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音感がよくなるキーボードトレーニング「みつる式」でコードをひいてみよう(第1回)

音感をよくしてメロディをおぼえるための方法として考えた「みつる式タッチタイピングピアノ」のひき方ですが音階をとばしながらおさえてゆくアルペジオは正直苦手。理由はポジションチェンジが頻発するからですがたまたま「そういうメロディ」だったと考えて「曲」としてひいてしまおうというのが今回の企画。この記事では一番ベーシックなコードの音をなぞっていきます。ピアノえほんの動画で「みつる式」にお付き合いいただいてきたみなさまにはこれまでやってきた「ひきかた」のちょっとしたおさらいになります。「みつる式」はひくだけで音感がよくなることまちがいなしですから音感をよくしながらコード(和音)も覚えられることになります。それではやってみましょう。

この記事でわかること

  • 音階からつくられるコード
  • みつる式でひいていきます
  • 左手でおさえてみよう
  • C以外からはじまる音階の場合
  • 動画もつくっていきます

音階からできるコード

前回のアボイドノートの記事は先走りでしたが、音階からコードをつくる方法を説明しています。

Do Re Mi Fa So La Tiの7音の音階からひとつとばしで4つ音をならべると不協和にならない和音をつくることができるという内容でした。ではみつる式でひいていきましょう。みつる式の指の使いかたはこちらになります。

Do Mi So Ti

Re Fa La Do

Mi So Ti Re

Fa La Do Mi

So Ti Re Fa

La Do Mi So

Ti Re Fa La

これに指づかいを入れていきます。ポジションチェンジがわかるようにやってみますね。数字の1はホームポジションその1。2はポジションその2。3・4はこれまで出てきませんでしたがその1・その2のそれぞれオクターブ上とお考えください。

ホームポジションその1

ホームポジションその2

ホームポジションその3

ホームポジションその4

Do 親1 Mi 中1 So 親2 Ti 中2

Re 人1 Fa 薬1 La 人2 Do 薬2

Mi 中1 So 親2 Ti 中2 Re 人3

Fa 薬1 La 人2  Do 親3 Mi 中3

So 親2 Ti 中2 Re人3 Fa 薬3

La 人2 Do 親3 Mi 中3 So 親4

Ti 中2 Re 人3 Fa 薬3 La 人4

Do 親3 Mi 中3 So 親4 Ti 中4

譜面におこすと次のうようになります。

使う指はDo Re Miの階名に対して固定ですので、すでになれていただいているかたにはおさらいになります。意外と簡単にひけたのではないでしょうか。むずかしく感じてしまうかたは「これを練習する」ことはしないでください。このフレーズがかんたんにひけるというのは「結果」です。僕達はこれまで「すてきなピアノえほん」の曲を中心に十数曲を「みつる式」でひいてきました。曲を階名で覚え指をきまったやり方で動かしてきました。その結果、指がDo Re Miを聞けば自動的に動くようになっている(なりつつある)のです。トレーニングというタイトルとは矛盾しますが、本ブログはトレーニングのためのトレーニングは必要ないと考えています。うまくひけるようになるのはあくまで曲を覚えた結果。なのでこの譜面をひいてみてひきにくさを感じるかたは、メロディに感動や面白みのない機械的なこの曲をくりかえすのではなく、ちゃんとした曲(これまでのピアノえほんの曲など)の動画の指づかいをマネながらそちらの参考曲をなれるまでひいていただきたいと思います。僕達とおなじ経験をかさねれば特別な「トレーニング」をしなくてもこの譜面は自然にひけるようになります。

動画はこちら。最初の部分は音を聞いてください。アルペジオは右手でひいて和音は左手で押さえるイメージですね。動画に表示されるコードネームはまだこのブログでは説明していませんのでご存じないかたは「そう表示するんだ」くらいの理解で流し見ておいてください。

<22/11/9追記>指の動きがわかる手元動画をつくりました。はじめてのかたは一見すると意味不明なアクロバットのように見えると思います。信じられないかもしれませんが、ひいているほうはまったくかんたんに(ほぼ無意識で)やっています。なぜならどの曲でもこのゆびづかいしかしていないから。階名を意識した(聞いた)時の動きが自動化されているからなんです。

コードの基本

いかがだったでしょうか。すでにストレスなくひけているかたはひきながら階名でうたうのがベスト。音を手で覚えながら音感がよくなっていくのを感じていただけるとおもいます。中央をC4とすると男性はF3からG4。女性はA3からC5くらいが平均的な声の範囲ですから、C4からはじめると男性は最後の方は歌えなくなってしまいますね。ちょっと低いC3から歌いはじめるのも方法です。右手でひいたキーを左手で一度におさえることもやってみてください。左手の5本指をおさえやすいように自由に使って4つのキーをおさえます。これで音階からつくられる基本のコードがマスターできました。不協和はないですね。

次のステップ

正直ちょっとめんどくさいと感じられたと思います。ただみつる式の真骨頂はここから。12のキーすべておなじ指づかいでひけます。ということは以上で12のキーの7つの基本のコード84個の構成音が右手でひけるようになったということになります。同じ音を左手でおさえればコードがひけますから、ここまでで基本のコードがすべてひけるようになっているはず。もちろんこれは原理的な話。実際にやってみればもう少し慣れがひつようです。なので簡単にできるよう記事・動画のシリーズにしていきたいと思います。

<22/11/9追記>同じ指づかいですべてのkeyかひけるメリットについては、サークルオブフィフスを題材にこちらの記事を追加しました。 全部のkeyが簡単にひけて覚えられるようになります。よろしければご参照ください。

<22/11/23追記>この記事がわかりにくいと感じるかたのために譜面は使わず図解で完全解説した入門編を追加しました。よろしければご参照ください。

トレーニングとは?

タイトルで誤解させてしまったかもしれません。音階を「曲として覚える」ことはたしかに音感を非常によくしてくれます。それだけやりたくなってしまうのはわかります。ただしそのために《がんばる》というのは本末転倒。まずはよい音楽をきくことがベースだと僕は考えます。音楽をたのしむこと。そして楽しいことを自分でもやってみることがすべてだからです。苦痛に感じるならやめましょう。楽しく感じるならやってみましょう。その直感を大切にすることがなにより音感をよくしてくれます。なぜかというとよい音感は「楽しい」音楽のためにあるものだからです。

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みつるの音感がよくなるブログ

そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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