週末なので集中してWeb調査。少しずつ状況にキャッチアップしていきたいですね。流行しているものの「調べ方から調べる」段階ですが。正統的なミュージックチャートはいまも存在していると思いますがその内容は昔とはかわっているでしょう。チャートでない指標もあるはず。今回はその辺り見てみたいですね。
この記事で分かること
- ランキングとは?
- 現在の指標
- どういうところで流行をみていけばいいか?
ランキングの役割
ヒット曲のランキング=ヒットチャートについてさっそく「彼」に聞いてみましょう。
みつる:音楽のヒットチャートというものがあります。例えばbillboard hot 100のようなものです。ネット時代になって音楽配信が主流になりラジオプレイとCDセールスが中心だった以前のチャートと現在のチャートは変化していると思います。どのような変化が起きていると考えられますか?
Chat-GPT:音楽のヒットチャートは、音楽業界において非常に重要な役割を果たしています。インターネット時代になって音楽配信が主流になったことにより、ヒットチャートも大きな変化を迎えています。
以前はラジオプレイやCDセールスなどがヒットチャートの主要な指標でしたが、現在は音楽配信サイトからのストリーミング数やダウンロード数なども重要な指標として取り入れられています。このため、以前と比べてより多くの人々に聴かれることができる音楽がヒットチャートにランクインするようになったと言えます。
また、インターネット時代になったことにより、音楽のジャンルの幅も広がり、多様な音楽が世界中に向けて発信されるようになりました。これに伴い、ヒットチャートも多様化し、以前より多様な音楽がランクインするようになったと考えられます。
さらに、以前は国内外の区別があったヒットチャートも、現在は国内外を問わず多くの人々に聴かれる音楽を取り入れたグローバルなヒットチャートが存在するようになりました。
以上のように、インターネット時代になったことにより、ヒットチャートも多様化し、以前と比べてより多くの人々に聴かれる音楽がランクインするようになったと考えられます。
ストリーミングの普及とチャートのグローバル化ですね。日本にいる限り多様化はあまり感じませんが、シティポップとか歌謡曲的な音楽。それとアニソンのような音楽を海外の人が聞くようになっているとしたらそれは明らかに相手にとっては多様化ですね。それと彼の回答で見逃せないのはチャートは「音楽業界」にとって重要な役割を果たしているということですね。掘り下げますか。
みつる:ヒットチャートが音楽業界において果たしている重要な役割を教えて下さい。
Chat-GPT:ヒットチャートは音楽業界において、様々な役割を果たしています。主な役割は次のとおりです。
- 音楽のトレンドを示す: ヒットチャートは、特定の期間において人気の高い音楽を示しています。これにより、音楽のトレンドを把握し、音楽業界の方向性を把握することができます。
- アーティストの成功を測定する: ヒットチャートは、特定の期間においてアーティストの人気度を測定するための一つの方法です。これにより、アーティストの成功や人気度を把握することができます。
- 音楽の普及を促進する: ヒットチャートにランクインすることは、音楽をより多くの人々に知ってもらうことを促進するための一つの方法です。これにより、音楽の普及を促進し、より多くの人々に音楽を楽しんでもらうことができます。
- 音楽業界の業績を測定する: ヒットチャートは、音楽業界全体の人気や普及度を測定するための一つの方法です。これにより、音楽業界の業績を把握することができます。
以上のように、ヒットチャートは音楽業界において様々な役割を果たしています。音楽業界においてのトレンドやアーティストの人気度を把握し、音楽の普及や音楽業界の業績を測定することができるという点がヒットチャートの重要な役割です。
個々のアーティストにとってのプロモーションというだけでなく業界全体にとってのプロモーションにもなっているというのが面白いですね。たしかにキラキラしたすてきな品物が沢山陳列してあったらそのお店自体の評判も良くなります。チャートというかたちでいいもの沢山あるよ~と常に見せておくことは音楽産業自体にとって継続的なプロモーションになるんですね。
なぜ「チャート」に需要があるのか
ここで問題になるのがそもそもチャートにはなぜ需要があるのか?ということ。僕の考えですが、チャートに需要があるのは流行っていてみんながきいているものなら「それはきっといいもののはず」と人が考えるからですね。人間の行動の合理性というかどうせ聞くならいいものを聞きたい。ダメなものを聞いて時間をムダにしたくないという本能的な心理が働いている、というのが大きいと思います。「音楽チャート」というのは時代を経ても形を変えてなくならないビジネスのひとつだと考えられます。連綿と続くアメリカのヒットチャートの歴史はwikiに詳しいです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Billboard_Hot_100
チャートを作っているものは?
