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YAMAHA PSS-A50完全対応今週のコードトーンアルペジオ(プロローグ編)

コードトーンアルペジオ(基本和音の構成音をバラして弾いたもの)はトレーニングとしてはやらないで。毎回申し上げているとおりひけるようになるための練習はしないでください。鍵盤を使うのは「みつる式タッチタイピングピアノ」が《すでにできるようになった》かたのための音感アップ法です。

だだしコードトーンアルペジオは聞きながら歌う(歌えないところは階名をつぶやく)だけでも音感のよくなるものであることは間違いありません。これは僕以外の他のギターやボーカルの講師のみなさんもおすすめしている内容だからです。

そこでこれまでご紹介してきた本日のコードの構成音を分解して「本日のアルペジオ」としてご紹介していきたいとおもいます。「本日のコード」と同じく一つのkeyで7つ。1週間ごとにあたらしいkeyに進むのも同じです。

調は全部で12種類ありますが心配はいりません。ひとつの調で覚えたことがそのままほかの全部の調で使えるからです。繰り返して定着が図れるのはちょっと得をした気分がしませんか?覚えたコード構成音を忘れないために1日1回どれかのkeyで弾いてみるor聞いてみるというのは効率的な方法です。同時に全部のkeyの練習をしているのと同じになるからです。

この記事でわかること

  • みつる式での弾き方のコツ
  • こんなメロディになります
  • ダイアトニックコードの構成音12key分

今回は3オクターブの鍵盤が必要です

一つのkeyのコードトーンを弾くために2オクターブが必要。それが12key(1オクターブ)の幅で移動していきますから全体で3オクターブが必要になります。今回は25鍵盤のみなさんはごめんなさい。

決して鍵盤を指で探らないでください

コツとしては音を出す前にポジションに手を「乗せる」こと。音は指に紐づけられていますから頭の中で階名を思いうかべるだけで自動的に音が鳴るはずです。

1)右手4本指を正しいポジションにのせている

2)頭の中で正しい階名を思い浮かべている

この2つの条件がそろっていさえすれば、思い浮かべた音の指1本を《真下に押し下げる》だけです。指を右や左に動かして鍵盤を探る必要はまったくありません。間違った音を出して弾き直す必要もありません。個別の音階を意識することなく一発で正しい音を出して先に進めるはずです。なので1と2はいつも確認しながらやっていきましょう。

1)正しいポジションを実現するためには

12keyの右手のポジションは先日の記事でおさらいしましたのでまずそれを確認してみてください。親指を置く場所(dとs)がポイントです。中指と薬指の間には鍵盤がないことをヒントにしてください。次の記事の前半部分です。

2)正しい階名を実現するためには

これは何回も繰り返すうちにおぼえちゃうと思います。7パターンしかないからです。しかも12のkeyで同じことを繰り返しますからその間にゆっくりと覚えていけばOKです。「歌いながら音を聞く」「歌いながら鍵盤を弾く」をこころがけてみてください。7つのコードの音は

dmst rfld mstr fldm strf ldms trfl です。

今回考えたメロディーはこちら

シンプルに上がって下がります。

maiさんに歌ってもらいました。

keyCのホームポジション

これを週替わりで12key分やっていきます。ちょうどコードは7つですから日曜日dmst~土曜日trflみたいな感じですね。keyはCGDAEBF# (Gb)DbAbEbBbFと進みます

弾き方についてはこちらの記事をご参照ください。keyCを例に図を使って丁寧に説明してあります。指をのせる鍵盤が違うだけで使う指と弾き方はすべてのkeyで一緒です。

コードトーンを弾く意味

自分の話で言うとkeyCは低く歌えば下のほうが出ないし高く歌えば上のほうが苦しい音域です。でもうまく歌えない音であっても頭の中には音がハッキリとイメージできているんです。だからキーボードで音を出したときにピッタリとそのイメージに音が乗っかってくる。去年このブログを始めた時と現在との歴然とした違いです。特別なトレーニングをしたわけではありません。これができるようになった理由はおそらく単純なこと。音を何度も聞いて記憶したから。なのでみなさんも基本的には階名を思い浮かべながら聞くだけでOKです。可能であれば「みつる式」でひいていただいて指を動かす動作とともに音を階名と結び付けて記憶していきましょう。そのことで音感は確実にアップします。

いかがだったでしょうか

コードトーンはその連続を聞くと音の感覚が心地よいと思います。その心地よい感覚を覚えることがコードトーンを聞く第一の意義になります。もともとハーモニーをつくる音同士ですからその連続は当然耳に心地よい。この心地いい音の連続で音階の枠組みをつくってしまうことがコードトーンを聞く目的になります。音の記憶が次第にできてくると聞いた音が《あるべき場所に納まる感覚》を感じられると思います。キーボードで音を出す場合も「音を出す」こと自体が目的ではありません。記憶の定着を助けるためにキーボードを使っています。なので弾きやすさを優先して指を変えてしまっては音の定着が図れません。すくなくとも自分はそうでした。同じ指から違う音が出ると音を覚えられません。同じ音を弾くのは毎回同じ指。指の動作と結び付けることで音の記憶の定着を図る。「みつる式」の意味はそこにあります。なのでまだ上手くできない方は無理にひこうとしないでください。階名で指が自然に動くようになれば難しい要素は何もないからです。そもそも右手片手だけ&1段しかありません。身に付けるのはタイピングよりはるかに簡単そうに感じませんか?まずは自分の頭の中の音と階名に集中してみてください。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう!

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