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セカンダリードミナントをひいてみよう(9/12)key=Ab

ひきつづきサークルオブフィフスを進み続けます。回転方向(右回り)はそのまま。フラット系はサークルオブフィフスの前半のシャープ系に比べるとなじみが薄い印象があります。その理由を考えてみたのですが音階がスタートするルート音。出だしの音が黒鍵のためひきにくさを感じるせいではないでしょうか。指先にイメージした階名を鍵盤に乗せていく感覚でひくと違和感が軽減できると思います。フラット系も楽しんでやっていきましょう。

この記事でわかること

  • key=Abのセカンダリードミナント
  • セカンダリードミナント5つを覚えるちいさな曲(key=Ab編)
  • 鍵盤図

key=Abの5つのセカンダリードミナント

セカンダリードミナントについてくわしくは最初の記事の解説をご参照ください。スケール外の音は臨時で使われ音階の音に戻ってくるその効果を高める働きがあります。

セカンダリードミナントをひいてみよう(1/12)key=C

どのkeyでも階名表示だと表現は変わりません。この5つの動きです。左側がセカンダリードミナント。右がダイアトニックコードになります。

lTrifi  → strM

sitrM → sLdm

sLdim → fldR

fildR → Strf

steDm → Fldm

楽譜・音

key=Abの小さな曲はこちらになります。

譜面は臨時記号でかなり複雑ですが単に表記上の問題ですのであまり気にせず実際にひくところは鍵盤図をご参照下さい。

鍵盤図

解決先とセットで表示します。黒鍵数はまだ4個もありますが音階の位置さえ把握していればkeyによる違いは気にする必要はありません。指の動きを手クセでおぼえていきましょう。

1)lTrifi  → strM

lTrifi

strM

2)sitrM → sLdm

sitrM

sLdm

3)sLdim → fldR

sLdim

fldR

4)fildR → Strf

fildR

Strf

5)steDm → Fldm

steDm

Fldm

おつかれさまでした

セカンダリードミナントの使いどころですがメロディに注目していると分かりやすいと思います。メロディが音階を外れたときダイアトニックコードよりも自然にメロディを受け止めることができるのがセカンダリードミナント。使おうと意気込まなくてもテーマを引き立たせるかくし味として使えるでしょう。それでは次回のブログでまたお目にかかりましょう!

今日のGPT

こんにちは!セカンダリードミナントについてアドバイスを求められるのは光栄です。セカンダリードミナントは、楽曲のハーモニーに面白みや予想外の転換を加える方法の1つであり、初心者の音楽愛好家にも理解しやすく、実践できるテクニックです。

以下に、セカンダリードミナントの使いどころについてのアドバイスをいくつかご紹介します。

  1. コード進行のドラマを強調する: セカンダリードミナントは、コード進行に緊張感や劇的な効果を与えることができます。例えば、C – Am – Dm – G – Cのコード進行において、Amの前にE7(AmのV7)を挿入することで、Amへの期待感が増し、コード進行がよりエキサイティングになります。
  2. 曲の別のセクションへの移行をスムーズにする: セカンダリードミナントは、曲のセクション間の移行を助ける役割を果たすことができます。例えば、AメロからBメロへ移行する際、セカンダリードミナントを使用することで、聴き手に新しいセクションへの期待感を与えることができます。
  3. ジャズやクラシックなどの異なるジャンルを取り入れる: セカンダリードミナントは、ジャズやクラシック音楽でよく使われるテクニックです。これらのジャンルの要素を取り入れたい場合、セカンダリードミナントを使用することで、独特の雰囲気を作り出すことができます。
  4. 繰り返しの多い楽曲にバリエーションを加える: セカンダリードミナントは、繰り返しの多い楽曲にハーモニーの変化を与える方法の1つです。特定の部分を強調したい場合や、単調になりがちなパートにアクセントを付けたい場合に、セカンダリードミナントを取り入れると効果的です。

最後に、セカンダリードミナントを実際に使ってみることが大切です。楽器で演奏してみたり、お気に入りの曲でセカンダリードミナントが使われている箇所を探したりすることで、実践的な理解が深まります。また、以下の方法も試してみてください。

  1. 試行錯誤を楽しむ: セカンダリードミナントは実験的な性質を持っているため、様々なコード進行に適用してみて、どのように響くか試してみましょう。これにより、自分自身の音楽スタイルに合った使い方が見つかるでしょう。
  2. 既存の曲をアレンジしてみる: お気に入りの曲や練習している曲にセカンダリードミナントを取り入れてアレンジしてみることで、曲のハーモニーにどのような影響を与えるか実感できます。また、アレンジの幅を広げることができます。
  3. ピアノやキーボードでハーモニーを弾いてみる: ピアノやキーボードは、ハーモニーの構造を視覚的に捉えるのに最適な楽器です。セカンダリードミナントを含むコード進行を弾いてみることで、その効果をより直感的に理解することができます。
  4. 他の音楽理論の知識と組み合わせる: セカンダリードミナント以外の音楽理論の知識(モード、コードサブスティテューションなど)を組み合わせることで、さらに多彩なハーモニーを作り出すことができます。音楽理論の勉強を進めることで、セカンダリードミナントの可能性が広がります。

最後に、セカンダリードミナントの使用は、個人の好みや音楽スタイルによって異なります。自分自身の音楽にどのように取り入れるか、試行錯誤を楽しみながら発見していくことが大切です。これらのアドバイスが、あなたの音楽制作に役立つことを願っています。

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