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すてきなピアノえほんDXで音感をよくしよう!第8回「13かえるのがっしょう」

今回は短くてシンプルな曲ですが少していねいに説明したいと思います。そのため本記事で取り上げるのはこの1曲だけ。話したいポイントはふたつあって、ひとつは編曲の話。もうひとつは「みつる式」のポジションの話です。「みつる式タッチタイピングピアノ」のひきかたにはすこし慣れましたか?はじめてになりますがこの記事では手元動画のキャプチャーを使ってすこしくわしく解説したいと思います。短い曲だからできることですね。

この記事でわかること

  • かえるのがっしょう
  • さっそく影響を受けました
  • 「あっている/まちがっている」と「すき/きらい」
  • 高揚したいときに聞きたい曲・しんみりしたいとき聞きたい曲
  • 「みつる式」のホームポジション

かえるのがっしょう

前回の記事でご紹介したジャズアレンジの動画ごらんいただけましたでしょうか。感化されやすい性格なのでさっそく影響を受けた結果こんなふうになりました。

アレンジには成功か失敗かしかありません

「かえるのがっしょう」。こういう風に聞いていただきたかったという僕の意思はいちおうあります。伝わっていれば成功 。そうでないなら失敗ですが編曲に「正しい」「正しくない」は存在するんでしょうか?僕はないと思います。最終的には好かれるか好かれないか。不快に感じる音でさえ、場合によってはその後の調和を際立たせるために必要なこともあります。

「好み」すら気分でかわります

高揚したいときしんみりするような曲を聞かされても「なにこれ」となるでしょう。同じ曲が落ち着きたいときはうるさいだけの騒音に聞こえることだってあります。自分の中でさえ場面に応じて「よい」と感じる音はかわるわけですから自分以外のひとに聞いてもらうことを前提にするなら「正しい」がないことはすぐにわかります。

伝えたいことと伝え方

今回の「かえるのがっしょう」。素朴な童謡を期待して聞かれるかたにはたいへん申し訳ない仕上がりです。また輪唱できないという致命的な欠陥があって曲の最大のだいご味を損なう結果となっています。ただし、メロディが耳なじみすぎて退屈だと思っているかたはもしかしたら「おもしろい」と思ってくださるかもしれない。僕はそうなったらいいなと思ってつくったわけですが、意図を最大限表現できるような効果的な表現を考えるのは「たのしい」です。歌や楽器の演奏にもきっと同じことがいえると思います。音感を良くしたり、音のしくみを学んだりすることはそれ自体もたのしいですが、伝わるともっとたのしくなりますね。

シンプルな曲なので

「みつる式タッチタイピングピアノ」のひきかたをキャプチャー画面をつかってすこしご説明したいとおもいます。ひきかたについてまだご存じないかたはこちらの記事をご覧ください。英米式の階名の知識が前提となりますが、必要な知識はそれだけです。

「かえるのがっしょう」を「みつる式」でひいてみる

親指がDoのうえにあるのがホームポジションその1です。Do Re Mi Faと最初にあがるところ。ポジションをかえることなくひききれます。

そのままさがってきます。Mi Re Do

つぎが指がたりなくなるところMi Fa So La So Fa Miです。ちょっとこまかく説明しますね。1)Mi Fa まではポジションをかえずにそのままいけます。2)So La Soはホームポジションその2にポジションチェンジしてひきます。Soが親指。Laが人差指。3)Fa Mi のFaからはまたホームポジションその1にもどります。

1)Mi Fa まではホームポジションその1のままで。Mi中指、Fa薬指。

2)ポジションチェンジ!So La Soをホームポジションその2で。So親指、La人差指。

3)ポジションチェンジ!Fa Miをふたたびホームポジションその1で。Fa薬指、Mi中指。

Doを4回くりかえし

あとはあがってDo Do Re Re Mi Mi Fa Fa

下がるだけMi Re Do

ポジションは意識しなくてOK

実際にひいているときよりむしろ説明のほうがややこしく感じました。その理由はふだんはポジションをとくに意識しないでひいているため。つねに同じ音を同じ指でひいていると自然に手が移動するようになるからです。これがタッチタイピングですね。今回の場合だとSoに親指が移動すればRaは自動的に人差指で。Faを薬指でひけばその後はDoにむかって残りのゆびが自然に下がっていきます。はじめはひきにくさを感じるかもしれませんが、どの曲でも指使いは全く同じ。なので習熟のスピードが全く違います。ダマされたと思って最初だけちょっと意識して動画に合わせて指をうごかしてみてください。動画はこちらになります。

ドレミモードがつかえる曲

key=Cでシャープやフラットがでてこない曲なら「すてきなピアノえほん」のドレミモード(階名でうたってくれる)でひくことができます。ひけるのは

おおきなくりのきのしたで

あたまかたひざポン

むすんでひらいて

きらきらぼし

かえるのがっしょう

ぶんぶんぶん

げんこつやまのたぬきさん

さくらさくら

むらまつり

ゆき

シューベルトのこもりうた(シューベルト)

はる(ヴィヴァルディ)

こうきょうきょく だい9ばん(ベートーベン)

こんなにありました。というわけでドレミモードは《使え》ます。おわびして訂正します。

次回もおたのしみに

次の曲は「もりのくまさん」こちらはRi Fiが登場しますので初音さんが担当します。次回もお楽しみに。

PRをひとこと。

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すてきなピアノえほんDX (たまひよ楽器あそび絵本) 単行本 – 2018/3/29 税込2530円

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