コードプログレッション。すっかりはまってしまいました。「世界はほしいものにあふれてる」ってTV番組ありましたけどいまの僕からすると「世界はすてきなコードプログレッションにあふれてる」って感じ。今回はサイトの情報を参考にさせていただき全然知らない世界をのぞいてみたいと思います。おまえボカロPじゃなかったの?と言われそうですが「アイドルソング」はつくったことがありません。それではいってみましょう。
この記事でわかること
- ネットにも情報があります
- スケーラー2のmidiルーティング
- 内蔵音源は充実してますが
- 外部synthならしてみましょう
今回はネット情報から
今回はネットを巡回していてソースを見つけました。参考にさせていただいたのはこちらのサイト。音源つきはうれしいです。ちょっと前の記事ですが王道アイドルソングは古典なので流行は関係ないでしょう。
アイドルソングのサビで使えるコード進行パターン集(音源あり) | Tansa
順に聞いていくと…。こちらの4番目。きいていていいな~とピンときました。
早速PADに打ち込んでしまいましょう。スケールの指定もなくいきなり2EDITでパターンをつくっちゃいます。今回はPATTERN3まで(実際は2個で足りますがもとのパターンも残しました。)3CHORDに行ってChord Searchのむしめがねのところ。コードネームを直接打ち込むと候補として出てきます。それを一番下のパターンの枠にドラッグドロップ。これが最速。全部うちこまなくてもmaj minまで入れればだいたい出てきます。入力を終えたところはこんな感じ
ちょっとスムースにしたほうがしっくりくるように感じたので一部改変。3段目が元のパターンです。
鍵盤にアサインされましたのでひいていきましょう。6個目までひいたらパターンを切り替えて残りの6個をひく感じですね。今回はこんな感じになりました。
リズムとしてはこんなふう。低音の音符ふたつはパターンの切り替えです。
トラブル発生?
さてここまできてScalerの音ではなく外部のシンセをならそうと思ったのですがそのやりかたが分からない。結局Scalerは外部へのリアルタイムのMIDI出力はないみたいですね。充実した内部音源があるので楽器扱いのよう。(キャプチャーすればDAWに張り付けることは可能です。)でも自分の使っているシンセを同期したいのがDTMerなんですよね。フレーズに手を入れるのはならしながらでないとできません。
MIDIでアウトプットするなら
その場合はScalerをあきらめてMIDI FXのScaler Controlを使います。音源ではなくMIDIエフェクトのほうになりますね。ここで最大のショック。ControlでScalerのプリセットを読み込んでもなにもおきません。AUプリセットの互換性がないみたい。大量のコードネームを打ち込みなおすのは大変なので外部シンセを使うつもりなら最初からControlを使うことをおすすめします。メーカーさんにはAUプリセットを相互に読めるようにするパッチを要望しておきます。それさえあればどっちで作り始めてもまったく問題ないと思いますので。
外部シンセはDRIVE
アイキャッチにしましたのでお分かりでしたね 。お聞きください。つかえる音がいくつもありました。お聞かせしているのはおとなしめのプリセット KeysのなかのBreezeです。
ジャンルを逸脱w
音がかっこいいのでずっと聞いていられますね。テンポもいい感じなのでループを合わせてみました。
メロディを考え中なので自分用に長めにさせていただきました。それではまたおめにかかりましょう。
《22/11/28追記》
アプリのスケーラーについてとくに説明なく進んでしまいましたが、くわしくは第1回の記事をごらんください。
《22/12/25追記》
このコードプログレッションから『みつるの音感がよくなるブログ』のテーマソングができました。こちらのページに置いてありますのでよろしければ。
2022年クリスマスプレゼントはAIの歌うテーマソングです│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)
歌っているのはAI音声合成アプリですがくわしくはこちらの記事にまとめました。無料で無期限に試せます。
音感のよくなるAI歌唱合成プログラムをご紹介します(第2回)今回も無料│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)