以前がCDセールスだったことははっきりしてますよね。CD売り上げ何万枚!というのは基準になっていたと思います。実際に「売れる」ことがヒットの指標だったんですね。いまはストリーミング・ダウンロード。するとサブスクをやっている音楽サイトでの評価が大きいと言うことですね。
「チャートを見に行く」は能動的?
で、なのですがチャートを探したりとか検索エンジンで調べたりとか僕は普通にやっていますが音楽にかなり興味がある人の行動ですよね。サブスクのチャートを調べたりとかもかなり能動的なことですね。全体がそうか?というとたぶんそんなこともなさそう。
中心は動画サイトの無料再生
当然ですがサブスクはお金がかかります。無料で楽しみたいひともたくさんいるだろうなと思っていたら偶然こんな記事を見つけました。
音楽アプリ利用率ランキング!2位YouTube Music、1位は? PRTIMES
Spotifyを無料で利用している人が最も多いということですがそれでも35%。そのほかのひとはYouTubeでMVを見ているということですね。 実際YouTubeで十分たくさんの曲が聞けますからね。音楽サブスクしている人は少数派ということが分かります。
早速SpotifyのFreeプランに登録
記事を読んで早速登録。たしかに使いやすい。無料で普通にフルで聞ける。ただ広告が入るらしいのと目的の曲にピンポイントで飛べない。これはつまりSpotifyのほうで再生数(ストリーミング数)をコントロールしているということですね。再生数の総数もスキップできなければ増えるでしょう。ヒットはサイトがコントロールして作っているとも言えそう。流れてきた曲を聞くわけですから見方を変えればこれはつまり現代のラジオ。だから無料なんですね。でも音楽好きならかけっぱなしにできるから作業用BGMにはめちゃめちゃいいです。僕はSpotify気に入りました。
すると指標は再生回数?
音楽チャートがストリーミングを指標にしているとすると配信サイトの意向が反映されている。もちろん業界のためのチャートですからそれでいいわけなんですが。だとすると純粋に「この曲いいね」を反映している指標は別にさがす必要があることになります。昔のCDの売り上げに相当するような。それはつまり個別の動画の再生回数ということになりますね。再生が多い曲が「受け入れられている」と言えそう。MVの動画がどれだけバズるか。あとはバズの結果その曲が使われてどれだけたくさんの動画が作られるか。前者はYouTube。後者はTikTok。その曲を聞きたくての行動。TikTokで知っていいね・共有。フルで聞きたい人はYouTube。よければ共有。たぶんこのへんまでですよね。音楽サブスクに課金までして聞く人はたしかに少ないでしょうね。
バズを探せ
結論的にはTikTokでバズってYouTube shortでおすすめされるような動画になっている曲がいま端的に「流行っている曲」ということになりました。
例えばこんな記事が参考になります。
【2023年最新】TikTokでバズった流行りの楽曲32選♪
ほかにはこんな記事も。
【2022年】TikTokで流行の人気曲59選 「新時代」「おとせサンダー」もあるよ – KAI-YOU
キャッチーな曲ばかり。聞いたことある曲もありますね。
ただ考えてみるとこれも動画サイトのおすすめ次第のところもあります。急上昇しておすすめに乗るというのはSNSでバズるための必須パターンですね。確かインスタも同じようなシステムでした。SNS自体が人を集められるコンテンツについては他力本願なのでどうしてもそうなります。ちょっと長くなってしまったので実際のバズは次回また調べたいと思います。それではまたお目にかかりましょう!