YouTube音楽チャンネルを作るという話は前回の「音楽と収益」の記事で書きました。ただ実際には、すぐに収益に結びつけるのは難しいところがあります。人気の音楽チャンネルになるかどうか?には運の要素も関係してくるからです。音楽配信もストックサービスも同様なのですが、結局のところ自分の音楽が「売れるかわからない」状態でリリースしていく。ここに一つの「難しさ」があるように思います。もちろん出さないことには話にならないのですが、どうしても効率が悪い部分があります。そこで今回は実際に売れることが「確定してから作る」という方向で考えてみたいと思います。とりあげるのは受注できれば確実に収益を上げられる方法。クラウドソーシングを使う方法になります。ぼくもまったく詳しくないので、具体的に必要なこと・注意点などをGeminiに聞いてみました。なお記事の内容に関係して今回イラストは微妙な出来のものからえらんでいます。
この記事でわかること
相場はどのくらい?
Geminiに教えてもらったこと
実用的な音楽の需要は高まってきそう(たぶん)
相場について
気になりますよね。最初に結論を言うと、クラウドワークス(あとで出てきます)のページをみたら、3万円からとのことでした。
【2024年】作曲家への依頼方法3選!依頼の流れや料金相場、メール文例も紹介
こちらの記事には1万円からでも請け負う人がいるという話が載っています。
【2023年】作曲依頼の完全ガイド|安心してオファーをするために
実績と作るもののクオリティ次第ということですね。逆に低いところからならスタートすることは容易にできそうです。実際需要の中身も幅広いと思いますし。ほとんどの場合はAudiostockやSoundrawで足りると思いますが、やはりポイントとなるのは歌の中に「固有名詞」が必要な場合でしょうか?YouTube動画の冒頭はYouTuber自身が自分の声であいさつというのはパターンのようなんですが(統計的な結論が出ている?)個人的にはジングルも記憶に残っていいと思います。
Geminiにきいてみました
一般的なところを聞いてみました。
クラウドソーシングで音楽スキルをマネタイズしたいとのことですね。作詞作曲と完成版の曲も作れるとのことですので、以下に具体的な方法をいくつかご紹介します。
1. クラウドソーシングサイトに登録する
まずは、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。多くのサイトで、無料登録で始められます。
代表的なクラウドソーシングサイト
- Lancers: https://www.lancers.jp/
- CrowdWorks: https://crowdworks.jp/
- Coconala: https://coconala.com/
登録時に必要な情報
- 氏名
- メールアドレス
- パスワード
- スキル
- 経験
- ポートフォリオ
2. プロフィールを作成する
プロフィールは、あなたのスキルや経験をアピールする重要なものです。以下のような情報を記載しましょう。
- 氏名
- スキル
- 経験
- ポートフォリオ
- 自己PR
3. 案件を探す
案件は、カテゴリーやキーワードで検索できます。興味のある案件を見つけたら、詳細ページをよく読んで、応募条件や納期などを確認しましょう。
4. 提案する
案件を見つけたら、提案書を提出します。提案書には、以下のような情報を記載しましょう。
- スキル
- 経験
- ポートフォリオ
- 納期
- 料金
5. 納品する
発注者から依頼を受けたら、納期までに完成版を納品しましょう。納品前に、発注者と内容を確認しておくと、後々のトラブルを防ぐことができます。
6. 評価を得る
納品後、発注者から評価を得ることができます。良い評価を得ることで、より多くの案件を受注できるようになります。
その他
- クラウドソーシングサイトによっては、手数料がかかります。
- 悪質な発注者もいるので、注意が必要です。
- 自分のスキルや経験を磨くことが大切です。
参考になるサイト
- クラウドソーシングで音楽スキルをマネタイズする方法: https://webukatu.com/wordpress/blog/43023/
- クラウドソーシングで作曲案件を受注する4つのコツ|稼ぐためのおすすめサイト4選も徹底解説
https://web-camp.io/magazine/archives/110249 - 作曲家・編曲家がクラウドソーシングで稼ぐ方法:
【プロが監修】DTMや作曲で稼ぐ方法と仕事の種類をおしえます。
クラウドソーシングで音楽スキルをマネタイズすることは、副業として収入を得るだけでなく、自分のスキルを磨いたり、新しい人脈を作ったりするチャンスにもなります。ぜひ積極的に活用してみてください。
クラウドソーシングで音楽スキルをマネタイズするには、上記以外にも様々な方法があります。
以下、いくつか例を挙げます。
- 音楽素材販売サイトで音楽素材を販売する
- 音楽コンテストに応募する
- 音楽配信サービスで楽曲を配信する
- SNSで音楽を発信する
自分に合った方法を見つけて、ぜひ音楽スキルをマネタイズしてください。
ーーーーー回答ここまでーーーーー
リンクは一部切れていたのでGoogle検索から追加しました。かならずしもGemini推奨ではありません。
ポートフォリオ代わりの音楽チャンネル
作品集は作る必要がありますので、音楽チャンネルはいずれにせよ作る必要がありますね。Soundcloudでもいいですが、YouTubeのほうが将来につながっていきそう。まだあんまり曲ができていなくても今からぼちぼち始めておくのは悪くないと思います。曲を動画にしなければなりませんが、今は手間いらずのWebツールもあるみたいなので、そちらについてはまた記事で紹介していきたいと思います。カッコいい曲いっぱい上げてて、しかもガンガン再生されている人だったら、作曲を依頼したい気持ちになりませんか?ぼくならなります()。
作曲を教える
ことを職業にすれば、生活が安定する。作った音楽を売るよりそのほうがいいという正論の書かれた記事も見かけました。それは確かにそうなんですが「教える」というのは向き不向きがありますよね。あと、生徒は先生みたいになりたいと思って習うわけなので、自分の曲をなんらかのかたちでヒットさせるというのは結局必要になってくるように思います。「先生」になるのはその後でもいいんじゃないでしょうか?
