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これはズルい(笑)DAWを使った究極の耳コピ

技術の進歩で「できること」がどんどんかわっていっていますね。音源はサブスクで聞き放題ですので、お手本は無限。いまの環境ならどう自分の作品に活かすかはむしろ積極的に考えるべきことだと思います。世界に一つとしてないオリジナルをつくるという気概は大切ですが良いフレーズを再発見しただけの可能性は常にあります。使える音の数は有限。だとしたら「そのままつかってしまう」というのも手法としてはあり得ます。

この記事でわかること

・気になる周波数表

・wave candyをつかうと

・The Weekendの曲づくり

とあるところから入手しました

この表をご覧ください。ピアノの音高は以前の記事でふれました。

A0からC8まででした。

それではこの表をごらんください。ピアノもこの範囲に収まっています。

まるで工業規格のようですがこんな風にきまっているから、世界じゅうで音楽をつくれるということになります。共通言語というわけですね。

解析は可能

それではこちらの動画をご覧ください。DAWをつかった耳コピについては「もりのくまさん」の記事でふれました。さらに進化させて和音を目で把握してしまおうというのがこちらの動画です。この方法ならどんな和音もディティールまで分析できそう。素晴らしい!これでメロディだけでなくコードにも秘密はなくなりました。

それにしてもこんなふうに解析できるとしたらどうでしょう。だまってエッセンスをもらってくるのは簡単なことだと思いませんか?データ化すれば楽器は自由に選べますから。でも音楽的に豊かな行為とは言えないですね。特にそれによって収益をあげるのはいささか後ろめたい。

そのままつかってしまう

どこまでが引用なのかモヤモヤが残りますがそれを回避するひとつの方法は「そのまま使ってしまう」ことです。今年話題になったこちらの曲があります。

「ザ・ウィークエンドが今年リリースのニュー・アルバム『Dawn Fm』で織田哲郎さん作曲の1983年の亜蘭知子さんの「Midnight Pretenders」をビートハイジャック」という出来事がありました。イントロ部分を繰り返して使っているのですがいい雰囲気。日本のシティポップは世界で流行中ですが、1983年のこの曲もノスタルジーを感じさせて切ない曲調(というか曲調は元曲のままなのですが)に合っています。この感じ。これ以上のものがないということであればそのまま使うしかありません。いまの音楽表現であればこういうのもあり。元のトラックも新しいメロディで今まで以上に輝いていますし困るひとはだれもいない。「オリジナリティ」を狭くとらえるのは創造的ではないこと。むしろだまってわからないように使おうとするほうが今風ではないんでしょうね。

新しい流れ

コピーが簡単になったからこそ著作権はまもられてアーティストにはきちんと対価が支払われるべきですね。そうでないと無限にコピーされてしまいます。マネをしていることもすぐわかる時代。何小節までならOKみたいなことも若干時代にそぐわない感じがします。雰囲気を借りたいのだったらトラックごと。ただし収益から対価は支払うというような明確な線引きがあれば、より創造的な音楽がうまれそうな気がします。

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