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ピアノミスタッチ選手権まちがいやすいキーはどれ?

キーには調と鍵盤のふたつの意味がありますがどちらでもOK。キーボードをひいているときにめちゃくちゃまちがいやすい「キー」というのは確実に存在します。メロディのサルガッソー海。音階のバミューダトライアングルw。今回その原理を発見しました。この記事ではミスタッチの本質にせまります。もうまちがいたくないあなた。僕といっしょにミスタッチを撲滅しましょう。

この記事でわかること

  • 人間の「まちがい」とは?
  • 記憶と行動先
  • 歌をおぼえる
  • 音の名前をおぼえる
  • 最後の決め手は?

何が「まちがい」になるのか

正解があるときですね。みんなが正しいメロディを知っているとまちがいがバレます。発表会ではみんなが知らない曲を選ぶのもひとつの方法です。知らないものに正解も不正解もありませんw。「これは『アドリブ』です」とことわる方法も。アドリブです。正解も不正解もありません。

歌・曲をおぼえる

とはいえ「共有」が音楽のだいご味ですからみんなが知っている曲をえらぶことは大切。すきな曲がいっしょだとなかよくなれるじゃないですか。すきな曲だったらすこしむずかしくてもおぼえるのはつらくない。なのでポピュラーな曲をおぼえましょう。

曲のおぼえかた

音に名前をつけて呼んであげて、いつも同じ方法で音を出すようにすれば覚えられます。このブログではその方法をご紹介しています。もちろんこのブログで一番人気の記事です。よろしければ。

ピアノも《ホームポジション》の考えかたでかんたんにメロディがひけるようになる「みつる式タッチタイピングピアノ」│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)

「みつる式」だと基本的にはまちがえません。自分比1000分の1くらいにミスタッチは減りました。これまで「まったく『わけがわかっていなかった』ことに気づいた」といったほうが正しいかもしれません。

ここまでがまえおき。

さて一番まちがいやすいのは?

ずばり結論はkey=Bbのs

いきなりの音楽用語すみません。まったく知識のないかたにもわかるようにていねいに説明していきますのでご安心を。

音には音階があります

d r m f s l t d ( ドレミファソラシドのことです。リンクの記事で説明しています。)みんなきっとこんなふうに頭におもいうかべますよね。

key=C(key of C major)です。dの下にちっちゃくC4とかいてありますがdrmがCからはじまるのでkey=Cといいます。世界でつくられる音楽の60%はこのkey=Cという話です。アマチュアの曲を入れたらぜったい99.9%いきますね。でも音階drmはピアノの鍵盤のどこからでもはじめられます。

こんな音階もあります

key=F#ですが白鍵をつかってコピーしようとしても永遠に合いませんw。でも「まちがえる」かといったらひきにくさはあっても意外とまちがえないんです。 なぜか?最初からぜんぜん違うから。話の流れ見えてきませんか?

「まちがえる」のは

まちがえるのはすぐそばに強力な「正解」がいるから。この場合ならだれもが知ってる大きすぎる存在のkey=Cです。key=Bbを見てください。

key=Bbのsはkey=Cのfなんです。sだとおもってkey=Cのsの鍵盤をひくと「まちがえる」というわけ。

対策は?

人間の脳がいかに効率的に働いているかよくわかります。パッと 「これだ!」ってこれまでの類推で一瞬で判断しちゃうわけですね。そうやって生き残ってきたわけですからすぐに変えるのはむり。つまり今回に関しては「無意識は活用できない」ということなのです。ピアノの学習というのは本能に逆らった知的な作業なんですね。だからピアニストって賢くみえますよね。

意識して指を動かす

この世にkey=Cなどないと思うこと。そして、何かの類推で動くのではなく今回が初めてのように指を動かしていけば「まちがい」はおきません。これまで「意識して」というのはありふれたよく聞く言葉だし無内容だと思っていました。じつは「無意識と闘う」という宣言だったんですね。壮大な人類の進化の歴史に抗うわけですからそうとう覚悟のある言葉だと気づきました。僕の考えた「みつる式タッチタイピングピアノ」ならsはホームポジション。使う指も親指と決まっていますので間違えないと思います。12keyとそのひきかたにご興味あるかたはこちらの記事もどうぞ。

サークル・オブ・フィフスを一番理解しやすい「みつる式タッチタイピングピアノ」でひいてみよう│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)

カンタンにひける方法を研究中です

僕はアマチュアのフリーな視点でだれでもピアノがひけるようになる方法を考えています。現在コードをわかりやすくする方法を実践中。よろしければほかの記事もごらんください。それではまたおめにかかりましょう!

コードの構成音がバッチリわかるみつる式コードプロトタイプ(表記のしかたをまとめます)│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)

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そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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