エコって()完全にアウトオヴデイト。もう誰もつかってないw。ただあらためて眺めてみて僕のオススメする押さえ方ですが「超省エネ」なのは間違いありません。ふたつ覚えればあとの4つは指1本しか動かさずにひけます。それも動かす先は隣の鍵盤!うたいながらひくという新手法も取り入れましたが歌うのはコードのルート音かつ階名。しかもdrm順です。(drmはDo Re Miの略。単純にドレミを言いかえているとご理解ください。)これってめっちゃ覚えやすくないですか?
この記事でわかること
- 完全にはじめてのひとが最初におぼえるおぼえかた
- 7つのコード
- 説明のしかたは?
実は決まった指はありません
右手は決まった指で押し通していますがそれはメロディを覚えるため。左手のコードは最初から同じ指でいろんなキーをおさえますよとご説明していました。理由は複数の音を同時に出さないといけないからですね。
でももうちょっとこの話を掘り下げるとするとコードの押さえ方に決まった指ってない、というのはタイミングの問題だけではない和音の本質にかかわってくることなのです。前にどんな和音が鳴っていたかによって入れ替わる音は変わってきます。変わらない音はおさえっぱなし。変わる音の指を変えるのが自然。つまりどうおさえるかは前のコード次第ということになります。そしてこの「どう音が入れ替わるか」がハーモニーのキモ。曲をかたちづくる本質と言っていいと思います。
そうは言ってもぜんぜん知らない人が最初にコードのカタチを覚えるその覚え方はあってしかるべきですよね。今回はあらためて説明用に考えてみました。なおこの説明はどのkeyでもおなじようにつかえるものになっています。1つ説明すれば12説明したのと同じことになる。逆に言うと1つ理解すれば12理解したのと同じことになる。僕が階名を使っている理由です。そして今回指使いもよりわかりやすくおぼえやすいものに見直しました。(直す必要があったのは一か所だけですけどねw。)
おすすめする手順
おすすめの手順はこちらになります。drm順がやはりわかりやすいと思います。
準備1.最初にfからfの音階をひく drmf f sltd の順
一例(key=C)ですがこんな風です。参考記事最後にリンクします。
準備2.次に小指をfにセット 一音飛ばしで fldm をひく
準備3.次に小指をfのとなりのsにセット 一音飛ばしで strf をひく
以上で使う音はすべて登場 鍵盤上でfsltdrmfの位置をひとしきり確認します。時間は十分にかけてかまいません。ここまでが準備ですね。
1.Doの和音stDmをひく
fldmからスタートするのがわかりやすいとおもいます。fldmとひいて小指f 中指lをそれぞれ音階の右どなりの音に移動させます。指はかえません。小指f→s 中指l→t です。これでstDmがひけたはずです。「Do~」とDoの音をうたいながらstDmをおさえてください。
2.Reの和音fldRをひく
ここからがむちゃくちゃかんたんになります。セットしたコードから動かす指は1本または0本になるからです。
fldmと指をおいたら親指mを左どなりのrに移動します。親指r←親指m です。fldRがひけました。
「Re~」とReの音をうたいながらfldRをおさえてください。
3.Miの和音strMをひく
セットする和音はstrfにかわります。
strfと指をおいたら親指fを左どなりのmに移動します。親指m←親指f です。strMがひけました。
「Mi~」とMiの音をうたいながらstrMをおさえてください。
m←fの親指の移動は音階でとなりなだけでなく「鍵盤もとなり」になりますがこの1か所だけです。例外としておぼえておくといいと思います。このほかの「音階でとなり」ではすべて間にひとつ鍵盤がはさまっています。
4.Faの和音Fldmをひく
そのままfldmです。
「Fa~」とFaの音をうたいながらFldmをおさえてください。
5.Soの和音Strfをひく
そのままstrfです。
「So~」とSoの音をうたいながらStrfをおさえてください。
6.Laの和音sLdmをひく
セットする和音はfldmにかわります。
fldmと指をおいたら小指のfをおさえるのをやめかわりに右どなりの薬指のsをおさえます。小指f→薬指s です。sLdRがひけました。
「La~」とLaの音をうたいながらsLdRをおさえてください。
7.Tiの和音lTrfをひく
セットする和音はstrfにかわります。
strfと指をおいたら小指のsをおさえるのをやめかわりに右どなりの薬指のlをおさえます。小指s→薬指l です。lTrfがひけました。
「Ti~」とTiの音をうたいながらlTrfをおさえてください。
インスタグラムでは
もう投稿をはじめちゃったんですが()こんな図をつけています。ブルーの部分がfからfの音階部分。この中で全部のコードを表現します(予定です。たぶんだいじょうぶなはず。ちなみにfiとかのfaの変化形まではセーフです)。
押さえ方のコツ みたいなカードをもう1枚付けた方がよさそうですね。
いかがだったでしょうか ?
カードはつくりつつ投稿していきます。このブログの読者のみなさまには基本的には既出の話だったと思いますがひとつ絶対やったほうがいいことがあります。かならず声に出してルート音を歌いながらコードをおさえてください。コードの音の聞こえ方がまったく変わってきます。インスタグラムへの投稿も続けていきますのでよろしければお付き合いください。たぶん途中でコードの理解が深まったのを実感されると思います。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう。
<参考記事>
左手で音階を見つける方法はこちら。
それからなぜ3和音を教えないのかについてはこちらにまとめました。