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黒鍵の音をコードをつかっておぼえてみよう!(第1回)

いまFET(Functional Ear Trainer)で遊んでいて、黒鍵にさしかかったのですが、自分で思った以上にあやふやでした。メジャースケールがすべてのkeyで超簡単にわかる(drmで聞こえます)のに対してその落差はとても激しい。でもかんがえてみれば、黒鍵のトレーニングなんて日常まだなにもやってないんですよね。ルーティーンに含まれているのはそもそもメジャースケールだけ。確かにそのなかで黒鍵はひいていますがdrmfsltのどれかとしてひいているわけですからスケール外の音の練習にはなっていません()。やってないことができないのは当たり前。逆にいえば、スケール外の音も「やり方」しだいでいまのメジャースケールの音みたいに瞬時にわかるようになるかも。これはちょっとワクワクしますね。さっそくトライしてみましょう。今回はその第1歩です。なおイラストはリクエストして黒鍵多めに描いてもらいました()。

この記事でわかること

  • 音を把握するための方法
  • 江口メソッドを参考に
  • スケール外の音を含んでいるコードは?
  • 音にしてみました

これをやるといいですよ

こちらの記事をご参照ください。メジャースケールの音は全key階名でわかるようになります。

エッセンシャルな音階から応用できること

なお、このほかには「カテゴリー」の本日のコード本日のアルペジオを全keyひいています。たいへんそうと思われるかもしれませんが、12回同じことをやっているだけなので1度できるようになるとなんということもありません。

「トレーニング」の注意点についてはこちらをごらんください。無理はぜったいに禁物です。じっくりとりくんでみてください。音感の取得は少しずつ進むもののようです。次に触れる本では絶対音感は平均2年だと書かれていました。僕もここまでで1年かかっています。

音感トレーニングアプリの使用上の注意点についておつたえします

最近読んだ絶対音感の本

めちゃめちゃ面白かったし参考になりました。記事はこちらになります。
絶対音感は何歳まで?小さなお子さんをお持ちのかたお急ぎください!
絶対音感とはいえ最初はコードというかたまりとして記憶するというのは非常におもしろいですね。これはひとが記憶するためにはなにかしら相対的な要素も足掛かりにしなければならないということを意味しているのではないでしょうか?座標というか指標というか、そういう基盤になるものが必要ということなのではないかと想像しています。

僕たちも使いましょう

これから覚えようとしているスケール外の音(Cメジャーの場合の「黒鍵」)に対して、「江口メソッド」と同じことができます。その音を含んだコードの響きを先におぼえて、そこから単音を独立させればいいという訳ですね。このやり方は同じ音感ですから相対音階でも十分に使えると思います。それで思い出したのですが、スケール外の音の練習。僕たちはまったくやってなかったわけではないですね。セカンダリードミナントですでにスケール外に音を拡張していました()。

おぼえる黒鍵の音は?

FETではこんな表示になっています。紫が黒鍵です。12の中から出題された音をあてます。

まずはコードをあてはめてみよう

シャープ系のほうはセカンダリードミナントが使えそう。フラット系の方はこれから和音博士でもやるとおもいますが、セカンダリードミナント代理コードがつかえそうですね。まあそういった理屈はともかく、とりあえず思いついたコードを適当に当てはめてみたいと思います。一応ご参考までに。keyの中で使えるコードはこんなにたくさん準備されています。

和音博士階名表記最新バージョンつくりました

Raをあらわすコード

ちょっとフライングになりますが、セカンダリードミナント代理コードbⅡ7 fletRaがraをふくんでいます。fletRa ⇒stDmです。ついでにfletRaの響きもおぼえてしまいましょう。ftをふくんでいるのでdmに解決します。

Meをあらわすコード

真っ先に思い浮かぶのがFldmeですね。ブルースでやりました。ブルースのFldmeだと行き先はstDmではなくsteDm。しかしここはおとなしくFldme⇒sDmとしておきたいと思います。

Fiをあらわすコード

<2024/9/7追記>

#dimのほうがわかりやすいです。#Ⅳm7b5=Fildmのルートになりますので。

Fildm⇒Strf⇒stDmでFiが覚えられるとおもいます。

ーー追記ここまでーー

セカンダリードミナントのfildRですね。fildR⇒Strf⇒stDmでセットになると思います。

Siをあらわすコード

<2024/9/7追記>

#dimのほうがわかりやすいです。#Ⅴdim7=Sitrfのルートになります。

Sitrf⇒Strf⇒stDmでSiが覚えられるとおもいます。

ーー追記ここまでーー

セカンダリードミナントのsitrMですね。行き先はsLdm。si⇒Lが強く感じられます。なかなかstDmにすすめないのですが、sitrM⇒sLdm⇒lTrf⇒stDmの最短で進むのはどうでしょうか?

Liをあらわすコード

セカンダリードミナント代理コードの#Ⅰdim7 sliDimがliを含んでいます。行き先はfldRです。sliDim⇒fldR⇒Strf⇒stDmだときれいにli⇒l⇒t⇒dのメロディが聞こえます。ただ聞いてみてfldRは省略できそうです。sliDim⇒Strf⇒stDmでもli⇒t⇒dのメロディがきこえます。

コードを聞きながら

音を聞きながらコードの最初をRa Me Fi Si Liで歌ってみて下さい。途中maiさんが正解を歌います。コードから単音が連想できるようになれば、もうkey=CのFETの問題にはばっちり答えられるようになっているとおもいます。これをベースに自分のためになにかおぼえやすい曲を作りたいとおもったのですがみんなすぐDoにいってしまうのでむずかしそうですね()。12key分はまたあらためて公開したいとおもいます。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう。

<追記>

FETの説明や入手先についてはこちらの記事をご参照ください。

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みつるの音感がよくなるブログ

そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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