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黒鍵の音をおぼえてみよう!(第3回)

タイトルがちょっと変わりましたw。今回はシンプルにメロディで覚えてみたいと思います。白鍵はもうマスターしたよという読者の皆さんも歌っていただけたらと思います。ぜひ、ご一緒にどうぞ。声を出してから上下させて調節するのではなく、一発でピタッと歌えたら頭の中にターゲットとなる音がうまくイメージできている証拠。音感が完成した状態です。まずはkey=Cから。ぜひチャレンジしてみてください。

この記事でわかること

  • 黒鍵の音とは?
  • 音階の中のメジャースケール外の音を表現するしかた
  • 歌ってみましょう(女声版)
  • 歌ってみよう(男声版)

音階のおさらい

ドレミファソラシドはどなたでもご存じですよね。「メジャースケール」と言われていて、ポピュラーミュージックの基礎となる音階です。これを「音」として覚えることが「音感」の基本になります。なので、「音感をみにつける」といっても最初から特別むずかしいことが必要なわけではないんです。ドレミが歌えればOKです。(ドレミファソラシドは繰り返し出てきますので、このブログではdrmfsltdと略記しています。なにを略記しているかは後述します)。ドからドまでの間には12音ありますが、drmfsltは7音。したがってこの音階外の音が5つあります。ピアノ鍵盤の中央Cから音階を弾き始めると黒鍵にあたる音です。この記事ではこの5音を覚えることを目標にしています。まだdrmfsltが身についているか自信がないかたは、こちらの記事をご参照ください。すべてのdrmfsltについて語りつくしている記事になります。

サークル・オブ・フィフスを一番理解しやすい「みつる式タッチタイピングピアノ」でひいてみよう

英米式の階名

鍵盤中央のCからdrmfsltをひくと全部白鍵でひけますが、この基本となる音階(メジャースケール)の7音は英米式の階名だと

do re mi fa so la ti

となります。日本語のドレミとだいたい同じ。日本語のドレミはイタリア語が語源ですが、英米式の階名も同じものを元にしているからです。(ただし、シだけがtiになっています。理由は後ほど説明します。)僕はこれをdrmfsltと略記しています。

黒鍵の階名(半音上がる場合)

この白鍵にはさまっているのが黒鍵ですが、白鍵の間にある半音上の音は子音を「i」にして表します。doの半音上はdi。reの半音上はri。miの半音上はfaですのでここには黒鍵はなし。faの半音上はfi。soの半音上はsi。laの半音上はli。tiの半音上はdoなのでここには黒鍵はなし。以上di ri fi si liの5つとなります。例外はありません。soの半音上がsiとなりますので、siはtiに置き換えられたというわけです。これが英米式の階名でSiの代わりにTiを使っている理由です。

黒鍵の階名(半音下がる場合)

同じ黒鍵の音になりますが、メジャースケールの音階の音から半音下がって黒鍵になる場合もあります。音楽の場合、変化した音は元に戻ろうとする性質があるので、何の音から変化したのか?というのはとても大切な話になります。元の音は音が戻るときの「目的地」になるからです。そこで半音下がった場合もこんなふうに別のかたちで表現していきます。doが半音下がるとtiなのでここには黒鍵はなし。reが半音下がるとra。miが半音さがるとme。faが半音下がるとmiなのでここには黒鍵はなし。soが半音下がるとse。laが半音下がるとle。tiが半音下がるとte。以上のようになっています。子音が「e」になります。reだけはじめからeなので、ここだけ半音下がるとra。以上ra me se le teの5つとなります。

下の図はFET(Functional Ear Trainer)のゲーム画面ですが、前半の二つの黒鍵が半音下がる音。後半の三つの黒鍵が半音上がる音で書いてあるのがわかると思います。こうなっている理由ですが、後で音で示すようにゲームの中でもRaとMeは低いほうのDoに、Fi Si Tiは高いほうのDoに向かう音として扱われているからです。こんな風に音階外の音はその表し方で変化の方向だけでなく、場合によってはその先に向かう方向も示すことができます。

白鍵の音階でつくってみました

key=C(鍵盤中央のdから始まる音階)がこちらになります。男声では高いと思いますので、女声版になります。

男声バージョンはこちらになります

実際に声に出せないと覚えられないと思うので歌いやすいkey=Gに下げました。Cmajorという表示は無視して、この画像を見ながらどの鍵盤の音がでているのかイメージしつつ聞いてみてください。

いかがだったでしょうか?

肝心のテーマとなっている音はそれぞれたった一か所。4分音符ひとつだけでしか出てきませんが、そのほうが印象にのこるという場合もあります。待ち構えておいて聞いていただければと思います。Maiさんに歌ってもらうバージョンはあらためて作ろうと思います。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう。

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