お試しで以前投稿していた「本日のコード」を音入りでインスタにアップさせていただきました。理由はラクに作れるようになったから()。そこで今回なぜラクになったのか?そのコツをみなさんと共有したいと思います。

この記事でわかること
- 効率的なデータ作成のキモは?
- GPTにやりかたを聞いてみました。
- コツは作業の設計でした
「効率」はどこにある?
あるとき気づいたんです。作業そのものよりもファイル名を付けることのほうが大変で、そちらで疲れていることに()。そこで専門家(だいたいなんでも専門家です)に聞いてみました。
Chat-GPT:
音楽の教材作成における効率的なファイル名の付け方と作業手順についてのご質問、承知しました。指定された条件を基に以下の手順を提案します。
ファイル名の命名規則
- Key: 12のkey(C, C#, D, …)を示す。例:
C - 音のタイプ:
Dmst,Rfld,Mstr,Fldm,Strf,Ldms,Trflの7つを用いる。例:Dmst - ファイルタイプ:
.PNG,.MP3,.MP4のいずれか。例:.PNG
これらの組み合わせで、例えばCキーのDmstのPNGファイルは C_Dmst.PNG となります。
作業手順
- ダミーデータの準備:
- それぞれの音のタイプとファイルタイプの組み合わせに対してダミーファイルを作成します。
- 例:
C_Dmst.PNG,C_Dmst.MP3,C_Rfld.PNG…というように全組み合わせ分のダミーファイルを用意します。 - 上記の手順で12のkeyすべてについて行います。
- マイクロソフトのパワーリネームの使用:
- パワーリネームを使用して、ダミーファイルのキー部分(
Cなど)を一括変更します。これにより、他のkeyのファイル名も容易に生成できます。 - 例:
C_Dmst.PNGをコピーして、D_Dmst.PNG、E_Dmst.PNG…というように12のkey分変更します。
- パワーリネームを使用して、ダミーファイルのキー部分(
- 実データの上書き:
- 作成したPNG, MP3ファイルを上記の命名規則に従い、該当するダミーデータのファイルに上書きします。
- MP4動画も同様にダミーファイルを作り、完成したMP4を上書きします。
- MP4動画の作成:
- 上記のPNGとMP3を組み合わせて、MP4動画を作成する際も、命名規則を適用して、ダミーのMP4ファイルに上書きします。
この手順を踏むことで、ファイル名の一貫性を保ちつつ、効率的に作業を進めることができると考えます。
みつる:ありがとう。方針が見えてきました。詳細を詰めたいのですが、1)まず Dmst Rfld Mstr Fldm Strf Ldms Trlf はこの順番でなければなりません。先頭にナンバーをつければいいですか? 2)同様にkey ですが、サークル・オブ・フィフスの順番にしたがって、C G D A E B F#/Gb Db Ab Eb Bb Fの順番でなければなりません。フォルダー内でファイルが混ざっても常に1)2)が満たされた状態で表示させるための方法を教えて下さい。 3)そしてpower rename ですがパラメーターの指定方法がよくわからないので、具体的に説明してください。

