このサイトはアフィリエイト広告・Googleアドセンス広告を掲載しています

Ujamのバーチャルギターで3コードをおぼえちゃおう(12key対応版)導入編

Ujamのバーチャルギターシリーズですがプラグインの形をしたミュージシャンですね。疲れ知らずで気合の入ったフレーズ()を永遠に弾き続けてくれます。1番簡単な「プレーヤーモード」。スリーコードの押さえ方は僕がおススメしているコードの押さえ方と全く同じ。これまで僕のブログを参考にコードのおさえ方をおぼえてくださった人はそのままスリーコードが弾けます。 ただし最近読者になったばかり。まだ12キーを覚える途中というかたも多いことと思います。ひき方に慣れるためにまずは1本指で押さえてみましょう。その1本指。同じ1本指でも「今後につながる」おさえ方をしないと手戻りになってもったいないです。UjamのAmber2・ Iron2 ・Sperkle2をお持ちのみなさんに向けて今回はスリーコードを1本指で押さえるやり方で12keyを制覇していきたいと思います。もちろんお持ちでないかたも同じ指使いでコードをおさえる「基礎」が身につきますのでお付き合いください。それでははじめてみましょう!

この記事でわかること

  • 「ご指導」しているつもりはありません
  • みつるのコード表記
  • みつるのコードのおさえかた

僕自身ひけるようになったのはつい最近です

さかのぼって記事をお読みいただくとわかるのですが僕自身ひけるようになったのはつい最近。昨年8月にこの ブログを始めてからのことだからです。 それまではみなさんと同じで自分がひけるようになるとは思ってもいませんでした。なので「ご指導」するような立場ではありません。聞いていただきたいのはホヤホヤの自分の体験談です。

コードがひけるようにならない理由

基本のコードが 1つのkey(調)に対して7つずつあるとするとコードの数はその基本コードだけで7 × 12 = 84になります。これを全部覚えないと弾けるようにならないとしたらそれは弾けるようになりませんよね。数が多すぎます。覚えるのは絶対ムリ。だから絶対ひけるようにはならない。以前の僕もそんなふうに考えていました。

ひけるようになった理由

ひけるようになった理由(の大きなもの)は「ひけるようになるためにはコードを覚えなければいけない」という「考え」が誤りだということに気づいたこと。そしてその「考え方」をやめたことです。このことで「絶対ひけるようにならない」という「思い込み」からも自由になれました。ひけるようになったのはその結果。いま思うようにひけないかたはかつての僕のように心の中のどこかで「自分にひけるはずがない」と思っている可能性があります。おそらくですが自分でひけるようにならないと思っていたら本当にひけるようにはなりません。心配はいりません。ひけるようになるために84のコードをおぼえる必要はないんです。これほんとうなんです。信じ難いかもしれませんがこの記事の中で説明していきますので少しだけ耳をかたむけていただければと思います。

メロディで分かったこと

伴奏のコードをどうするかの前にこのブログではメロディを引きやすくする方法に取り組んでいました。「みつる式タッチタイピングピアノ」と仰々しい名前をつけてしまいましたが「階名」を使い音ごとにひく指を1つに決めてひくというたったそれだけのシンプルな方法です。 この方法をためして分かったのは曲をひくときに階名を使えば1つのメロディーで何の調でもひける。よっておぼえる量が12分の1になるということでした。確かに音階はおぼえなければなりません。しかしみつる式タッチタイピングピアノの方法だとおぼえるのはたった1つの手の形だけでいいんです。その1つをおぼえれば12key全てが同じ1つの手の形でひける。これは自分でも思わぬ発見でした。

コードも階名で

コードについても同様のことがいえます。階名でひくようにすればおぼえる量は12分の1になります。84のコードをおぼえなくていいと言ったのはそういう意味です。階名で7つの基本のコードをどう呼ぶのか。その1種類がわかれば後はそれぞれの音階の上をなぞっていくだけです。ギターと違ってピアノは黒鍵があります。単純に手をスライドさせるだけでなく形を音階ごとに変えなければなりません。しかし階名なら同じコードの呼び方は1種類。形が微妙に違うとは言っても「手クセ」でおぼえられる範囲です。

