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コード進行って結局なに?定番コード進行をみつる式でひいてみる(第1回丸サ進行)

Just The Two Of Us 進行とも言うそうですが、いくつかある有名な定番進行のうち特に人気なのがこの進行です。今回はこの「丸サ進行(JUST THE TWO OF US進行)を僕のおすすめしているコードのひき方で押さえたらどうなるのか?検証してみたいと思います。果たしていい感じになるでしょうか?このブログの常でいつもスタートは手探り()。さて結果はいかに?

この記事でわかること

  • 名前の由来となった曲を聞いてみよう
  • 「和音博士」で丸サ進行ならしてみよう
  • みつる式で丸サ進行をひいてみよう
  • 丸サ進行を「ひけるようになると」よいこと
  • コード進行って結局なに?

名前の由来となった曲をきいてみましょう

まずはこちら

key=Ab(Fm)でコードはこんな風になっています。

|Db  C |Fm Ebm Ab|(コードはChordify調べ)

フラットがついたりしてちょっと難しそうですがとりあえずは曲を楽しむだけにして先にすすみましょう。

こちらはkey=Eb(Cm)

コードは

|Abmaj7  G7 |Cm Eb |(コードはChordify調べ)

こちらもフラットがついてますね。お気になさらず()。

さてなんのコードでしょう?

なやむところではないので答えから言ってしまいますね。コードの骨格はこんなふうになっています。

Ⅳmaj7 Ⅲ7 Ⅵm7 Ⅰ7です。(Just The Two Of Us はⅣmaj7 Ⅲ7 Ⅵm7 Ⅴm7 Ⅰ7)

論より証拠。和音博士で次の通りにおさえてみて下さい。エモ味は「濃味」でOKです。

JUST THE TO OF USはこちらになります

ピアノでひいてみよう!

今度はみつる式のコードであらわしてみます。

Fldm sitrM sLdm steDm

解説すると

1)FldmはダイアトニックFa(Ⅳ4)のコード

2)sitrMはセカンダリードミナント。

  ダイアトニックMi(Ⅲ3)のコードstrMのドミナントセブンス化です。

3)sLdmはダイアトニックLa(Ⅵ6)のコード

4)steDmはセカンダリードミナント。

  ダイアトニックDo(Ⅰ1)のコードstDmのドミナントセブンス化です。

これならひけるしコードの「意味」もわかりますよね。(ダイアトニックとセカンダリードミナントがまだよくわからないかたもご安心ください。くわしく解説した記事のリンクをのちほどご紹介します。)

Just The Two Of Us はFldm sitrM sLdm steDm Sterf steDmとなっていて、Sterfが追加されています。SterfはStrfがマイナー化?したと考えられます。

鍵盤図をのせますので、おさえてみて下さい。ブルーの鍵盤はfからfまでのスケール(音階)をしめします。色丸はおさえるところ(コードトーン)です。

まずはkey=Cでやってみましょう。

JUST THE TWO OF US

丸の内サディスティック

つぎは原曲キーです。

key=Cから男声は低いほうに、女声は高いほうにシフトしているのがわかりますね。

key=Ab

JUST THE TWO OF US

key=Eb

丸の内サディスティック

うまくおさえられましたか?

まずはkey=Cでひいてみて、音に慣れたら原曲キーに挑戦して下さい。僕たちは黒鍵を難しく感じますが、単に触れる回数が圧倒的に少ないだけ()。黒鍵を使ったkeyがなにか特別といったことはありません。シンガーの声の良さを引き出すために高さを調整しているだけです。

ダイアトニック・セカンダリードミナントについてまだのかたはこちらのリンクをご参照ください。

ダイアトニックコード

ダイアトニックコードカテゴリ

セカンダリードミナント

セカンダリードミナントカテゴリ

丸サ進行を「ひけるようになると」よいこと

丸サ進行。みつる式でバッチリひけましたね!そして覚えやすいのもみつる式のおさえかたの特長です。なぜかというと、左手が大きく動かないからです。fからfの中で全部のコードをひきますから、手の形で覚えることができます。ギターのオープン・コードといっしょ。そして手クセでひけるようになると、あなたはそれを伴奏にして自由にメロディを試すことができます。左手がこんな風にラクにひけるようになることのメリットはこれに尽きます。弾き語りもできますし、自分のオリジナル曲を考えることもできます。左手の負担が減ることで、メロディとコードつまり「曲」全体を一度に見渡せるようになります。

コード進行って結局なに?

和音の移り変わりなので、曲のベースになるもの。ただし「枠組みだけ」。それだけではなにも意味していないのと同じ、とも言えます。建築中の骨組みだけの鉄骨が最終どんな建物になるのかわからないのといっしょです。リズムとメロディがついてはじめて曲になります。ですから、あの曲とこの曲は同じコード進行といっても、仕上がりはぜんぜん別。コード進行「だけ」では役にたちません。あなたがそのコード進行のうえに自分のメロディを乗せてみたとき、はじめて自分にとっての「コード進行の意味」がわかります。コードの役割を理解するためにはメロディが必要。そして自分にとってのコードの意味は自分のメロディがあってこそです。

いかがだったでしょうか?

丸サ進行は思いのほかうまくひくことができました。ここでは、ぼくが簡単にメロディをつけてみたものをご紹介します。みなさんもぜびご自分のメロディを考えてみて下さい。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう。

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