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手の小さなひとのCAGEDシステムは実はウクレレのひきかた

朗報です!このブログで研究してきた、「手の小さな人のためのCAGEDシステム」は、なんとウクレレにも応用できるということが判明しました。つまり、これを身につければ、ギターだけでなく同時にウクレレもひけるようになってしまう、というわけ。今回は、その理由を紐解きながら、逆にギターという楽器に初心者がとりくむ時にどういったむすかしさがあるのか?ぼくの考えるその回避法についても明らかにしていきたいと思います。ハマってしまうとギターを挫折する原因となる怖い落とし穴ですので、要チェックです。それではしばしお付き合いください。

この記事でわかること

4種類の代表的なウクレレの種類と調律

指板でくらべる音域 ギターとウクレレの関係

88鍵盤(ピアノ)とギターの意外な共通点

ギターの落とし穴が生まれる理由

「むずかしい」を回避するためには?

ふたつのすぐできる結論

この記事から導かれる超初心者がギターを身につける上で絶対やったほうがいいことは

ギターを学ぶときは、

1)1~4弦のみからスタートする

2)「ミニキーボード」をお供にする

ことです。

範囲を限定し、ミニキーボードで音感と音の仕組みを学びながらのほうがギターの習得は絶対ラクです

ウクレレの種類・調律・フレット数

それではウクレレについて以下代表的なものをあげますね。

1. ソプラノウクレレ (Soprano Ukulele)

  • 概要: ウクレレの中で最も一般的なサイズで、クラシックなハワイアン音を持つ、初心者にも適した楽器です。
  • 調律: 標準的な調律は「G-C-E-A」。4弦(G)は高音で調律される「リエントラント調弦」になっていることが多いです。
  • フレット数: 一般的には12フレット前後が標準です。モデルによっては10フレットから15フレットの範囲で異なる場合もあります。
  • 特徴: コンパクトなサイズのため、音域は他のタイプより狭いですが、クラシックなウクレレの音を奏でます。

2. コンサートウクレレ (Concert Ukulele)

  • 概要: ソプラノよりも少し大きめで、音量と音域に余裕があるため、より豊かな音が出ます。手が大きい人にも適しています。
  • 調律: 調律はソプラノと同じ「G-C-E-A」で、リエントラントまたはリニア調律が選択可能です。
  • フレット数: 通常は14〜17フレット程度です。
  • 特徴: ソプラノよりも大きいため、追加のフレット数により音域が広がり、演奏しやすさも向上しています。

3. テナーウクレレ (Tenor Ukulele)

  • 概要: コンサートよりもさらに大きく、より深みのある音と豊かなサステインが特徴です。演奏家に好まれるサイズです。
  • 調律: 標準的には「G-C-E-A」で、低音から高音にかけて順番に配置されるリニア調律(低音G)やリエントラント調律のどちらも選べます。
  • フレット数: 通常は17〜19フレットです。よりプロフェッショナルな演奏を可能にし、テクニカルなプレイにも適しています。
  • 特徴: フレット数が多いため、ソロ演奏や複雑なフレーズを演奏しやすいです。

4. バリトンウクレレ (Baritone Ukulele)

  • 概要: ウクレレの中で最大サイズで、音域も深く、ギターに近い音を持っています。
  • 調律: 標準的な調律は「D-G-B-E」で、ギターの上4本の弦と同じです。そのため、ギターのコードをそのまま移行しやすいというメリットがあります。
  • フレット数: 一般的には19〜21フレット程度です。
  • 特徴: 他のウクレレと比べて大きく、ギターの音域に近いため、音楽ジャンルの幅が広がります。

5. ベースウクレレ (Bass Ukulele)

  • 概要: 特殊なタイプで、低音域を担当する楽器です。見た目はウクレレですが、音域はベースに近いです。
  • 調律: 標準的な調律は「E-A-D-G」で、エレキベースやコントラバスと同じです。
  • フレット数: 通常は15〜18フレット程度です。
  • 特徴: ベースの音域を持つため、伴奏やリズムセクションに適しています。フレット数はベース演奏に十分な数となっています。

