iPad用の音楽アプリにGrid Instrumentというのがあるのですがそれをいじっていたら何やらギターの教本で見たパターンが。それで指板の意味が突然理解できました。 (できたような気がする。)たぶんいまならどこから弾き始めてもメジャースケールがすらすらひけるんじゃないか。その勢いでギター指板の秘密(でもなんでもないですが)。みなさんと共有したいとおもいます。
この記事でわかること
- Grid Instrumentとはどんなアプリ?
- launchpadのiOS版
- グリッドを見てみると
- 配列が見なれているのは
めちゃかっこいい楽器
みなさんはこういう楽器みたことありませんか?僕もいつかは欲しいなと思っているんです。
novation のLaunchpadですね。
鍵盤のようにキーに音がアサインされてひけたりします。演奏動画のかっこよさにはやられました。
それで同じようマトリクスがキーボードになっているものがiPadにないかとさがしたらありました。ホントiPadなんでもありますね。シーケンス機能はないのでまあ雰囲気だけですw。
早速遊んでいたんですがスクショはこんな感じです。これがデフォルトの画面なんですがじっとみてるとなにか見えてきませんか?そうですギターと一部配列が一緒なんですよね。
パターンが見つけやすいようにシートにして範囲をひろげてみました。とりあえずkey=Cのdrmfsltにブルーのマークをつけていきます。ルートのdが少しだけ濃い青になっています。
このデフォルトのマトリクスですが上の段に上がると半音5つ音が高くなります。なのでd(c)の上はf(F)になっています。こうすると非常にタイトな幅のなかでdrmが奏でられます。画像で示した範囲だと高い方にずれているのはF2の段からB2の段とF5の段からB5の段のところだけ。6半音の範囲に入っていればokとするとB-1からA5までがおさまってしまうことになります。だからギターの弦も音域を稼ぐために基本的にはおなじような張り方をしています。ただしギターの標準チューニングにはちょっと違いがあります。開放弦の位置はマトリクス上では次の図のようになっています
ギターの弾き方のコツ
つまりどうするかというと…。
1)マトリクスの図を頭にいれておく。この図のdrmfsltは3弦から6弦までの4本ならどのフレットからdrmfsltのどの音で弾き始めても成立する。覚え方としては同じ形のものが2+2+3段で1列右にずれるという感じですね。
2)ただし弦が残り2本になって1弦2弦に音が上がるときは頭の中のマトリクスに示されたポジションをひとつ右にずらしてひく。
3)以上
いかがでしたか?
実はギターを買った当時すこしスケール練習をしていたのでマトリクスの図にそって指はうごきます。でもその意味がわかっていなかったですね。当時は音感も今よりは貧弱でしたし。今回は音と形が結びつきました。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう!
<24/3/4追記>
指板全体の音名を覚える簡単な方法を見つけたので記事にしました。よろしければこちらもご覧ください。