ちょうど同じ日にふたつ見つけたので、ご紹介します。方向性は全く違いますが、それぞれにとても重要なコンセプトが含まれているので、自分でも参考にしたいと思います。
この記事でわかること
- 作曲にまつわる二つの動画
- それぞれに重要な二つのコンセプト
早速動画ご紹介します
ひとつめは、ギターの弾き語り初心者向け作曲講座です。以前ご紹介した「ロードマップ」の作曲編ともいうべき内容ですが、弾き語りをはじめたばかりでも「だれでも作曲ができる」というシンプルな方法になります。具体的なやりかたがサンプルとして示されているので、イメージがつかみやすいと思います。作曲に興味のある方はぜひ「きっかけ」としてどうぞ。内容をみていただくとわかるのですが、作曲AIのSunoに歌詞を用意する場面での、「文字数」に関しての考え方もこの動画で理解することができます。
Sunoについてのぼくの過去記事はこちらです
2本目の動画はこちら
最速でプロになりたいなら、最初から作曲しては「いけない」という内容。最初に何をやるべきか詳しくは内容のとおりですが、「遠回り」を防ぐためには頭に入れておきたい内容だと思います。
レーベルリリースについては具体的な知識がないので、これから調べたいと思いますが、特定のジャンルでクオリティの高い楽曲を作るならリサーチ・スキルのコピー・リファレンスの活用は外せない手法だと思います。チュートリアルの数はDAW選びにも直接関係してきますね。
初期衝動の上手な着地のさせかた
曲を作りたいと思うきっかけは、おそらく何かの曲をきいたことだとおもいますが、そのときに感じたやってみたいという「初期衝動」がとても大切だと思います。したがって、第一段階としてはクオリティにこだわらずに1曲目を作って形にしてみるという作業は必要に思います。
プロの作曲は?
プロの作曲は需要のあるものを作るということですから、自分の作りたいものをつくるだけでは意味がありません。ジャンルの音楽をいくつも作っているうちに、次第に自分の曲のカラーとして形成されるのがオリジナリティ、という考え方にはうなずけるものがあります。
いかがだったでしょうか?
需要がプラットフォーマーによって喚起されていくしくみというのは動画をアップロードした経験のある方ならどなたでも体感できることだと思います。その点からも既視感のある楽曲づくりから出発することには合理性があります。自分のスキルアップも兼ねているからです。公開すれば需要の有無についてはすぐに結果が出ますから、反応を見極めながら「自分のやりたいこと」に近づいていくイメージになると思います。もちろん音や楽曲のクオリティがジャンルの基準に達していることが条件なのは言うまでもありません。「自分のやりたいこと」をやって成功しているアーティストが見つかるのが最高の幸運かもしれないですね。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう。
<24/7/31追記>
受験勉強対策の動画ですが、「ボリュームのある困難な学習対象に対して成果を出していく」という観点からは<基本となる取り組み方>がとても参考になるので、もう一つ今日見つけた動画をご紹介します。作曲も上手く行かないことが多いですが、「全く気にする必要がない」ということがわかります。個人的には見ると元気の出る動画です()