以前の記事で3コードの覚えられる曲としてご紹介したのですが、たぶんめちゃめちゃ難しかったと思います。事実上は「おぼえられないソング」だったのではないでしょうか。今回は反省して少しずつ取り組んでいただけるように曲を作り直しました。
この記事でわかること
- 3コードのピアノでのひきかた
- じっくりとりくむ価値のある理由
- 12keyでひくと同じ音が7回音階の音として登場
- 同じ音を別の役割で聞く意味
最近このひき方もしています
また近々まとめなおしますが、僕の現在の毎日の「エッセンシャル」なルーティーンに今回ご紹介するこの3コードのひき方も加えています。そこで、みなさんにご紹介しようと思いました。
3コードのおさえ方がわかったら
僕のおすすめするコードのおさえかたでは、FldmとStrfの二つのコードをベースにすべてのコードをご説明しています。なのでFldmとStrfがひけるようになるということは、そのkeyのコードのほぼ8割以上をすでにマスターしたことを意味します。なぜなら、ほとんどすべてのコードはFldmまたはStrfから指1本か2本を動かすだけで完成するからです。
時間をかけて取り組みましょう
そのかわりその出発点となる二つのコードは全く手元を見ないで、触覚だけでスムースにひけるようになっている必要があります。FldmとStrfだけでは曲としては完成しません。keyの主和音となるstDmを加えると3コードがそろって「曲」になります。つまり3コードの曲とはすべてのコードをみにつけるための最短ルートといえます。重要な基盤になりますのでここはいくら時間をかけてもOKなところ。音感をよくしながらじっくり取り組んでみてください。
12keyを1曲にまとめましたが
最初から全部のkeyをひく必要はもちろんありません。まずは白鍵だけのkey=Cからくりかえしやってみてください。弾けるようになったら次のkey=Gに進んでいただければと思います。
1曲にまとめている理由は
12keyをひいていくなかで同じ音が7回drmfsltのちがう役割を担って登場します。それを聞くことによって、音感がめちゃめちゃよくなるからです。音の役割が聞き取れることが「音感」だからですね。そのためにはこんな風に「同じ曲を違う音で聞く」のが一番効果があります。
こちらになります
いつものように音と譜面をNotion Mobileでつくってみました。
今回の曲は
3コードの登場順がD S F S Dになっています。繰り返しがある分、今回のはじっくり取り組めると思います。前回のものはD F S Dでした。こちらもひく順番をサークルオブフィフスの順にあらためてあります(やったのをわすれていました)。こちらの記事をごらんください。
最初の記事もご紹介しておきます。
具体的なおさえかた
おさえかたについてはこちらで鍵盤図入りでご紹介していますので参照いただければと思います。おさえかたのコツもご紹介しています。