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セカンダリードミナントをひいてみよう(10/12)key=Eb

セカンダリードミナントもいよいよ終盤。サークルオブフィフスも終点が見えてきました。回転にしたがってフラットはひとつずつ減って弾きやすくなっていきます。音階によって「カラーがある」とよく言われますがどうお感じになりますか?音の関係は同じでも単純に音の高さがちがうと印象は大きく違うのは確かです。雰囲気は具体的な楽曲のイメージによるところも大きいと思いますが、キーによる印象の違いを確認しつつやっていきましょう。

この記事でわかること

  • key=Ebのセカンダリードミナント
  • セカンダリードミナント5つを覚えるちいさな曲(key=Eb編)
  • 鍵盤図

key=Ebの5つのセカンダリードミナント

セカンダリードミナントについてくわしくは最初の記事の解説をご参照ください。スケール外の音は臨時で使われ音階の音に戻ってくるその効果を高める働きがあります。

セカンダリードミナントをひいてみよう(1/12)key=C

どのkeyでも階名表示だと表現は変わりません。この5つの動きです。左側がセカンダリードミナント。右がダイアトニックコードになります。

lTrifi  → strM

sitrM → sLdm

sLdim → fldR

fildR → Strf

steDm → Fldm

楽譜・音

key=Ebの小さな曲はこちらになります。

譜面は臨時記号でかなり複雑ですが単に表記上の問題ですのであまり気にせず実際にひくところは鍵盤図をご参照下さい。

鍵盤図

解決先とセットで表示します。黒鍵数はまだ3個ありますが音階の位置さえ把握していればkeyによる違いは気にする必要はありません。指の動きを手クセでおぼえていきましょう。

1)lTrifi  → strM

lTrifi

strM

2)sitrM → sLdm

sitrM

sLdm

3)sLdim → fldR

sLdim

fldR

4)fildR → Strf

fildR

Strf

5)steDm → Fldm

steDm

Fldm

おつかれさまでした

セカンダリードミナントは進行先がダイアトニックコード。なのでダイアトニックコードの一時的な変化形ととらえることができます。変化したものが安定した通常の状態に戻ることで通常の進行より大きな音の動きが表現されています。安定だけでは楽曲が平板に感じられてしまうときセカンダリードミナントが選択肢にあるとアレンジの幅はぐっとひろがります。手クセで自然に出てくる状態に近づけていきましょう。それでは次回のブログでまたお目にかかりましょう!

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