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いま鳴っているコードで使える「スケール」は?曲に楽器の音をくわえる方法

  • 2024年2月13日
  • 2024年2月15日
  • 作曲

ポップソングの歌メロが最初にあって、それはみんなに覚えてもらうために基本は音階(白鍵)の音。そこにコードを付けるのは和音博士などのアシストがあれば比較的たやすい作業でした。このときコードの方には少し音階外の音が入ってきていましたね。「セカンダリードミナント」などですが、定番進行の丸サ進行がいい例です。歌は音階内でも、伴奏で曲の空間がちょっと広がる。メロディとコードにはそんな役割分担がありました。こんなかたちでとりあえず歌メロへのコード付けまでが終わったとします。さて今度はいよいよ「楽器」の演奏の追加。楽器ですから細かい音程変化や速いフレーズもOK。インパクト重視。覚えて歌ってもらう必要もありませんから、歌メロより、はるかに自由です。でも、もし楽器のフレーズがコードや音階の音「だけ」だったとしたらちょっと物足りないかもしれないですね。できればもっと活躍したい。なにかうまい方法はないでしょうか?ここで登場するのがいま鳴っているコードでつかえる「スケール」の音を使ってみるという考え方です。今回はイントロとして、全体の雰囲気をつかんでいただければと思います。

この記事でわかること

  • わからない音はなくなった
  • 「スケールも」音階
  • スケールがわかるアプリ
  • スケールがわかる書籍

おかげさまで黒鍵の音がだいぶわかるようになりました

なんのためにわかるようになろうとしているかというと、細かい楽器のフレーズを聞き取るためです。もちろんまだ全然できない()ですので、DAWの助けもかりて気長にとりくみたいと思います。原理的には12音わかるようになれば、わからない音はないはずですから気楽にいきたいですね。

レベルがめちゃめちゃあがります

ここまでくるとプロの領域?「スケール」とカタカナで書いたとき、ただの音階とは違う意味をおびる感じがしますが、「スケール」がアドリブソロの基礎というイメージがあるからではないでしょうか?あくまで個人の感想です()。ここでの「スケール」は「鳴っているコードの音をぜんぶ含んだ<音階>」ということになります。一つのコードに対して複数あり得ます。

スケールがわかるアプリ

あらたにアプリを覚える必要はありません。コードでつかえるスケールがわかるのはこのブログにもよく登場している「スケーラー2」です。他にはみつかりませんでした。構成音からの逆引きでコードネームがわかるものはありますが、一般的な需要はそのあたりまでのようです。

<24/2/13追記>

すごい無料Webアプリみつけました!ギター指板に入力なのですがついでにギターコードも覚えられると思えばOKでしょう。活用させていただこうと思います。
https://o-to.khufrudamonotes.com/o-to-reverse-lookup-fingerboard

とおもったら、鍵盤版もありました()。

https://o-to.khufrudamonotes.com/o-to-modal-interchange

Yoshito Kimuraさんありがとうございます!

スケーラー2でコードで使えるスケールを探すには

コードを選んで右クリックでメニューを開きExplore Scalesをポイントすると、12の中からスケールのルートを選ばされます。ルートを選ぶと該当するスケールがずらっとでてきます。例えば、key=CのsDm(Cmaj)に対して、ルートAを選ぶと、A Minor Blues Hexatonic Scaleがあらわれます。(このスケールはまた後で登場します。)

おすすめ書籍1:「聴くだけスケール入門」

スケーラーは知ってるスケールを全部出してくるので、初心者はどれから学んだらいいのかわからないですね。そんな時は書籍。ずっと昔に買って眠らせておいたこちらが日の目を見るときがきました。音声解説がメインなので、分かりやすいはずです。最大のネックはDVD?

例えば、CMaj7に対しては、スケールはCアイオニアン・四抜き音階・Aブルーススケール(先ほどみたA Minor Blues Hexatonic Scaleがこれです)・Eブルーススケール・Cリディアン・Eハーモニックマイナー・Bブルーススケールが列挙されています。鍵盤図もついていますので音を出してみるのに便利。

おすすめ書籍2:「ピアニストのためのスケールソロ・フレーズ」

しかし、「知る」ことと「使えるようになる」ことはまた別。先ほどの本は実際にどう使うか?に関しては、読者にまかせている部分が大きいです。そのすきまを埋めてくれる情報が必要。そこでスケールを具体的なフレーズにしてくださっているこちらの本がおすすめです。アンリミで読み放題にもなってますね。こちらは音が出版社のサイトからDLできるので安心です。

いかがだったでしょうか?

黒鍵の音が聞こえるようになったらチャレンジしようとおもっていたこと、でしたがやはりレベルの高い内容ですね。さすがに今回はコードのときのようにひとつのアプリ(和音博士)で理解を進めるという訳にはいきません。音感の超弱かった以前の自分は入り口にすら立てなかったと記憶していますがようやく戻ってこれました()。しかし、あらためて思ったのですがこれ全部をマスターしようとする必要はまったくないですね。自分の気に入ったフレーズを理解するところからはじめれば十分。最終的にも自作曲に使うものさえうまく操れるようになればいいわけですから。そう考えればめちゃめちゃ気楽です。楽曲のクオリティが上がったらラッキーくらいの感じで()取り組んでいきたいと思います。成果をご報告できる日を楽しみに。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう。

<参考リンク>

定番「丸サ進行」はこちらの記事でどうぞ

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そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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