで一例として僕のひきかたをお示ししたいと思います。音階の最後と最初のdは親指でひいています。上行中に出てくるdは薬指。下行中のdは親指。ルールは基本的にはそれだけです。歌詞のdrmに追記しておきます。今回は数字を使って親指=1・人差指=2・中指=3・薬指=4で表示しました。ピアノの指番号と同じですが「みつる式」の場合は階名によって使う指は決まっていますので「念のため」の表示になります。

指番号つき楽譜

こちらになります。

前回の階名唱のバージョンはこちらになります。

《2023/6/12追記 音源追加でさしかえました》

リズムをキープするコツ

始まりはdですが音階の折り返す音はkeyによってかわります。よって音階は一様ではありません。音階の音を聞きすぎてしまうとリズムがキープできません。音高にまどわされることなく一定のテンポで進んでいく必要があります。そのためのコツは小節の1拍めを強調して演奏することです。譜面にもアクセント記号を入れてみました。1拍目の音の高さが何であっても「強く」演奏してみてください。そこが起点になってリズムをキープすることかできます。

いかがだったでしょうか?

階名で歌いながらキーボードをひいていただくと音感とリズム感がきたえられます。今回は女声バージョンですので出ない場合ば上のほうは心の中でうたってみてください。男声バージョンは次の機会につくりたいとおもいます。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう!

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みつるの音感がよくなるブログ

そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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