Chat-GPT:
わかりました。詳細を詰めるための手順や命名規則を以下に示します。
1. 順番の命名規則
1-1. 音のタイプ
Dmst, Rfld, Mstr, Fldm, Strf, Ldms, Trfl の順番を保つために、それぞれに対応する2桁の数字を先頭に付けます。
例:Copy code
01_Dmst 02_Rfld 03_Mstr … 07_Trfl
1-2. キー
C G D A E B F#/Gb Db Ab Eb Bb F の順番を保つために、それぞれに対応する2桁の数字を先頭に付けます。
例:
luaCopy code
01_C 02_G 03_D … 12_F
このように命名することで、ファイルやフォルダが自然に指定の順番で表示されます。
2. パワーリネームの使用方法
PowerRenameは、Windows PowerToysの一部として提供されているリネームツールです。具体的な使用方法は以下の通りです。
- PowerRenameのインストール:
- Windows PowerToysをインストールして、PowerRenameを有効にします。
- ファイルのリネーム:
- Explorerでリネームしたいファイルやフォルダを選択します。
- 右クリックして、コンテキストメニューから
PowerRenameを選択します。 - 表示されるダイアログで、”Search for”に既存の名前やパターンを入力し、”Replace with”に新しい名前やパターンを入力します。
- オプションを適宜設定し、
Renameボタンをクリックして変更を適用します。
- 例: キーの名前を変更する場合
- “Search for”:
C - “Replace with”:
01_C
- “Search for”:
注意: 変更前にバックアップを取っておくことをおすすめします。また、具体的な変更内容やパターンによっては、誤った変更が行われる可能性もありますので、小規模なテストを行った後、大量のファイルに対して変更を適用すると安全です。
みつる:素晴らしいです。ほとんど作業の手順がわかってきました。最初のダミーデータとして 01_Dmst.txt 02_Rfld.txt 03_Mstr.txt 04_Fldm.txt 05_Strf.txt 06_Ldms.txt 07_Trfl.txtを作成しました。ここからのPower Renameを使った各ファイルの作り方を教えて下さい。
ChatGPT:了解しました。PowerRenameを用いて、先に挙げられたダミーデータの基に各ファイルを作成する方法を以下に示します。
1. キーに対応するファイル名を生成
まず、各キー(C G D A E B F#/Gb Db Ab Eb Bb F)に対応するファイル名を生成します。
- ダミーデータのファイルを選択して、右クリックから
PowerRenameを選びます。 - “Search for”に
.txtと入力します。 - “Replace with”に
_01_C.txtと入力します。 Renameボタンをクリックして変更を適用します。
これにより、01_Dmst_01_C.txt、02_Rfld_01_C.txt などのファイルが生成されます。
- 上記の手順を、
02_G,03_Dなど、各キーごとに繰り返します。ただし、毎回コピー元として使うダミーデータは、01_Dmst.txt、02_Rfld.txtなどのオリジナルのものを使用します。
2. 拡張子に対応するファイル名を生成
次に、PNG, MP3, MP4用のファイル名を生成します。
- すでに作成したファイル(例:
01_Dmst_01_C.txt)を選択して、右クリックからPowerRenameを選びます。 - “Search for”に
.txtと入力します。 - “Replace with”に
.PNGと入力します。 Renameボタンをクリックして変更を適用します。
これにより、01_Dmst_01_C.PNGのようなファイルが生成されます。
- 同様の手順で、MP3およびMP4用のファイル名も生成します。ただし、コピー元として使うファイルは、上記の手順1で生成したオリジナルのもの(
01_Dmst_01_C.txtなど)を使用します。
これにより、各キー、各音のタイプ、各ファイルタイプに対応するファイル名が生成されます。
以上の手順を踏むことで、効率的に多数のファイル名を生成することができます。
みつる:ファイル名なのですが、01_C_01_Dmst.txtのようにキーが先頭に来たほうがいいです。01_Dmst.txtから07_Trfl.txtまでに一括して先頭に01_Cをつけるにはどのようにしたらいいでしょうか?
ChatGPT:
了解しました。01_C_01_Dmst.txtのようにキーを先頭に持ってくる方法を示します。
PowerRenameを使用して、01_Dmst.txtから07_Trfl.txtまでのファイルに先頭に01_Cを追加する手順は以下の通りです。
- 対象となるファイル(
01_Dmst.txt,02_Rfld.txt, …07_Trfl.txt)をExplorerで選択します。 - 右クリックして、コンテキストメニューから
PowerRenameを選択します。 - “Search for”に
^と入力します。これは正規表現で文字列の先頭を示すものです。 - “Replace with”に
01_C_と入力します。 Use Regular Expressionsオプションにチェックを入れます。Renameボタンをクリックして変更を適用します。
これにより、01_Dmst.txtは01_C_01_Dmst.txtという名前になります。同様に、他のファイルも変更されます。
同様の手順を、02_G, 03_D など、他のキーについても行ってください。ただし、それぞれのキーについては、変更前のオリジナルのファイル(01_Dmst.txt、02_Rfld.txt など)を使用することを忘れないようにしてください。
みつる:ありがとう。これで安心して作業に取り組めます。データをつくるよりファイル名を付ける作業のほうが時間がかかることは目に見えていましたので、たすかりました。
ChatGPT:
どういたしまして!ファイル名の管理や命名は、特に大量のファイルを取り扱う場合、意外と時間がかかる作業となります。効率的な方法で作業を進められると良いですね。何か他に質問や困りごとがあれば、いつでもお知らせください。作業がスムーズに進むことをお祈りしています。頑張ってください!

7×12×3は252
意外と多いですね。繰り返しですから気づきにくいですが知らないうちに膨大になっています。この繰り返しの多い作業の手間を減らすコツは
ダミーデータとパワーリネームの利用でした。間違ってもファイルネームは手打ちしないようにおねがいします。ついでによく意味がわからなかったオプションの「正規表現」がなにかもわかりました。作業をがんばることと同じくらい、どうしたら効率がよくなるか考えることが重要だということも。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう!