説明しないと決意していたわけではありません。説明しなかったのにそれほど深い理由はなかったのですが今回たぶんその理由だと思われるものを発見しました。感覚を裏付ける「データ?」になります。すべてが実証できたわけではありませんがとにかく見てご判断下さい。お見せするデータは画像になります。
この記事でわかること
- ダイアトニック3和音と4和音
- 音の違いは?
- 理解できる方法
説明しなかったのは
もともとは感覚的な理由でした。あえて区別して煩雑にするほどのことでもないと思っていたのは確かです。よくコードの説明で3和音からはじめて1音足して『複雑になった』のが4和音という説明がされますが、それほどかなと感じていました。もちろんメロディやソロとの兼ね合いで響きが衝突していればt(maj7)の音を取り除くのは当然。でもそれは別にtに限った話ではありません。テンションはもちろんほかのコードトーンでも同様です。
key=CのダイアトニックⅠのコード
具体的にはコードDms(C)がCEG。Dmst(Cmaj7)がCEGBになるわけですが、このBの有無の違いですね。
視覚化すると
音源は電子ピアノのピアノの音。サスティンペダルで音を伸ばした状態でキャプチャーしています。電子ピアノのスピーカーの音をiPadのマイクが拾っています。
まずCEGとひいたところ
次にCEGBとおさえたところ
いかがですか?同じ画像じゃないですよw。間違い探しじゃありません。一応Bのところをご覧ください。ターゲットになる白いマークが出ています。ただそれ以外Bをひくとひかないとであまり差がないことがわかります。もちろんひいた直後はオクターブ下のところにマークが出ますが短い時間で消えてスクショのような状態になります。
もう一つ
画像をご覧ください。
これはあきらかに違ってますね。Bの倍音が出ていません。これはなにかというとDs(C5)です。CGだけをひいたところ。いわゆるパワーコードです。つまりコードはC C5 CMaj7の3タイプというよりは音的にはC5 CMaj7の2タイプということがわかります。だからCを別にご紹介しなくてもそれほど大事にはならないということになります。
とりあえず
他のコードについても検証しなければなりませんがいずれにせよ音感を育てる上では4和音のダイアトニックには馴染む必要があります。ならば大は小を兼ねるという言葉もありますから、とりあえずこちらの4和音をやっておきませんか?クリーンな響きが欲しいということであれば思い切ってパワーコードを使うという手があります。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう!
今日のGPT
みつる:倍音について教えてください。ピアノのCEGの鍵盤をおしたとき、それぞれの音ででる倍音はどのような音になりますか?CEGそれぞれについて倍音を教えてください。
ChatGPT:倍音とは、楽器が発する基本周波数の整数倍の周波数である音のことを指します。ピアノの場合、各鍵盤を弾くと、その音に加えて様々な倍音が響きます。
以下に、ピアノのCEGの鍵盤を押した時に発生する主要な倍音を示します。
- C音の場合:
- 2倍音:Cの2オクターブ上のC音
- 3倍音:Gの上のG音
- 4倍音:Cの3オクターブ上のC音
- 5倍音:Eの上のG#音
- 6倍音:Gの2オクターブ上のG音
- 7倍音:Bの上のBb音
- E音の場合:
- 2倍音:Eの2オクターブ上のE音
- 3倍音:Gの上のB音
- 4倍音:Eの3オクターブ上のE音
- 5倍音:Bの上のF#音
- G音の場合:
- 2倍音:Gの2オクターブ上のG音
- 3倍音:Bの上のD音
- 4倍音:Gの3オクターブ上のG音
- 5倍音:Dの上のF#音
- 6倍音:Bの2オクターブ上のB音
倍音は、楽器の音色や倍音成分の強さによって異なります。ピアノの倍音は、ピアノの弦や共鳴箱などの構造によって決まります。