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ピアノ譜を鍵盤で可視化しました:譜面の音名の読み取り方

「譜面」に関しては、このブログでは真正面からの言及は避けてきました。初心者が読み取りやすいものではないからです。とはいえ、他にスタンダードな方法があるわけでもないので、音を表現するのに仕方なく使ってきたというのが実情です。記事にはなるべく音源をつけるようにしてきたのはそのためでした。

以前ギターの指板をキーボードの鍵盤で可視化する記事を書いて、思いのほか好評でした。そこで、今回は同様の手法で、ピアノ譜を鍵盤で可視化しようと思います。一般には純粋に音を可視化しているものが「譜面」と考えられていると思うので、「鍵盤で譜面を可視化」は順序がおかしいと思われるかもしれません。しかし、自分としては鍵盤のほうが譜面よりはるかに「音」に近く感じます。これは多くの初心者にとっても同様だと思います。出発点になるのはあくまで頭の中にある音。最近のぼくはわりとそれがハッキリしてきました。譜面はあくまでそれを表わすための道具にすぎないと考えるなら、必要以上に恐れる必要もないというふうに考えが変わりつつあるところです。

この記事でわかること

  • ピアノ譜の音名
  • 音名のおぼえかた

図示しました

さっそく行ってみましょう。5線譜といいますので、その5音を把握することを目標にします。ピアノ譜は上下2段のセットですので、10音。あとで示しますが間にCが挟まっているので、全部で11音になります。可視化したい音を譜面化したものは以下の通りです。

調号や#bの臨時記号がない譜面があらわすのは「白鍵」です。譜面は基本的に白鍵を表すためにつくられています。譜面が一つとばしなら鍵盤も一つ飛ばし。したがって鍵盤にあらわすと次の通りです。

今回も残念ながらPSS-A50の37鍵盤にはおさまりませんでした。C4を中央のCとするとC2からC6までの4オクターブが必要になります。つまり48鍵盤はピアノ譜にフィットした仕様であることがお分かりいただけると思います。

ピアノ譜の音名の覚え方

一例ですが、GBDFが繰り返しとしてあるので、それをひとまとまりにして、

GBDF+A C E+GBDF でおぼえるのはどうでしょう。真ん中のACEはエースと読めますので、

「GBDF+ACE+GBDF」でいかがでしょう?

いかがだったでしょうか?

全部おぼえなくても、五線の間の音は隣の音ですから、最速でアクセスできるようになります。もしかしたら、ドレミで覚えている方がいらっしゃるかもしれませんが、音名はCDEFGABのほうがいいと思います。ギターの指板の場合と全く一緒ですが、コードがコードネームのアルファベットを見ておさえられるようになるからです。ドレミはDo Re Miとして右手でメロディをひくときの階名用にとっておいていただければとおもいます。こんな風になるべく記憶の負担をへらして、演奏を楽しんでいきたいと思っていますので、引き続きお付き合いください。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう。

<参考記事>

ギターの指板について、まずざっくりとした覚え方はこちら。鍵盤中央のC4はギターだと思いのほか高音部にあります。

覚え方では一部を省略しました。全体を視覚化したものはこちらになります。

<追記>

アプリだと現状400円ですがこんなのもあります。速さを競うゲームになってます。音の範囲や臨時記号の有り無しも選択できるので、自分に合わせた難易度で練習ができます。<PRではありません>

ミュージックチュータープラス

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