大きな状況の変化
AIが描いたイラストを多用しているぼくのブログですが、スタートした2022年にはいつもアイキャッチの画像になにを使うかで困っていました。内容にあった絵を使いたいと思っていた人はぼくだけではないはずなので、現在Webで使われるイラストの量は過去一番に増えているのではないでしょうか。音楽もこれと全く同じで、供給さえあれば、もっと実用的に音楽を使いたいと思っているひとはたくさんいるはずなのです。
現状では
そうして需要が高まっているところですが、音楽AIはまだイラストほど使えるレベルにはなっていません。AIの作詞や作曲はまだ完成品とするには惜しいところが目立ちます。またそこまでもっていくための指示も相当面倒です。すくなくとも音楽に特に興味のないひとはやらないくらいにはハードルが高いとは言えるでしょう。だからAIに指示をだしたり、できた楽曲を手直ししたりの作業をするのは当面人間です。AI音楽に対する需要と実際の供給のギャップをうめる役割はありそうですね。
これからできること
実際のところ作曲AIのセンスはすでに人間を超えている部分もあります。なのでアイディア出しは積極的にAIでやって、手直ししたものを自分の作品としてリリースしていくという事も普通になっていくだろうと想像しています。AIというこれまでにない作詞作曲の手段によって可能になることはさまざまに考えられます。とりあえずはいろいろチャレンジしてポートフォリオの音楽チャンネルを充実させていくのがよいのではないでしょうか?
最終的には
音楽も今のイラストのようにちょっとした目的なら「十分使える」ものをだれでもAIに作ってもらえるようになると思います。ChatGPTに「○○についての動画をつくっているんだけど、冒頭のシーンのBGMを考えて。」なんて頼んで、mp3データが30秒くらいでダウンロードできたらみんな使いますよね()。CMソングとかジングルとか需要のあるものは比較的早くそうなるのではないでしょうか?多少おかしなところやいまいちなところがあっても、使う人が気にしないのであればそれでOK。音楽的な精度も上がっていくと思うので、どんどん使えるものになっていくと思います。
ポップスは?
過去の作品を参照していたという点では、AIの登場前からそうだったのがポップスです。限られた音数でわかりやすいものを作ることが前提ですから曲の類似性は避けられません。ありふれていることがそもそもの条件なので、そこに盛り込まれている「違い」が重要でした。「ふつうに良い」では聞いてもらえません。そういう意味ではAIが「正解」しかつくれないならAIの曲はポップスとしては常に「不正解」となるかもしれません。全部があらかじめ予測できては「作品」にはならないわけです。なにをどう盛り込むかを自分で考えられるようになるのが少し先のことだとしたら、それを指示してやるプロデューサーとしての人間の役割はまだしばらくはのこりそうですね。
いかがだったでしょうか?
AIについては、今後も具体的によい使いこなしの方法が見つかったらブログで共有していきます。ヒーリングチャンネルを見て思ったのですが、個人で同じジャンルの曲ばかり作り続けるというのは相当苦痛なんじゃないでしょうか()?そう考えるとグループで複数チャンネルを運営するほうが理にかなっていると思います。いずれにしても収益を上げているようなチャンネルはたくさんのアーティストが参加していますし。自分でつくったいろんな曲をどんどん自分のポートフォリオに上げていきましょう。
<参考リンク>
前回記事はこちらになります。