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鍵盤の効果的な練習方法:音感取得のロードマップ(プロローグ)

アコースティックギター(弾き語り)のチュートリアル動画を発見しました。3時間近くあるのにすごくたくさん再生されています。みなさん繰り返し見ておられるんだと思います。たしかに、目標達成までの全貌がわかっていると「なにをすればいいか?」が分かりやすい。記事も増えてきましたので、自分なりにまとめる必要も感じてきています。そこで、鍵盤について習得のロードマップを考えてみよう。というのが今回のテーマになります。今後の方針も含めて少し考えてみたいと思います。

この記事でわかること

  • 参考動画
  • ロードマップ素案(GPT,Claude,Gemini)
  • 目的をどこに設定するか?
  • 和音博士のコード
  • 「好きな曲」がひけるようになる動画

参考動画はこちらです

大作です。そして再生数もすごいです。

AI生成の作曲がはじまって、今後は、そつのない曲がたくさん作られるようになると思いますので、DTMのみでは差別化が難しくなると思います。生楽器やパフォーマンスの重要性はこれまで以上に高くなると思っているので、こういう本当に弾けるようになることを目指している動画は参考になります。

とりあえず素案をつくってもらいました

仮に12音階の習得を目的にするとどんなロードマップになるのか、考えてもらいました。

GPT案

初心者がピアノでメジャースケールの音感を身につけ、12キーでメジャースケールを弾けるようになるための練習ロードマップを作成しました。以下のステップに従って練習を進めていくことで、目標を達成することができます。

1. 基本的なピアノの知識を学ぶ(2日間)

  • ピアノの構造:鍵盤の配置と名前、白鍵と黒鍵の違いを理解する。
  • 楽譜の読み方:五線譜、ト音記号、音符の基本を学ぶ。
  • 指番号の理解:指番号(1-5)とその役割を覚える。

2. メジャースケールの基本を理解する(1日)

  • メジャースケールの構造:全音と半音のパターン(全・全・半・全・全・全・半)を理解する。
  • Cメジャースケールの練習:Cメジャースケールは白鍵のみで構成されているため、最初の練習に最適。

3. 片手でメジャースケールを弾く練習(3日間)

  • 右手の練習:Cメジャースケールを右手でゆっくり弾く。指使い(1-2-3, 1-2-3-4-5)に注意する。
  • 左手の練習:Cメジャースケールを左手でゆっくり弾く。指使い(5-4-3-2-1, 3-2-1)に注意する。

4. 両手でメジャースケールを弾く練習(3日間)

  • Cメジャースケール:両手でCメジャースケールをゆっくり弾く。指使いとタイミングに注意する。
  • テンポを上げる:徐々にテンポを上げていき、スムーズに弾けるようにする。

5. 他のキーでメジャースケールを練習する(24日間)

  • Gメジャースケール:F#を含むGメジャースケールを練習する。右手と左手それぞれで弾く。
  • Dメジャースケール:F#とC#を含むDメジャースケールを練習する。右手と左手それぞれで弾く。
  • 他のキーに進む:上記と同様に、Aメジャースケール、Eメジャースケール、Bメジャースケール、F#メジャースケール、Dbメジャースケール、Abメジャースケール、Ebメジャースケール、Bbメジャースケール、Fメジャースケールを順に練習する。

6. スケールの認識を深めるための練習(7日間)

  • 耳トレーニング:スケールの各音を聴き取り、正確に識別する練習を行う。ピアノアプリやオンラインツールを活用する。
  • ハーモニック練習:メジャースケールの音をハーモニー(和音)として弾く練習をする。

7. メジャースケールの応用練習(7日間)

  • アルペジオ練習:各キーのメジャースケールのアルペジオを練習する。
  • リズム変化:スケールを異なるリズムパターンで弾く練習をする。

8. 定期的な復習と実践(14日間)

  • 復習:定期的に各キーのメジャースケールを復習し、記憶を強化する。
  • 実践:曲やエクササイズでメジャースケールを活用し、実際の演奏に応用する。

練習スケジュールの例

  • 1週目(7日間):ピアノの基本、Cメジャースケール(右手、左手、両手)
  • 2-3週目(14日間):Gメジャースケール、Dメジャースケール
  • 4-5週目(14日間):Aメジャースケール、Eメジャースケール
  • 6-7週目(14日間):Bメジャースケール、F#メジャースケール
  • 8-9週目(14日間):Dbメジャースケール、Abメジャースケール
  • 10-11週目(14日間):Ebメジャースケール、Bbメジャースケール
  • 12週目(7日間):Fメジャースケール、総復習と実践練習