その他の種類

  • ピッコロウクレレ: ソプラノよりも小さく、音域が高いです。
  • ギタレレ: ウクレレとギターの中間に位置する楽器で、6本の弦があります。調律はギターの1音上げ「A-D-G-C-E-A」となることが多いです。
  • ピッコロウクレレ: 小さいサイズで、フレット数は通常12〜15フレット程度です。
  • ギタレレ: 一般的に17〜20フレットあり、ギターのような演奏が可能です。

これらのウクレレの種類は、それぞれ異なる音色や用途があり、演奏者の好みや演奏スタイルに応じて選ばれます。フレット数の違いは、演奏スタイルや音域の選択肢に影響を与えます。自分の演奏目的や好みに応じて適したフレット数のウクレレを選ぶことが重要です。

ーーー引用ここまでーーーGPTの引用です()。

図に示すと?

言葉だけではちょっとわかりにくいので図にしてみます

背景は24フレットギターの指板ですが、5種類のウクレレはこんなふうにギターの指板におさまることになります。

つまり、ざっくりとですが言葉で表現すると

ソプラノ  ギター1~4弦 5フレットカポ 1オクターブ(12F)の範囲

コンサート ギター1~4弦 5フレットカポ 22フレットギター(17F)の範囲

テナー   ギター1~4弦 5フレットカポ 24フレットギター(19F)の範囲

バリトン  ギター1~4弦 20フレット前後の範囲

ベース   ギター3~6弦 17フレット前後の範囲

ピアノとギターの共通点

ここから見えてくるギターとピアノの共通点は何でしょう?ピアノはオーケストラの音域!を一台でカバーしてしまっています。ところが今回分かったようにギターもウクレレ5台の音域をカバーしてしまっているのです。このアンサンブル。明らかに初心者が一人でこなすには荷が重すぎます。つまりピアノとギターの共通点はこの「範囲が広すぎ、担当パートが多すぎる」という点にあります。

範囲がひろいとどうなるのか?

1.音が跳躍するので演奏が難しくなる

2.ハーモニーの密度が足りず、コード感が身につかない

ぼくはミニキーボードをつかってピアノの一部のみををひいてきたわけですが、おかげで、これらの落とし穴にはまらずにすみました。そのために生まれて初めてコードがおさえられるようになったのです。これは例えて言うとピアノをウクレレのように弾いた結果。と言えると思います。したがって、ギターもミニキーボードのように音域を限定してひくことが上達の近道となります。それがいまやっている4弦まででひく「手の小さい人のCAGEDシステム」ですね。

ギターの難しさ

ミニキーボードの併用をすすめるもう一つの理由ですが、音域が広いこと以外にも、もう一つギターには難しい点があります。それは音を出しにくいということ。加えて出てくる音からハーモニーをつかみにくいということです。それをカバーするためには「ミニキーボード」が役に立ちます。ギターを覚えるためには先んじて音感と音の仕組みについての知識があった方が絶対にラクですが、その習得にミニキーボードほど適しているものはありません。これはつまりミニキーボードがピアノに対するウクレレだからですね。3オクターブの狭い範囲のキーボードですから、逆に音の密度が「薄く」なることがありません。

落とし穴をうめるものは?

これは言ってしまえば「自分の中にある音」です。自分の中に音があれば、迷うことはありません。ぼくはそれをギターだけでつくるのは正直難しいのではないか?と感じます。この点、ミニキーボードは非常にいい相棒になると思います。またミニキーボードには鍵盤の重さもありません。カジュアルにどこでも持ち運べますので日常の中で、音の仕組みを抵抗少なく身につけていくことができます。ギター弾き語りの歌い手のシンプルなコードと歌声だけに魅了されること。よくありますが、ぼくたちが聞いているのは演者の中に中にある音。それがストレートに伝わってくるからこそ、感動が生まれるんだと思います。と同時に、ぼくたちはその音の圧倒的な「正しさ」もうつくしさとして感じ取っているはずです。

いかがだったでしょうか?

ミニキーボード特化の記事はこのブログにまとめておりますので、ぜひご覧ください。ぼくはキーボードの3オクターブの範囲ならダイアトニックを12キーで。ギターは4弦までの範囲なら、key=Cの3コードを5ポジションでスムースにおさえられるようになっています。今週からギターのダイアトニックの残りのコードをチェックしていきたいと思います。

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