音楽に対する愛情や作者にたいするリスペクトが感じられるサイトはやっぱり見ていて気持ちがいいもの。今回はそうした愛のあるサイトから実用的なものを2つピックアップしてご紹介します。批評サイトのように特定のジャンルを紹介しているサイトではないんです。でもその「取り上げ方」はユニークで特徴があります。そして実用的。どちらもベースはYouTube。それではお楽しみください。
この記事でわかること
- 元動画はオフィシャルなもの
- この発想はなかった。タイピング特化型
- そしてガチな弾き語り特化型
元動画はオフィシャルの動画
著作権はYouTubeがクリアにしてくれているということなんでしょうね。紹介されている動画はいずれもオフィシャルなものです。オリジナル音源ということで満足度は高いです。すごく可能性を感じるのでどういうことが可能なのか一度きちんと調べておきたいとおもいます。
一つ目のサイトはこちら
つくったひとは間違いなく天才。その発想はなかった。「音楽サイト」で想像するもののななめ上をいってますね。
タイピングチューブ 歌詞で楽しくタイピング練習 (typing-tube.net)
どういうサイトかというと曲を再生すると歌詞がでてきて、その歌詞でタイプ入力の練習ができるというもの。素晴らしい!登場している楽曲ですがもちろんたくさんあるのですが、「歌詞をタイプしてもいいとおもえるほどよい歌詞」ということで良い感じにフィルタリングされている気がします。
「みつる式」やってみませんか?
タイピングチューブでタイピングをマスターしたかた。特に曲の速度で歌詞をうてるようなかたなら「みつる式タッチタイピングピアノ」を使えばピアノのキーボードはあっという間にマスターできると思います。きっとどんな曲でもスラスラメロディが奏でられると思いますよ。なにしろ楽器のほうのキーボードの鍵盤は音はせいぜい12音17種類。音階で言えばおもなものはたった7つとさらに数はすくなくてタイピングよりずっと単純だからです。「みつる式」はもともとタイプの技術から出発していますので、このサイトにはすごく親近感を覚えます。くわしい解説についてはこちらの当サイトの人気記事をご覧ください。
ピアノも《ホームポジション》の考えかたでかんたんにメロディがひけるようになる「みつる式タッチタイピングピアノ」│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)
二つ目のサイトはこちら
つぎにご紹介するのはガチの音楽サイトですね。名前を見ていただくとどういうサイトかだいたいわかります。こんな身近に「無限歌本」があったとは。リンクはアフィではありませんので安心して踏んでいただいて大丈夫です。
Instant chords for any song – Chordify
こちらのサイトはYouTubeの楽曲を再生すると曲のキー・コードが表示されるという超実用的なもの。課金でトランスポーズやPDFやMIDIでダウンロードもできるので音楽を勉強している人・弾き語りしたい人にはぴったりかな?と思います。表示はウクレレもあります。僕がサブスクしたときは初年度2388円(2年目から4788円)でした。1年間はしっかりたのしみたいと思います。画像はこちらの記事でご紹介した曲。ちょっとだけ簡略化されてる印象ですね。
かっこいいコードプログレッションを聞いてみよう(第4回) ガチ・グラミーノミネートシンガー│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)
曲のコードがわかると
キー・コードがわかりますので「和音博士」をお持ちのかたなら楽曲内でどういう役割のコードなのか?が分かります。さらに僕のつくったこのクラシックコード・モダンコード変換表wをつかうと構成音もわかってしまいます。
コードの構成音がバッチリわかるみつる式コードプロトタイプ(表記のしかたをまとめます)│みつるの音感がよくなるブログ (4fingermusic.com)
よく名盤100選のような書籍・サイトがありますがそういうおすすめの曲をこのサイトで聞いてみるのもおもしろそうですね。
ちょっとの工夫でも効果は絶大
調号やコードに関してずっと「よくわからない」状態だったわけですが少しじぶんから能動的に理解する方法を考えることでかなり解決できたようにおもいます。音楽もサブスクの時代になって聞き方のスタイルがおおきくかわりました。今回ご紹介のサイトをみてもそのことが実感できるのではないでしょうか?検索や聞き方のちょっとした工夫で結果はだいぶ違ってきそうですね。今後もリサーチは続けたいと思います。