このロードマップを参考に、段階的に練習を進めていくことで、メジャースケールの音感を身につけ、12キーでスムーズにスケールを弾けるようになることが期待できます。

総日数

合計:61日間

練習時間:1日30分

Claude案

初心者向けのピアノ練習ロードマップを作成しました。目標はメジャースケールの音感を身につけ、12キーでメジャースケールを弾けるようになることです。以下のステップを順に進めていくことをお勧めします:

  1. 基本的な音楽理論とピアノの構造を学ぶ(1-2週間)
  • 音階、半音、全音の概念
  • 鍵盤の配置と音名
  1. C メジャースケールに集中(2-3週間)
  • 正しい指使いで片手ずつ練習
  • 両手で1オクターブ上下に弾く
  • スケールを聴いて音程を認識する練習
  1. 音程の聴き分け練習(2週間)
  • 長2度、長3度などの基本的な音程を聴き分ける
  • 音程を聴いて歌う、弾く練習
  1. G、F メジャースケールの練習(2週間)
  • C と同じ方法で練習
  • 3つのスケールを聴き比べる
  1. 残りの白鍵スケール(D、A、E、B)の練習(4週間)
  • 各スケール1週間ずつ練習
  • すべてのスケールを聴き比べる
  1. 黒鍵を含むスケール(F#、C#、F、B♭、E♭、A♭)の練習(6週間)
  • 各スケール1週間ずつ練習
  • すべてのスケールを聴き比べる
  1. 12キーすべてのスケール復習と強化(2-3週間)
  • ランダムな順序でスケールを弾く
  • スケールを聴いて、キーを当てる練習
  1. 応用練習(継続的に)
  • スケールを使った簡単な曲の演奏
  • 即興演奏の基礎

このロードマップは約20週間(5ヶ月)を想定していますが、個人の進度によって調整してください。毎日30分から1時間の練習を継続することが重要です。

さらに詳しい情報や特定のステップについて掘り下げた説明が必要な場合は、お知らせください。

Gemini案

初心者向け ピアノでメジャースケールをマスターするための練習ロードマップ

目標:

  • メジャースケールの音感を身につける
  • 12キーでメジャースケールを弾けるようになる

期間:

個人差がありますが、毎日30分〜1時間程度の練習を継続すれば、3ヶ月〜半年程度で目標達成を目指せるでしょう。

ロードマップ:

1ヶ月目:

  • 音感トレーニング:
    • 毎日の練習前に、音感を鍛えるトレーニングを行いましょう。
      • 音当てゲーム: ピアノアプリやウェブサイトなどを活用して、ランダムに鳴らされる音を当てるゲームを行います。
      • 音程比較: 2つの音程を聴き比べ、どちらが高いか低いかを判断する練習を行います。
      • メロディー聴写: 簡単なメロディーを聴いて、五線譜に書き取る練習を行います。
  • Cメジャースケールの練習:
    • まずは最も基本的なCメジャースケールから練習を始めましょう。
      • ゆっくりとしたテンポで、鍵盤を見ながら正しい指使いで弾きます。
      • メトロノームを使って、一定のリズムを保ちながら練習します。
      • 音を聴きながら、鍵盤を見ずに弾けるように練習します。
    • Cメジャースケールをマスターしたら、Gメジャースケール、Fメジャースケールなど、他のキーのメジャースケールにも挑戦してみましょう。

2ヶ月目:

  • スケールのバリエーション練習:
    • メジャースケールを上下行だけでなく、3度跳び、5度跳びなどのバリエーションで練習します。
    • アルペジオ奏法: スケールの各音を順番に弾くのではなく、1音ずつ飛ばして弾く練習を行います。
    • オクターブ奏法: 1オクターブ上のスケールも練習に取り入れます。
  • コード練習:
    • メジャースケールから構成されるメジャーコードの練習を始めましょう。
      • Cメジャーコード、Gメジャーコード、Fメジャースケールなど、様々なキーのメジャーコードを練習します。
      • コードの響きを聴きながら、鍵盤を見ずに弾けるように練習します。
  • 簡単な曲の練習:
    • メジャースケールとメジャーコードを使った簡単な曲を練習してみましょう。
      • 子供向けの歌や、簡単なクラシック曲などがおすすめです。
      • ゆっくりとしたテンポで、正確に弾くことを意識しましょう。

3ヶ月目:

