とりあえずkey=Cで一通り網羅して譜面をつくりました。左手の感覚で押さえることができるフォームになっています。
この記事でわかること
セカンダリードミナントおよびその代理コードのおさえかた(key=C)
内容をご説明します
〇順番は
1.セカンダリードミナント
2.#dim
3.裏コード
4.オーギュメント
5.ブラックアダーコード
です。
基本的には同じ譜面の形式を使っていて、Ⅰ・Ⅳ・Ⅶ・Ⅲ・Ⅵ・Ⅱ・Ⅴ・Ⅰの順でダイアトニックコードがあらわれ、セカンダリードミナントおよびその代理コードはその間をつなぐ形で登場しています。結果、一部、和音博士の範囲よりも多く網羅的にコードのおさえかたを記載しました。
〇表記のしかた
今回はオリジナルの階名表記のコードと、ディグリーのコードネームを併記しました。#dimなど、コードネームがわかったほうが役割がはっきりするとおもったからです。分数コードは転回形を表示しているだけで、深い意味はありません。ただし、ブラックアダーコードだけは別で、分数コードの分母はベースとなっています。階名表記は分数を表すスラッシュが逆スラッシュになっていますが、先頭が一番低い音なのでそう表示しています。実際のおさえかたが転回形になったものはカッコに示しました。
譜面はこちら
以下のとおりになります。
いかがだったでしょうか?
当然より美しく響く音の積み方はありますが、音を聞いていただくとわかるとおりこれでも完全にダメというわけではないと思います。上記で、美しくハーモニーする組み合わせについては基本的なところは網羅されていると考えていいはず。なので、とりあえずコードを手になじませて、構成音を自分のものにしていきたいと思います。なお他調についてですが、楽譜中で変わるのは音符の位置だけなので、譜面そのものにはそれほど大きな意味はないと思います。鍵盤図についてはkey=Cについてはひととおりすでに作ってそれぞれの記事中でご紹介していますので、よろしければ右コラムのカテゴリーからご参照ください。