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音感がよくなるってめっちゃ楽しい 自分におきた変化の記録(第6回)

数年前、前のiPadのときに購入して容量が足りなくなったせいでアンインストールしてたアプリがあるんです。でも最初からバリバリつかえてたら消すことはないですよね。iPadを買い替えたあとも放置()してました。今回あるきっかけがあって使ってみたら使い方は超シンプル。これならどんどん今っぽい曲がつくれそう。でもそれなら前回使えなかったのはなぜだろう。そんなことを考えていてはたと気づきました。この8か月で自分に変化がおきてるからですね。その中身についてちょっと考えてみました。

この記事でわかること

  • メロディを記憶することをつづけていると
  • つかえなかったのはアプリだけじゃなかった
  • つかえるようになったのはなぜ?
  • 「音とジャンル」についてはメーカーが専門家
  • DAWではしんどい時も
  • ぼちぼちあそんでいきます

使えなかったものがつかえるようになる

考えてみたらこれアプリだけの話じゃありませんね。鍵盤(キーボード)やギターもそうです。もってはいたけどどう使ったらいいかよくわかっていませんでした。だから以前はどちらもまったくひけていなかった。「みつる式タッチタイピングピアノ」で僕自身がひけるようになったわけです。かろうじてDAWとボーカロイドは使って曲はつくってはいましたがいま振り返っても苦しい作業でした。あんなことはもうやりたくないですね()。

覚えたのはひきかたではない

重要なことなのでぜひみなさんと共有したいのですが、今回僕は「ひきかた」を身につけたからひけるようになった、のではありません。「自分のやりたいことを頭の中で曲として流せるようになったからその音をとどこおりなくだせるようになっただけ」なのです。僕は演奏家ではありませんしギターについては実際始めたばかり。だからバリバリ速弾きができるはずもありません。でもそんな必要はないんです。自分のやろうとしていることがその範囲でスムースにできれば「ひけた」ことになる。自分のなかに曲が流れていればそのとおりに「リズムに乗って階名で歌いながら指を動かすこと」ができます。つまり「このできている状態を『おぼえた』」から「ひけるように」なった。できている状態がどういうものかわかった結果ピアノが「ひける」ようになったしギターも望む音が(まだ少しですが)出せるようになったし、アプリも使えるようになったというわけなのです。

頭の中でメロディが流せるようになると

音楽制作ツールがつかえるようになる。だから遠回りに思えるかもしれませんが音楽がまったく未経験でDAWで曲をつくってみたいと思っているかたはDAWの操作を覚えるのと同時並行で「みつる式」でピアノえほんを攻略することをおすすめします。大半は幼児が歌うような簡単な曲ですが覚えて「みつる式」でタイミングよくひくことで確実に音感がよくなる効果があらわれます。断言しちゃうのは僕自身が経験したことだからですね ()。もしGarageBandをさわってみて(WindowsのかたはCakewalkですね)「これぜんぜん使えない」と感じたらそれはDAWが理由ではない可能性があります。ご自分の中にしっかりとメロディが存在しているかどうか今一度ご確認をお願いします。

今回復活したiOSアプリは

いちおうご紹介しておきますね。基本的に作曲は無料のガレバンで十分なので購入をおすすめするものではありませんが後述のとおりiOSならではの使えるシチュエーションがあります。

BEATHAWK / UVI

ドラムマシン風の見た目の16トラックシーケンサー。パターンを作ってつなげていくタイプなのでどちらかというとビートメイクのほうが得意。僕も「新しい音」を試すのに使おうと思っています。でも音程のある音も入力しやすく作られていてDAW的にも使えます。

復活のきっかけは

ちょうどセール中で(4/23まで)いろいろ出ているエクステンション(セール価格で100~600円くらい。例外的に高価なピアノ音源などで900円です)でリーズナブルに今っぽい音であそべることが判明したためです。本体も今なら700円とiOSアプリらしい価格。こんな感じでキットが選択できるようになります。今回はambient以下を入手。ひとつワンコイン500円以下で購入できたのであまり散財()せずにすみました。

軽くミニ歌の世界旅行もできる仕様になってますね。お約束のいにしえのリズム音源もちゃんとあります。ジャンルで使われる音がまとまってパックになっていますのでそういうものを選ぶとあまり悩まずに曲がつくれます。

使ってみると

マニュアルはほとんど見なくて大丈夫だと思います。ボタンにメニューが書いてあるので。

くわしくご覧になりたい方にはめっちゃ立派な日本語マニュアルがあります。

https://s3.amazonaws.com/uvi/BeatHawk/beathawk_manual_jp.pdf

もし単にサクっと「いまっぽい音」でトラックをつくって遊びたいだけならDAWよりかんたんにできたほうがいいですよね。ちょっとやってみました。キックとスネアはループ。そこからステップ入力しなくていいのはラクですね。それと今回気づいたのですが音感がよくなるとサンプルをいい感じに組み合わせるのもかんたんになります。

よく議論になりますね

iPadでの音楽制作おすすめできないという話をよく耳にはするのです。確かにPCで最初からDAWでやるのが効率的。でも忙しくてなかなかまとまった時間が取れない人もいるでしょう。スキマ時間にちょこっとだけでもクリエイティブな事をしたい。そんな希望にiOSしか応えられないというシチュエーションもあるはず。選択肢としては十分アリじゃないかと社畜経験()のある僕は思います。今回はなぜかちょっとダークな雰囲気のサンプル曲になってしまいましたがまたやってみます。それでは次回のブログでお目にかかりましょう!

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