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ピアノコード4度進行が(手)クセになる理由がわかりました!

以前「みつる式」でサークルオブフィフスの全周をメロディでひいて完走したときのことをおぼえていますか?あの時は音階drmfsltdの8音のうち4音は同じ音を使って次の音階に進んでいきました。今回4度進行でつくった「ちいさな曲」左手でひいていたら同じような現象に遭遇。あらたに画像をおこしてみましたのでどうぞご一緒にご確認ください。keyはたまたま練習していたAbです()。

この記事でわかること

  • 「今回の気づき」のツイートは?
  • 同じ現象がコードでも起こっている
  • 重なっているのは?
  • Abでご確認ください
  • 慣れれば安定するのは理由がありました

コツコツ試していて気づきました

こんなツイートです

key=Abでご説明します

図がまだこのAbのkeyしかできていません。(ちょうど練習していたのがAbでした。Aからは1オクターブ下に行きますので、全keyのなかで一番高いコードになっています。)見なれないカタチだと思いますが構えずについてきてください。それではいってみましょう!

4度進行とは?

このブログでは度数についてまだくわしく説明していません。サークルオブフィフスの右回転の方向(d→s)が5度上。左回転の方向(d→f)が4度上とだけ知っておいていだだければ十分です。

進行を見てみましょう

t m l r s d fの順になります。サークルオブフィフスにくらべて輪があっさりと閉じる印象がありますが、音階の全12音の中から7音だけでコードをつくっているからですね。

Abの音階は?

こんな感じになります。黒鍵はつかいますがdrmfsltしか出てきません。だからけっしてむずかしいわけではありません。慣れ(見た回数)の問題だと思います。違和感は単に白鍵ドレミの10000分の1も見ていないため。気にせず進みましょう。

コードを見ていきます_ホームポジションstDm

stDm

今回ルート音は赤丸でかこってあります。おさえるときには小ゆびもつかいます。

s 小ゆび(小) t中ゆび(中) d人差ゆび(人) mおやゆび(親)

最初はlTrf

lTrf

ゆびづかいは手の大きさにも個人差があるので基本的にはおまかせします。ひきやすいと感じるゆびをお使いください。僕は次を考えると

l薬 t中 r人 f親 がいいとおもいました。

以下「僕(手の小さい人)にとって」ということで読んでいただければとおもいます。

2strM

ルート音が4度進行しました。Tの次はMです。ほかの音はそのルート音からひとつとばしで積み上げて3つ。でもこのコードの説明だと僕はおぼえられない()ので「かたち」でいきたいとおもいます。

こんなふうになります。

strM

s小 l中 r人 M親

比較しやすいようにもう一度lTrfとならべますね。

これが

lTrf
strM

こうなります。中の2音trはキープ。外側の2音がうごきましたね。薬l→小s 親がf→m 動かないところを軸にして動いたところが半音うごいたか・半音2つうごいたかを意識すると分かりやすいとおもいます。変化量はトータルで半音3個分です。

3sLdm

MがLにすすみます。次はsLdm。

sLdm

s小 L薬 d人 m親

ちょっとくどいかもしれませんがもう一度strMとならべてみましょう。

これが

strM

こうなります。

sLdm

こんどは外側の2音がキープ。小sと親mは動きません。中t→薬l 人r→人dですね。僕の場合は。今回の移動量は2+2で半音4こ分です。

4fldR

ルートがLからRに進みます。

fldr

f小 l中 d人 R親

ルート音に関しては法則性がみえてきませんか?

進行先のルートは新しい音(現在のコードに含まれていない音)。

現在のルートは次のコードに残る。

並べてみましょう。これが

sLdm

こうなります。

fldr

いかがでしょうか。今回は最初と同じパターン。内側の2音が動かず外の2音が動きます。ldはキープ。薬指のlは中指にかえておさえます。人dがまったく動かず基準になります。小s→小f 親m→親R どちらも半音二つの移動ですから移動量は2+2=4。

5Strf

ルートがRからSに進みます。

Strf

小S 中t 人r 親f

共用されているのはrだけですがこれには理由があります。fが1オクターブ上のものをつかっているから。もし小fと親rがキープだったとしたら中の2音が3動くパターンと考えることができます。ならべてみてみましょう。

こちらが

fldr

こうなります

Strf

指までキープされるものはなし。共通音はrです。人d→人r。小f→小s 中l→中t 親r→親f となるのですが変化形としてよりStrfに着地すると考えた方がわかりやすいかもしれません。StrfはホームポジションstDmが上の方向に2音広がったかたち。小s中tを基準にすると見つけやすいと思います。移動量はfが動いているので15。それをカウントしなければ3になります。それからStrfスタートでs→lと動くとlTrfになることも見ておいてください。

6stDm

ルートがSからDにすすみます。ホームポジションにかえってきました!

stDm

小s 中t 人D 親m

ここからはスリーコード。少しホッとしますね。スリーコードは2本指の移動ですからわかりやすい。ホームポジションからうえにいくとStrf。したにいくとfldmです。D→Sはサークルオブフィフスで見た通り5度の進行。反対のS→Dが4度になっていることがわかります。念のため並べます。

これが

Strf

ここにもどります。

stDm

小sと中lはキープ。人r→人D 親f→親mとうごきます。変化量は1+2=3。

7Fldm

これでラストになります。ホームポジションの右2音はキープ。左の2音がうごきます。

Fldm

小F 中l 人d 親m

dmは使うゆびも含め動きませんので基準になります。ならべてみましょう。これが

stDm

こうなります。

Fldm

人d 親mはキープ。小s→小f 中t→中l となります。変化量は2+2=4 おまけですがFldmから1音m→RとうごくとfldRになります。

おさらいです

stDm
lTrf
strM
sLdm
fldR
Strf
stDm
Fldm

お疲れさまでした

R→Sだけ転回形の関係で例外になっていましたが、4度進行。基本的に4音のうち2音だけが動くというのが確認できたと思います。かつ新ルートは必ずあたらしく鳴って、前のルートは共通音として残るというルールも確認できたと思います。この音の響きかクセになる進行感を生んでいるというわけですね。そして2音しか動かないなら手で覚えるのがはやそうじゃないですか?つまりこれが手クセ。正直僕もひいた事のないコードばかりですからもう少し時間をかけて定着させたいと思います。経過はまたお伝えします。

グラフィックソフトを本格的に導入したのでちょっと時間をかけて作ってみました。Notion Mobileのキャプチャーの再利用ですがすこし見やすくなったでしょうか?。画像についてはもちろん他のkeyの分もつくっていきますのでお楽しみに。

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みつるの音感がよくなるブログ

そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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