昨日「ミスタッチ選手権」を開催しました。なぜまちがえるのか考察したのですがそのあとミスタッチを連発するようになってしまいました()。「これはいけない」ということでリハビリ用にちいさな曲をつくってみました。題して「sをおぼえるソング」。12key分あって左手は引き続き同じダイアトニックコードが4度進行しますのでおさらいになるかとおもいます。なれていないかたはまず右手でためしてみてください。
この記事でわかること
- s をおぼえる曲はこんな曲
- 左手に新しいコードその目的は
- 左手の押さえかたの鍵盤図がんばって制作中です
まちがいを覚える
オソロシイですね~。わざとだったのですがまちがえると本当にまちがえるようになってしまいます。メロディをひくときは一発目から正しくひいてそれ以外はひかないようにするのが最大のコツだとあらためて思いました。動画のお手本はどこをおさえるか見てわかりますからその点いいですね。楽譜を見て音を探るようなことを繰り返しているとすぐわけがわからなくなります。このブログでも楽譜はつけていますがあくまで参考。ぜひ自分の頭の中の音と階名そして指の感覚をたよりにしてください。なにをするか一度わかったら譜面を見る必要はないです。くれぐれも「まちがいを練習」しないようにしてください。
s をおぼえる曲
こんな曲になりました。
dからsは音階の中では最大の跳躍。それぞれのホームポジションで親指が担当する音になっています。dはスタート地点ですのでsさえ見失わなければだいじょうぶ。dを基準に高い方と低い方のsを登場させた曲になっています。よろしければお使いください。できればみつる式でひいていただきたいのでまだのかたはこちらの記事をご参考になってください。
ピアノも《ホームポジション》の考えかたでかんたんにメロディがひけるようになる「みつる式タッチタイピングピアノ」│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)
12keyのひきかたはこちらになります
サークル・オブ・フィフスを一番理解しやすい「みつる式タッチタイピングピアノ」でひいてみよう│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)
左手はおさらい+1になっています
左手のコードは毎回、基本的にはおなじです。ルートで書くとFTMLRSD。コードで書くとFldr lTrf strM sLdm fldR Strf stDm です。今回はループするようにつなぎになるコードを最後にひとつ足してあります。
つなぎのコード
ループさせるために付け加えたつなぎのコードはsteDfです。key=Cのとき C7sus4 /Gですがコードネームは気にしなくてけっこうです。steDfですべてあらわされていますから。フワンと持ち上がってFldrにつながる感じを味わっていただけたらいいなと思います。
メロディのかきかた
専門家にはおこられそうですが、こんなふうに全部8分音符とか16分音符にしておくとリズムがとりやすいですよ。ステップシーケンサーという楽器があるのですが似たようなマトリクスになっています。音がでるところでONにすればよいので初心者にはおすすめの方法だと思います。やりかたについてくわしくはあらためて記事にしますね。
鍵盤図公開しました《2023/1/16追記》
今回は音階のdrmfsltd表記。スケールにホームポジション。コードにルートを表示しました。鍵盤だけのキャプチャーより見やすくなったと思います。
1key=C
2key=G
3key=D
4key=A
5key=E
6key=B
7key=F#/Gb
8key=Db
9key=Ab
10key=Eb
11key=Bb
12key=F
おつかれさまでした
すこしsになじんでいただけましたでしょうか。keyのルートdを見た時にsがイメージできるようになっていればカンペキだと思います。なおまちがいについて熱く語ってしまった昨日の記事はこちらです。
ピアノミスタッチ選手権まちがいやすいキーはどれ?│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)
それではまたお目にかかりましょう!
《2023/01/17追記》
移調した先でDo Re Miがまだすぐにわからないというかた。よろしければかんたんに音階がわかるテンプレートをお使いください。こちらの記事で無料配布しています。