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テンションノートひいてみよう!(アボイドノートも確認しよう)

ダイアトニックコードのひきかた次第に固まってきましたね。前回の記事では「いまの考えかた」ということで一旦図解しました。図を見ていたら「すきま」の部分に入るのがテンションということを思い出しました。図をテンションに拡張するのは簡単にできます。以前アボイドノートについては動画を作りました。当時は歌うキーボードのうで試しだったのですが、それから時間がたって僕たちはもう「ダイアトニックコード」がひけるようになっている。ならば自分で音を確認することもできる。当時とコードのフォームがちがいますので、新たに図解しました。今回は譜面で音も作ってありますのでよろしければお聞きください。

この記事でわかること

  • ダイアトニックコードのテンション
  • アボイドノートとは?
  • コードをおさえながら
  • ちいさな曲のメロディtensionでした
  • 自由にひいてみてください

ひけるところまできました

ちょっと感慨深いですね。当時は右手だけでノープランでしたがいろいろ調べたり考えたりしているうちにここまでたどりつきました。まずは画像をご覧ください。

音階順のコードの少し高い位置にテンション・アボイドを示しました。おとはすべて音階上の音。key=Cなら白鍵になるところです。紫がテンション・赤がアボイドです。

テンションノートとは

コードでつかっていない隙間になっている音です。使っていない音ですので1オクターブ上にあげるとコードの響きを拡張してくれる可能性があります。

アボイドノートとは

テンションのうちコードのと不協和を生じてしまう音がアボイドになります。コードの音と13半音の距離にあるときなどがこれにあたります。すべて音階内の音(key=Cなら白鍵のみ)でひいていても不協和になるのはこのアボイドノートが原因です。

ちいさな曲をつくりました

こちらになります。音を聞いてみて下さい。きれいにひびくテンションを聞いていただいた後、アボイドノートを短く4回鳴らしています。

偶然ですが

こちらの曲、出だしがlTrfのテンションmを使っていることに気づきました。作った時には全く意識していませんでした。

でも知識として知っていたことが無意識に反映された可能性はあります。音楽の知識は知らなければやってみようとも思わないことも多いですから「知っている」ことは単純に選択の可能性を広げてくれます。こちらの曲はこの記事で聞けます。

使ってはいけない音ではありません

アボイドノートは小節の頭でコードといっしょに長押しするような目立つ使い方さえしなければ、使ってはいけない音ではありません。すべて音階内の音をつかっていてもこういう不協和がおきるということさえあらかじめ知っていれば衝突を回避してうまく曲に取り入れることができると思います。ぜひコードを鳴らしながら自由に弾いてみて下さい。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう!

ご参考<23/2/9追記>

以前drmでうたってもらったアボイドノートの記事。リンクをはるのを忘れていました。こちらの記事になります。よろしければどうぞ。

音楽理論のアボイドノートを音感をよくするDo Re Miでうたってみました

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そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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