音感が良くなったことを実感するのはオクターブ違いが全く同じ階名で聞こえるときです。言葉にするのは非常に難しいのですが、不思議なことに音感が身につくと、オクターブが違っても同じ階名の音は「同じもの」としてラベリングされて聞こえます。単に音の高さではなく、私たちが学習した音の意味を聞き取っている結果ではないか?と感じます。ここ1年ほどで習得した能力なので、自分でもまだ慣れずどこか不思議な感じですが、この感覚を取得していることは、以前ご紹介したFETのアプリ(記事末にリンクをはります)で客観的に確認することができます。その結果どうなるか?というと、どんなメロディもsltd+drmfの1オクターブの範囲で弾くことができるようになります。たとえば、コードトーンアルペジオも、最初と最後の音を同じ音でひけば1オクターブの範囲に収まりますが、これを違和感なく演奏できるようになります。今回はこのコードトーンアルペジオをkey=Cで譜面にしてみました。
この記事でわかること
ダイアトニックコードトーンアルペジオのひきかた
37鍵キーボードでの両手びき
両手びきにチャレンジ
右手を1オクターブでひけるということは、37鍵盤のミニキーボードで、コードを付けて両手で12keyでひけるという事です。そこで今回は左手のダイアトニックコードもつけてみました。これまで、右手でコードトーンアルペジオ、左手でダイアトニックコードをひけるようになっているかたのまとめになります。ほとんどのポップスはここからわずかな音の違いで成立していますので、実際の曲を弾く場合にも基準の役目を果たしてくれると思います。
いかがだったでしょうか?
いつも申し上げていますがこれを「練習」するのではなく確認用にお使いください。頭の中の音と階名が結びついていれば、ミスタッチはおこりません。ひくのに抵抗がある方は練習することはしないで、本日のアルペジオ(右手)と本日のコード(左手)をそれぞれマスターしてから合わせてみて下さい。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう。
アルペジオ(右手)
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https://4fingermusic.com/category/pianochords/todays_arppegio
まとめ記事
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まとめ記事
譜例はCだけですが12key分やっていただくと、音感も非常に良くなります。同じ音に違う意味をあたえてその意味を聞きとる、ということが非常に音感を良くするように感じています。
無料アプリFETについてはこちらをご参照ください