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AIのつくる音楽の弱点についてAIのChatGPTに聞いてみました

  • 2023年4月3日
  • 2023年4月3日
  • 作曲

常にフラットなのがChatGPTのいいところ。ある意味失礼なことを聞いているわけですがすこしも怒らずにきちんと考えてくれます。人間に聞くとなにか問題を生じそうなことはひとに聞く前に予行演習で彼に聞くといいと思いますw。それにしてもAIについての質問はめっちゃよくされているんでしょうね。今回の質問も何万回目かだとは思いますが普通に聞いてもおもしろくないのでじぶんならこう対策するという音楽家目線で答えてもらいました。

この記事で分かること

  • AIに聞いたAIの不得意分野
  • より人間にしかできないことが求められる
  • パーソナルな領域でなければAIは有利

早速きいていきましょう

みつる:音楽をつくるということに関してなんですが、たとえばポピュラー・ミュージックのように一般の人を対象にした曲ならAIの方が普通の人間よりはるかにビッグデータに精通していて大衆の好みに関してリサーチ力があるのだからずっといい曲が作れるようになるはずという意見があります。僕もそれには全く同意なのです。数年後にはポピュラー・ミュージックの多くの作曲家の役割をAIが代行するようになるという未来予測をたてています。もしあなた(ChatGPT)が才能あふれる人間の音楽家だったとしたらこの議論に対してどのように反論しますか?

ChatGPTの回答はこちら

ChatGPT:才能あふれる人間の音楽家として、この議論に対して以下のような反論を提案します。

  1. 感情と人間性: AIは確かに大量のデータを解析し、大衆の好みに合った曲を作成する能力がありますが、音楽は単に数値や傾向の組み合わせではありません。人間の音楽家は自分の経験や感情を曲に込めることができ、リスナーと共感を生むことができます。この人間性はAIが模倣できない要素です。
  2. 創造性と革新性: AIは既存のデータやパターンに基づいて作品を生成しますが、人間の音楽家は新しいアイデアや独自のスタイルを生み出すことができます。これにより、音楽のジャンルやスタイルが進化し、新たなトレンドが生まれることがあります。AIはこのような革新的な創作には限界があると言えます。
  3. 文化的背景: 音楽は文化的背景や歴史を反映する重要な要素です。人間の音楽家は自分たちの文化や歴史を理解し、それを音楽に取り入れることができます。これにより、音楽はリスナーにとって特別な意味を持つことがあります。一方、AIは文化的背景や繊細なニュアンスを完全に理解し、表現することが難しいです。
  4. 個性: 人間の音楽家はそれぞれ独自の個性を持ち、その個性が作品に反映されます。これにより、多様な音楽が生まれ、リスナーに選択肢を提供します。AIが作成した曲は、データに基づいて最適化されているため、個性が希薄になる可能性があります。
  5. コラボレーション: 人間の音楽家は他のアーティストや音楽家と協力して、互いのアイデアやスキルを組み合わせて新たな作品を生み出すことができます。このようなコラボレーションによって、より豊かで多様な音楽が生まれます。一方、AIは人間の音楽家と同じように感情や直感を持ってコラボレーションすることは難しいです。
  6. ライブ・パフォーマンス: 音楽はレコーディングだけでなく、ライブ・パフォーマンスにおいても重要な役割を果たします。人間の音楽家はライブで演奏することで、観客とのつながりを深め、一体感や感動を共有できます。AIは現状ではこのようなライブ・パフォーマンスの魅力を再現することが難しいです。
  7. 芸術の価値: 音楽は技術的な側面だけでなく、芸術としての価値も持っています。人間の音楽家が作り出す音楽は、その背後にある物語やインスピレーションがリスナーにとって重要な意味を持つことがあります。AIが作成した音楽は、技術的に優れていても、そのような芸術的な価値や深みを持ちにくいと言われています。
  8. 意外性と驚き: 人間の音楽家は、予測できないアイデアやサウンドを作品に取り入れることができます。これにより、リスナーは新鮮な驚きや発見を感じることができます。一方、AIは既存のデータや傾向に基づいて音楽を生成するため、意外性や驚きの要素が少なくなる可能性があります。

要約すると、AIは大量のデータを解析して大衆の好みに合った曲を作成する能力がありますが、人間の音楽家には感情、人間性、創造性、革新性、文化的背景、個性、コラボレーション、ライブ・パフォーマンス、芸術的価値、意外性、そして驚きといった要素があります。これらはAIが容易に模倣できない独自の特徴です。

数年後には確かにAIがポピュラー・ミュージックの作曲家の役割を担うようになるかもしれませんが、人間の音楽家が持つこれらの要素は、音楽界において引き続き重要な役割を果たすでしょう。AIと人間の音楽家が共存し、相互に刺激し合いながら音楽を発展させていく未来が理想的だと言えます。

パーソナルな要素がカギ

そうした要素が少ないあるいは積極的に作者の匿名性がもとめられるような公共的な音楽や機能的な音楽についてはAIが作曲するようになることが予想されますね。メタバースのバーチャル空間のBGMなどはおおむねAI作曲になりそうです。あとアーティストがパフォーマンスするならそれをつくるのは実は人間でなくていいという落とし穴もありますね。平均的なクオリティがあがるのでプロの作曲家を目指すひとにとってはより狭き門になるのは間違いないことだと思われます。

家庭料理がなくならないように

たとえおいしいレストランや惣菜屋さんがあっても家庭料理がなくなってしまうことはありません。「自分でつくる」楽しみがあるからですね。同じように自分で音楽することの「楽しさ」はAIがつくる音楽がふえても影響を受けることはありません。また自ら経験することでよりふかく音楽の楽しみが味わえるようになる、その理由については先日の記事でふれました。

AIによる作曲が当たり前になったときに逆に人間味のあるものが求められて再び「自分でつくる」パーソナルなコンピューターミュージックの人気は高まるのではないか?そんな未来予測すらも立てられますね。

未来のDAW

その時のDAWなんですが当然AI搭載。いまGPTと話してるみたいに流行中の音楽について「あの曲いいよね~。ちょっとひいてみてくれる?」なんて会話ができたらめっちゃ楽しそう。いろいろ会話しているうちに曲がみるみる出来上がっていくみたいなw。いま弾き語りで曲を作っているシンガーソングライターもDAWの知識不要で完パケがひとりでつくれるようになるでしょう。自分だけの世界がまったくひとと相談せずに形になるわけですからすごいインパクトのある作品になるんじゃないでしょうか。

新しいMIDI

昔のMIDIは各メーカーの楽器をつなげて画期的だったんですがそれと同じようにプラグインどうし通信する新しい規格ができそうです。みんな知能は持ってますから互いに協力していい音を出すみたいなw。全部がDAWに統合されるのもわるくはありませんが、他メーカーの音源がひらめきを与えてくれるwのは今とかわらないと思います。これからの音源はAIで「正しい」演奏ができるのは当然としてそこからさらにアイディアの量とユニークさを競い合うようになりそうです。

大変革を楽しみに

音楽のベーシックなところは自然現象。物理的なことは人間界に何が起きようと全く変わりませんから学んだことはなにひとつムダになりません。音楽のいいところはやはり古くならないところですね。あせらずコツコツやっていきましょう。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう!

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