今回一本指でやること

今回はその手クセの骨格となる部分を鍵盤の上で確認していくのがねらいです。7つの基本コードの中から3つの主要コードを取り出します。さらにその中からベースの音となるルート音を選んでひいていきます。音階はdrmfsltで表すことができます。アルファベットの小文字はDo Re Mi Fa So La Tiの略称です。

3つの主要コード

音階から作られる3つの主要コードについて説明します。まず音階の主音dをルートとする和音。次にfをルートとする和音。最後にsをルートとする和音です。コードは音階から一つ飛ばしの音を選んで作られます。dから始めるとdmst。dがルートなのでDmstになります。同様にfから始めるとFldm。同様にsから始めるとStrf。これが階名で表記した主要3コードになります。音の順番をかえて指のとどく範囲におさめてかんたんにひけるようにしたみつる式のひきかたではstDm Fldm Strfの3つとなります。(これがUjamのバーチャルギタリストではそのままコードとして認識されます。たとえばkey=Cのときのコードネームで書けばCMaj7 FMaj7 G7となります。)そこで今回ひくのはD F Sの3音になります。より詳しい解説については記事の終わりに関連記事へのリンクを置きます。

左手のひきかた

左手は伴奏でコードを同時におさえます。そこで5本全部の指を使います。右手の4本ゆびとは使う指が異なってきます。
Fldm は F小指 l中指 d人差指 m親指です。これが基本形になります。同様に
Strf も S小指 t中指 r人差指 f親指です。
stDm も s小指 t中指 D人差指 m親指です。

今回1つのコードを一本指でおさえます。低い方からF S D とひいていきましょう。使う指は小指・小指・人差指になりますね。どのkeyでもいっしょです。Sに小指が乗った時、音は出しませんがlに薬指tに中指が乗るようにしましょう。中指のtと人差指のDの間には鍵盤がありません。指がくっついていて隣り合った鍵盤を担当することを感覚としておぼえてください。F S Dと音をだしていきます。音を出さない薬指と中指は自然にlとtの鍵盤に乗せるようにやってみてください。

12keyではどうなるか?

いよいよ本記事のメインコンテンツですね。動画にしましたので見てください。指1本の単音でひいてもパーチャルギターはちゃんと和音にしてくれます。

F 小指  S 小指 (l薬指t中指)D 人差指です。

クロマチック(Gから順番に半音ずつ上がっていきます)

Maiさんに歌ってもらいました。鍵盤図でもF S Dの位置をご確認ください。メロディはぜんぷF S D。いっしょに歌いながら聞いてください。

key=G

key=Ab

key=A

key=Bb

key=B

key=C

key=Db

key=D

key=Eb

key=E

key=F

key=F#/Gb

もういちどkey=G

サークルオブフィフス(Cからサークルオブフィフスの順)

音がつながって先にすすむようになっています。こちらもMaiさんに歌ってもらいました。鍵盤図でもF S Dの位置をご確認ください。メロディはぜんぷF S D。いっしょに歌いながら聞いてください。

key=C

key=G

key=D

key=A

key=E

key=B

key=F#/Gb

key=Db

key=Ab

key=Eb

key=Bb

key=F

もういちどkey=C

いかがだったでしょうか?

それぞれのkeyでの小指と人差指の位置はなんとなく分かったでしょうか?また次回続きをやっていきますのでお楽しみに。次回は和音をおさえたいと思います。

参考記事をご紹介します。3コードの弾き方についてはこちらになります。

《23/6/2追記》あまり前の記事はだめですね。ちょっと内容古かったです。リンク張りなおしました。

コードネームの表記についてはこちら

この後ひく3コードはこちら

こんな感じが基本コードの全体になります。個別のコードネームはおぼえなくても音階+階名で理解できてひけるようになりまます。

広告
最新情報をチェックしよう!