  • ハ長調以外のメジャースケールの練習:
    • これまでに習得した練習方法を、ハ長調以外のメジャースケールにも適用します。
      • Cメジャー、Gメジャー、Fメジャー以外のキーのメジャースケールを練習します。
      • スケールの音感をしっかりと身につけるために、音感トレーニングも継続しましょう。
  • 様々な調の曲の練習:
    • これまでに習得したメジャースケールとメジャーコードを使って、様々な調の曲を練習してみましょう。
      • 少しずつ難易度を上げて、より複雑な曲にも挑戦してみましょう。
      • 表現力豊かに演奏することを意識しましょう。

上達のコツ:

  • 毎日コツコツと練習を続けることが最も重要です。
  • ゆっくりとしたテンポから始めて、徐々に速くしていくようにしましょう。
  • 間違えても気にせず、最後まで弾き通しましょう。
  • メトロノームを使って、一定のリズムを保ちながら練習しましょう。
  • 録音して自分の演奏を客観的に聴き、改善点を見つけましょう。
  • 楽しみながら練習することが上達への近道です。

参考資料:

その他:

  • 上記はあくまで一例であり、個人の進度に合わせて調整してください。
  • 必要に応じて、ピアノ教室に通ったり、オンラインレッスンを受けたりするのも良いでしょう。
  • 音楽を楽しむことを忘れずに、練習に取り組んでください。

このロードマップが、あなたのピアノ学習の役に立てば幸いです。

-----引用ここまでーーーーー

メロディについてはAI素案をみつる式におきかえる必要がありますが、基本的にはこうした進め方になると思います。GPTが一番楽観的で2か月。Geminiが3か月から半年。Claudeが5か月といった感じですね。僕の方法だと音階はキーごとにひき方を変えませんので、反復効果が活かせて「弾くこと」自体はもっと短い期間で身につけられると思いますが、音感はそれなりに時間がかかるので、1年くらいの余裕を見ておいた方がいいですね。半年でとりあえず身に付く音感と1年後の音感では、だいぶ精度に差がある気がします。なお音感を養うのにアプリは必要ないと思います。鍵盤で覚えたほうが結局それで音を出すわけですから、ムダがありません。アプリの問題点についてはこちらの記事にまとめました。

30分の練習時間は長すぎるので。実質10分くらいに縮める必要があると思います。できるときに長時間を確保するより、短時間でも毎日繰り返すことの方が重要に思います。

弾けるようになる

このブログでの「弾けるようになる」の目標は、だれでも知っているポップスを弾けるようになることですから、そこに向かって先へ進めていきたいですね。

たとえばこうした曲たちですね。練習ばかりではつまらないです。そのためにも、「ひける曲」を動画化していかないとですね。これは簡単なものからかんたんアレンジカバー曲としてYouTubeに上げていきたいと思っています。

コードについて

コードは和音博士を終了することで、手元を見ずにひけるようになれると思います。コードでまだ手を付けていないのは具体的には

1セカンダリードミナント代理コードの練習曲12key分

2オーギュメントコード練習曲12key分

3同主短調からの借用コードについての解説記事&練習曲12key分

です。12key分というと大変そうですが、同じ指を同じ幅だけ動かすというだけなので、一つのkeyでできれば後は全く同じ感覚でいけます。これはセカンダリードミナントで自分も経験済みです。

最初にマスターすべきコード

ただし、と言ってはなんですが、そのためにはダイアトニックコード7種を12keyで弾けるようになっていることがベースとなります。おそらくこれが一番時間がかかるでしょう。しかし、ここさえできれば、次のセカンダリードミナント以降のコードは指1本の違いですから、コードの伴奏がとてもらくになると思います。

いかがだったでしょうか?

音感も、演奏もさび付かせない程度に鍵盤を触っていれば、それほど衰えることはありません。音感がみについてくれば、音楽を聴くこと自体が音感アップにつながるからです。その点SunoなどのAI作曲は音程が正確ですから、AIと作業するだけでも音感はアップします。結局自分が楽しいことが音感アップにつながるというその原則は変わりないですね()。みなさんがより音楽を楽しめるように、今後もいろいろ工夫していきたいと思います。

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>みつるの音感がよくなるブログ

みつるの音感がよくなるブログ

そのひとなりの楽しみが味わえること以上に大切なことはありません。音楽だってプロではないアマチュアなりの楽しみ方があっていいはず。ピアノだって誰もが演奏家を目指さなくてももっと楽しくひけるはず。このブログも作曲も全ては自分の楽しみのためにやっていることです。でも自分が楽しんでいないことはきっと相手にも伝わらない。僕の見つけたちょっとしたコツや知識がみなさんの楽しみにつながることを心から願っています。

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