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メトロノームはどうつかう?プロにきいてみましょう

  • 2023年10月15日
  • 2023年10月16日
  • 機材

ちょうど音楽のチュートリアルをザッピング(古)してたら、メトロノームの使い方をベーシックなところから解説している動画をみつけました。ベーシックなところからとはいっても、内容は初心者には十分むずかしいです。普通の人なら見て退屈ということはたぶんないと思います。最近メトロノームを本格的に使い始めた僕は全然できない()。でもこの方法なら「なんかつかめそう」という気がしましたので動画ご紹介します。

この記事でわかること

  • リズムがあとまわしだったわけ
  • 譜面を理解するには<勉強>が必要
  • 一応こういうものがあるとわかったら
  • やってみないとわからない
  • リズムの読み方の動画

どんなことでもプラス

一年ちょっとこのブログをやってきて分かった事ですが小さなことでもちょっとずつ理解して身につけていけばかなりいろいろなことがわかるようになってきます。ほかの記事でも書きましたが音楽を味わう能力というのは音楽体験そのもの。自分がなにかを体験すればその分かならず音感はアップします。なので音楽のことがわかるようになるには経験が一番。たくさん音楽をきいて楽器で音を出してみてください。

リズムを後回しにしたわけ

と偉そうなことを言いながら()ここで自分と向き合わなければならなくなりました。僕がリズムの解説を避けてきたのは正直に言えば「譜面のリズムが読めないから」です。でもメロディーやハーモニーに謎がなくなった今、ちょうど取り組むチャンスがきたのかもしれません。

普通はならっていない

学校で音楽の授業はありますが、全員が譜面をすらすらよめるようになっているとは思えません。知識を使えるようにする体験が圧倒的に少ないからです(吹奏楽部は別)。専門の音楽教育をうけていない人にとっては「全くならっていない」に等しいと思います。

譜面の知識はかんたんに手に入ります

譜面については知らないこともたくさんありますので、おさらいが必要です。一冊で譜面にかんする基本的な知識のすべてをのせているベストセラーの入門書をご紹介します。入門書なので、最大限やさしく書かれていると思います。

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音楽の書籍は月額980円のサブスクでレンタルして読めるようになっているものがたくさん(個人出版のものを含めると無数に)あります。

Kindle版 音楽理論・音楽論

定価はごらんのとおりですが、こちらもその1冊。多くのなかからすこしでも自分にフィットする知識を得られれば目的達成なので音楽を学ぶにはいろんな本を読めるサブスクのほうが購入よりおすすめです。リットーミュージックの音楽雑誌をはじめ、週刊誌・過去のベストセラーも読めますので980円がムダになることはまずないと思います。

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本を読んだら次にすること

本を読んだだけの状態ではまだ「こういうものがある」と知っただけ。頭で理解できたら今度は体の感覚と結び付ける必要があります。譜面から読み取ったリズムをどう表現するか?表現することで正確に読み取れたことになりますし、精度も上がっていきます。たしかに僕たちは曲を作りたいだけでプレーヤーになるわけじゃありません。でも参考にできたはずの宝の山を素通りするのはもったいなくないですか?

動画はこちら

ようやく本題です。プロベーシストの森田哲生さんの動画です。

このタイトル全くひけていないので耳が痛いです()。

動画のポイント

時系列でポイントをまとめました。動画を見ながらご確認ください。

練習は2小節から(短く正確に練習してからそれを組み立てていくのが効率がよい)

譜面は出てくる音符の一番細かいものの4個分までバラしてとらえると非常に簡単になる(練習・分析はこの最小単位で)

8分音符が一番細かいときは1小節を8分音符4個のかたまり二つという風にとらえる(4/4拍子のばあい)

必ずメトロノームをつかう

テンポはゆっくり(原曲通りにやらない。BPM=80から)

メトロノームは拍でならす(4/4拍子のときの4分音符)

譜面のリズムは必ず「声に出して」理解する

弾き始めは Da, 伸ばすところは a, 4分音符は Da-a, 休符は Uh, 4分休符は Uh-n

2分休符は Sa-n Shi-i (カウントする)

原理としては拍を感じてその拍にいくつ音が入っているのか?という風に見ていく。(最小単位の8分や16分から初めていくつ分という風に考えると細かくなって逆に理解しにくくなる)

譜例をうたうと Da a Da Da Sa n Shi i (すごい!譜面のリズムが文字で再現できてますね)

2小節目は Da Da a Da Uh n Uh Da (完璧です)

シンコペーションの歌い方

長くなったので章を分けました。動画のポイントの続きです。

付点4分音符をうたうと(8分音符3つ分なので) Da-a-a

さてここからが超重要ポイント。

シンコペーションはタイで受けている側の音符を「同じ長さの休符にする」

休符にすることで小節線をまたぐ音がなくなり8分音符4つのかたまりで理解できるようになるのでかんたんになる

Da Da Da a Da Da Uh Da Uh Da Da a Da Da a a

これができるようになったら、

Da Da Da a Da Da Uh Da a Da Da a Da Da a a

休符の代わりに音を伸ばせばいいんですね。わかりやすいです

いかがだったでしょうか?

森田さんのYouTubeチャンネルにはベーシストはもちろんその他の楽器のかたにも役立つ「音楽の本質」をひもといた動画がたくさんあります。2020開設ですので内容もフレッシュです。

https://www.youtube.com/@BassBassBase/about

おかげさまで今回森田さんにヒントを頂いたことで僕の譜面アレルギーがかなり解消されました。これから僕も動画を勉強させていただこうと思います。自分なりに消化してこのブログをどんどん進化させていきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いします。早速アイディアが一つ浮かんでいるのですが、なるべく早く試してみたいと思います。読者のみなさまもご期待ください。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう。

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そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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