早いもので今年もセールの季節ですね。割引率がすごいと色々目移りしてしまいますが貴重なお金は賢く使いたいもの。そこで、なんでも知っている彼に心得を聞いてみました。
この記事でわかること
- Chat-GPTが考えるムダ使いを防ぐ方法
- 僕が考える買うべきもの
GPTに「ムダづかいを防ぐ方法」をざっくり聞いてみました
みつる:毎年ブラックフライデーで不要なものを買ってしまい後悔するのですが、ムダな買い物をしないようにするための心得はあるでしょうか?対象はデスクトップミュージックに使うプラグインです。
彼に言わせると「一般的な問題」だそうです。この質問何万回も聞かれてますねw。
GPT:ブラックフライデーで不要なものを買ってしまうことは一般的な問題です。デスクトップミュージックに使うプラグインを購入する際に無駄遣いを防ぐための心得をいくつか挙げます。
- 事前のリサーチと計画: セールが始まる前に、必要なプラグインをリストアップしてください。これにより、目的に合った製品に絞り込むことができます。
- 予算の設定: どれだけ支出をするかを事前に決めておき、その範囲内で購入するようにしてください。
- レビューと評判の確認: 購入前に他のユーザーのレビューや評価を確認し、製品の実際のパフォーマンスについて理解しましょう。
- 必要性の再評価: セール品を見る際には、「本当にこれが必要か?」と自問自答し、本当に必要なものだけを選ぶようにしましょう。
- お試し期間の活用: いくつかのプラグインは無料の試用期間を提供しています。セール期間中に試用してみて、本当に必要かどうかを確認しましょう。
- セールの誘惑に負けない: 「安いから」という理由だけで購入しないようにしましょう。価格だけでなく、そのプラグインがあなたのニーズにどれだけ合っているかを考慮してください。
- 既存のツールの再評価: すでに持っているプラグインを見直し、新しいものを購入する前に、既存のもので代用できるかを検討してみてください。
これらの心得を実践することで、ブラックフライデーのセール期間中に無駄な買い物を避けることができるでしょう。
ー引用ここまでー
GPTの正論ハラスメント()いつも通り耳に痛いですね。ご参考になさってみてください。
補足すると、みなさんがいろんなジャンルの音楽を作りたいと思っているか?それとも特定のジャンルの音楽を作りたいと思っているかで購入するものは変わってきます。前回Kawaii Future Bassの作り方の記事でもご紹介しましたが、例えばこんなふうにシンセとサンプルパックだけでできる音楽ジャンルもあります。
この場合どんなに価格が安かったとしても「総合音源」や「シネマティック(劇版用)音源」は必要ありません。
一番考えなければいけないこと
多分みなさんにとって一番問題なのは時間がないことですね。アマチュアミュージシャンにとって何より貴重なものは時間です。時間がないということに起因して、DAWのリソースもせっかく持っていて使えないということが起きます。が、考えてみればもったいない話。確かに音源を知って購入することでも満足は得られると思いますが、やっぱり音にした方が楽しいですよね。とくに何か必要なものがないということなら、曲作りに専念するというのも賢明な選択です。
僕の考える「買うべき」もの
それは
「前々から知っていて、デモで触ったこともあり、前回セールから1年間欲しいと思い続けた音源」
です。言葉を変えれば今期のセールで初めて知った音源・エフェクターは基本的には購入対象にしないということですね。あらかじめお試しをして動かしたことがあるプラグインだけを購入すれば根本的なところでの間違いはないはず。例えば音源(楽器)と間違えてエフェクターを買うとか、自分のやりたいことができないプラグインを購入するとかのミスは防げます。また、お試し版をオーソライズすればいいだけですから、時間もムダになりません。
追加情報
あとは付け足しになりますが、
良い音の音源・エフェクターは極端な安売りはしない
GPTの言っていた他のユーザーの評価ということに関係しますが、人気のある製品は極端に安売りされることはありません。またいい音の音源・エフェクターはある程度の価格はします。つまり手に入れるべきプラグインはもともと衝動買いの対象ではないといえます。
例外は
上記とは若干矛盾しますが、例外的に、すでに知っている有名メーカーの製品で品質や性能がわかっているものが無料・低価格になっていたら手に入れた方がいいとは思います。これまでの記事でもご紹介しましたが、
・UAD Essentials Edition Crossgrade Bundle + Free LA-2A (Exclusive)
などがその例です。でもこう言ったものは例外中の例外ですし、万人にとって価格だけの意味があるか?というと次の項目の通りです。ないと決して曲が作れないというものではありませんから結局ジャンル次第にはなると思います。
昔からある音源は昔風の味を出すために使う
上記のUADもそうなのですが、効果に求めるのはノスタルジーです。作りたい曲によって変わってきますが、過去の音を使うと今の気分を表現するのはなおさら難しくなると思います。シンプルに今の雰囲気は今の音源の方が出しやすいでしょう。昔風の感じを表現したいならこうしたエフェクターが必要になりますが、レトロスペクティブな方向性が無条件に「正しい」わけではないと僕は思います。
創造力をインスパイアしてくれるのが良い音源
PSS-A50の話で何回か取り上げましたが、いい音はモチベーションのために必要です。いい音はもっと聞きたくなるという性質を持っているからです。忙しい中で見つけた貴重な時間ですから、満足できる「いい音」に癒されつつ作曲に取り組むのが個人的にはベストだと思います。インスパイアしてくれるようないい音の音源はやはり数が限られると思います。
いかがだったでしょうか?
購入すべき音源について具体的なセール情報がなくてすみません。まだおすすめの音源を語れるほど実作に使えていませんので精進を続けたいと思います。良いものがあればそのつどおすすめしたいと思います。なお今期の僕の購入品ですがご紹介できるようなものはまだ何も購入していません。無料でもらったのは
・plugin boutiqueの11月のおまけで Ujam Mellow 2
・Plugin Dealsで無料で販売されていたArturia Augmented Strings Intro
以上2点です。それよりフルサイズ61鍵盤のmidiキーボードが壊れてしまったので()、今期の購入品はおそらくmidiキーボードになると思います。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう。
<追記>もうひとつセールとは関係ないですが、Arturiaで無料でもらったものがありました。簡単に扱えるシンセ音源です。プレイヤーなので音作りはできませんが、いろいろな音が入っていて楽しめます。
Analog Lab Play
https://www.arturia.com/products/software-instruments/analoglab/free