ひさびさの工作コーナー()です。暗記用にカードのプリントアウトを作ってみました。よろしければご活用ください。
この記事でわかること
- 暗記用のカードのつくりかた
- もうひとつの指板のおぼえかた
よろしければご活用ください
こんな感じにつくってみました。PDFはA4二枚となっています。プリントアウトしてお使いください。
標準サイズの暗記カードには余裕をもって貼れるサイズかと思います。裏面にノリがついた用紙に印刷するのが便利ですね。ハサミで切るだけでOK。のりをつける手間が省けます。ただし、注意点があります。先に全部切り離すのは絶対にやめてください。裏紙を剥がすのが地獄の作業になります。(ハサミで圧着されるせいか、めっちゃ剥がしにくくなります)。先に裏紙を剥がしたあとで、切り離しながら、暗記カードに貼っていくのが正解でした。なお暗記カードの裏面は実際におぼえながら手書きをしてください。
指板の音名で気づいたこと
作業をしている中で気づいたことがあります。シーケンシャルな覚え方になるので、この記事の主旨とは違ってしまうのですが、3弦の音名だけ知っていれば、サークルオブフィフスを使って、指板の音名はすべてわかります。というのは、同じフレット内の音は3弦をスタートして、太い弦にむかって、5度進行していくからです。たとえば、3弦5フレットはC。すると4弦5弦6弦の順で、G・D・Aとなります。つまりC→G→D→Aですが、これはサークルオブフィフスでシャープが増えていく方向の回転ですね。6弦と1弦は同じ音ですから、1弦もA。1弦2弦の間も5度進行ですから、2弦はEということになります。ギターに先んじてピアノを学んだ人の理解の仕方にはなると思うのですが、ご参考まで。C→G→D→A→E→B→F#→Db→Ab→Eb→Bb→Fとなる、ピアノの5度進行の記事はこちらになります。drmfとsltdを同じ手の形でひくことによって、サークルオブフィフスの仕組みはたぶんギターよりわかりやすく体感することができると思います。
いかがだったでしょうか?
フレットの形をみて、何も考えずに音名がわかる、という状態を目指していますが、今回の暗記カードはそのアシストになると思います。サークルオブフィフスの知識はその前段階で使うものですね。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう。
<24/12/4追記>
さっそくですが改訂版をつくりました。よろしければこちらもご参照ください。