ぼくのメロディのひきかた「みつる式タッチタイピングピアノ」では、SoはDo(ド)とならんで重要です。なぜかというと、DoとSoは親指を置く場所で、ホームポジションの基準だからです。
DoとSoに親指をおけば、「メロディはいつも決まった指でひける」というのがぼくのやりかたです。
実はここに課題があって、これまで、「ひきはじめのDoはわかるけど、Soは簡単に見失う」という問題がありました。今回はその解決方法を発見したので、みなさんに共有します。
発見のきっかけ
関連チャンネルを登録しているせいか、YouTubeはときどき面白い音楽関係の動画をおすすめしてくれます。面白い楽器もそのひとつです。
今回はヤンコ鍵盤というのを紹介してもらいました。Geminiによると、「Reinert Janko Piano(ヤンコ鍵盤)は、19世紀にポール・フォン・ヤンコによって考案された『アイソモーフィック(同型)』な配列を持つ非常にユニークな鍵盤」とのことです。同じ手の形で全部のキーをひける。せまい間隔でひろい音域をひけるという特徴があるそうです。
以前、別の「アイソモーフィック」にデザインされた鍵盤をみたことがありますが、それは、どの鍵盤も区別なく全部白鍵というようなデザインになっていました。一方、動画のヤンコ鍵盤は普通のピアノを踏襲して、白鍵の中に2本と3本の黒鍵部分を残してデザインされていました。
これは黒鍵を目印に、「自分の位置を見失わないようにするため」と思われます。それで、もう一度手元の普通のピアノ鍵盤をよくよく見てみると……というのが、今回発見のきっかけになりました。
ピアノ鍵盤上のDoとSo(5度間隔)の位置
結論から言ってしまうと、キーワードは「黒鍵2個とばし」です。ひとつの黒鍵をDoにきめると、黒鍵を2つ飛びこえた次の黒鍵がSoになります。
5つある黒鍵のうち4つはこれで見つかります。例外はひとつだけで、あとで触れます。
・黒鍵は黒鍵どうしでDo-Soをつくる。間隔は2個とばし。
これをまず押さえてください。これで4/12が解決しました。
黒鍵が黒鍵どうしでDo-Soをつくる。なので、白鍵も白鍵どうしがDo-Soをつくることになります。白鍵どうしなので間も全部白鍵です。つまり「白鍵3個とばし」が、白鍵どうしのDo-Soとなります。
例外は今回もひとつだけです。後でふれます
・白鍵は白鍵どうしでDo-Soをつくる。間隔は3個とばし。
これで4+6/12が解決しました。
例外は、BbとBがDoのときです。
このときのDo-Soはそれぞれ、
・Bb(黒鍵)-F(白鍵)
・B(白鍵)-F#(黒鍵)
となります。
たった2つの例外なので、これは覚えてしまったほうが早いとおもいます。これで残りの2/12が解決し、すべてクリアになりました。
下にもいけます
ここまで読んでいただいて、すでにお気づきかと思いますが、Doに対して低い方のSoにも同じ考え方が使えます。黒鍵は黒鍵どうし、白鍵は白鍵どうしですので、
・黒鍵のDoに対しては、黒鍵1つ飛ばし下の黒鍵がSo
・白鍵のDoに対しては、白鍵2つ飛ばし下の白鍵がSo
になります。お手元の鍵盤で確認してみてください。
以上今回の結果をまとめると
・黒鍵のDo
上に黒鍵2つ飛ばし、下は黒鍵1つ飛ばしの、黒鍵がSo
・白鍵のDo
上に白鍵3つ飛ばし、下は白鍵2つ飛ばしの、白鍵がSo
・黒白入れ替わりの例外
Bb(黒鍵Do)-F(白鍵So)
B(白鍵Do)-F#(黒鍵So)
です。
みつる式の強力な武器
DoとSoの位置さえわかっていれば、ミスタッチなくひけるのが、ぼくのメロディのひきかたですので、この気付きは非常に強力な武器になると思います。
演奏は時間との戦いですので、瞬間的に手の移動先がわからなければなりません。この方法なら、本当に一瞬です。今回で、鍵盤上でDoとSoを見失う心配はかなり減らせそう。
いよいよミスタッチの可能性はゼロに近づきそうですね。
<参考記事>