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カラオケで「音程スコア」を上げたいかたに正確なピッチを覚える曲をつくりました(第2版は男声版)

カラオケで高得点を目指すには「音程スコア」が重要。でも楽器と違って声は高さをコントロールするのがむずかしい(自分で歌うとすぐわかります)ですね。音高を合わせていく基準になる音はなるべく正確に記憶しておくにこしたことはありません。前回の女声版につづいて今回は男声版の小さな曲をつくりました。聞いて歌って活用していただければ幸いです。楽器の音感をよくしたいかたはキーボードでひいてみるのがおすすめ。譜面は指番号付きですのでdrmをききながら「みつる式」のおさらいができます。すこしむずかしいですが応用編としてやってみてください。それではいってみましょう!

この記事でわかること

  • 男声の平均音域はF3からG4
  • 高い方だけでなく低い方も折り返します
  • 歌はMaiさん(女声)です

早速譜面をごらんください

今回は女声版より音域が狭いために高い方はすぐ最高音G4に到達してしまいます。超えてしまわないように折り返すのは前回と同様。ただし今回は折り返して下がっていくと最低音F3より下がってしまうケースが出てくることがわかりました。低い方も音域をはみ出ないようにそちらも折り返します。

ピアノバージョン(速さは譜面通り)

drmで歌ったパージョン(tempo=40さらにゆっくりです)

《2023/5/24追記 Synthesizer VのMaiさんに歌ってもらいました。音源さしかえます。》

いかがだったでしょうか

12keyを次々にうたっていきます。今回は男声の最低音F3から始めますのでkey=Fから。一音階終わるごとに半音高くしてまたdからはじめて音階をうたいます。高い方はG4で折り返し。低い方もF3で折り返します。こうしてkeyを1つずつあげていきます。12回で終了。実音と関係なくdrmで聞こえるようになったら音感がよくなっている証拠。同じ音は7回別々の音階の中で登場しますのでこうすることで一番多くの回数同じ音高に触れることができます。つまりなんとなく知らない間に「覚えちゃう」。初めての曲を聞いた時それがdrmで聞こえたらしめたもの。音高も役割も分かっているということだからです。チューナーを使って音の高さはチェック済みですから安心して音を覚えるのに使ってください。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう!

女声版はこちらになります。

《追記》

今回は「男声の音域」でうたえるように工夫しました。ただしその分すこしだけ複雑になっています。音域と関係なくdrmfsltdの長音階をキーボードでひくだけなら同じことを12回くりかえせばOK。12keyをとても簡単に順番にひいていける方法があります。規則的に進むそのやりかたを「サークルオブフィフス」とよびます。以前記事をかきましたのでご参考になさってください。

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みつるの音感がよくなるブログ

そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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