このサイトはアフィリエイト広告・Googleアドセンス広告を掲載しています

Toontrack EZkeys 2 リリースされました(音源あり)

  • 2023年5月16日
  • 2023年5月28日
  • 機材

もう完全にピアノ買いすぎw。これで最後のピアノにしましょう()。本日リリースされたToontrackのEZkeys 2ですがプレオーダーで予約していましたので早速さわることができました。 でも言い訳ではないんですが自分としてはピアノを買ったつもりはないんです。その辺りを含め試したかった機能を中心にファーストインプレッションをお伝えできればと思います。

  • この記事でわかること
  • EZkeys 2とは
  • EZkeysとの関係は
  • 試したかった機能
  • インプレッションは?
  • 《23/5/27追記》音源追加しました。EZkeys 2で1曲お聞きいただけます

なかなかダウンロードできない

5・16リリースとの事でしたが向こうのbusiness hoursだったようでなかなかダウンロードできるようになりません。その間にすこしEZkeysのおさらいを。前のバージョンのリリースは2012年3月。もうそんな昔なんですね。いにしえのボカロPの僕もこのアプリはもってたくらい。今回は満を持してのVer2ですね。ライバルはそれこそ星の数ほどなので使いやすさや「作曲支援」の機能がどれだけアップしたかが注目されます。EZkeys 1もコードトラックはもっていましたが5度サークルから自分でコードネームを選択する方式でしたから特別使いやすかったという印象はありません。当時はDAWから音源としてならしていただけ。「アプリで作曲」まではいかなかったように記憶しています。さて今回はどうでしょう。

Bardに聞いてみたら

先日の記事の追記部分再録です。わりとドライな回答がかえってきましたw。

海外のコンピュータミュージックアプリの購入を検討されている方に向けて、注意点や解説をまとめてみました。

  • アプリの目的と自分の目的が合致しているか よくある失敗例としては、アプリの宣伝文句や見た目だけで判断して、自分のやりたいことができないアプリを買ってしまうというものがあります。アプリを購入する前に、必ず自分のやりたいことができるかどうかを確認しましょう。例えば、DAWアプリであれば、自分が作りたい音楽ジャンルに対応しているかどうか、必要な機能が搭載されているかどうかを確認する必要があります。
  • アプリの使いやすさ いくら機能が充実していても、使いにくいアプリでは作業効率が悪くなってしまいます。アプリを購入する前に、必ずデモ版や無料体験版を試して、使いやすいかどうかを確認しましょう。
  • アプリのサポート体制 アプリを使い始めた後で、操作方法がわからないことやトラブルが発生した場合に備えて、サポート体制が充実しているかどうかを確認しておきましょう。例えば、メールやチャットでのサポートが受けられるかどうか、電話でのサポートが受けられるかどうかを確認する必要があります。
  • アプリの価格 アプリの価格はピンからキリまであります。自分の予算に合った価格のアプリを選ぶようにしましょう。

これらの点を参考に、自分に合ったコンピュータミュージックアプリを選んでください。

歯に絹着せぬところがBardらしさなんでしょうかw。そう言われてももう買っちゃってるんだよな〜。EZkeyは機能面以外は全く心配ないです。価格も妥当。さて作曲支援機能は僕でも簡単につかえるでしょうか?ドキドキ。

待ち時間にEZkeys MIDI のデモソングを聞いてしまいましたw

なかなかダウンロードできるようにならないので余談が続きます()。ToontrackのEZkeys MIDIめちゃめちゃたくさん出てますね。

デモを聞いていてどれもすごくたのしめました。10年間の真価はここにあったのかと気付かされた気がします。MIDIPackがジャンル分けされていてデモ音源に統一感があるのでちょうど生演奏のSoundrawをきいているようなところもあります。Toontrackの想定するミュージシャンシップはどうやらかなり高いところにあります。バーチャル音源から音が出ているというのが驚きの音のクオリティの高さですが、MIDIデータがライブラリ化されているということはAIがつなぎあわせて作曲できるということですからどうしてもそんなふうに聞いてしまいます。近い将来のDAWやピアノ音源の姿が見えますね。AIがこんな風にひいて提案してくれたら作曲めちゃめちゃはかどるに違いありません。

さてそうこうするうちに

EZkeys 2ダウンロードできました。Toontrackのプロダクトマネージャは一回アップデートが必要だっだようではじめ表示がおかしかったのですが(インストーラーでインストールが終了しても初期状態のままでオーソライズに進まない状態でした)再起動したら正常にインスト・オーソライズできました。

第一印象は非常にいいです

音が良くなりましたね〜。作曲のために耳を凝らすのが全然苦痛にならない良い音だと感じます。基本は音高のよくわかる作曲に適した聞き取りやすい音ですがそれにとどまらず今回は楽器としての魅力も兼ね備えていますね。これも追加ライブラリーでカバーされてきた部分だろうと思いますが、本体のピアノの音は魅力的に越したことはないですね。内臓というか音源そのものですから起動するだけていつも同じ作曲環境が出来上がるというのは手間も省けてgoodです。

使いやすい理由

他の方はどうかわからないのですが自分の場合はたとえMIDIのいいフレーズがあっても自分の曲のコード進行にハマらないとうまく使いこなせない。EZkeys のMIDI。あまり積極的に利用できなかったのはそのためだったと思います。今回はコード進行を書いておいて(それ自体もすごく簡単なんですが後述します)そこにフレーズ(グルーブ)を『乗っける』だけでほぼ問題のないフレーズが爆誕します。ちょうどギターのコードを抑える左手とピッキングする右手のような関係が自由度高くプラグイン内で実現されている訳ですのでこれは使い勝手がいいです。

衝突はエディットできます

MIDIフレーズのクオリティを維持するためかほとんどDAWのようなエディット画面が搭載されています。おそらくヒューマナイズなど痒いところに手が届くエディティングはここで行えるはず。ただし今回はファーストインプレッションですし、リアルなプリセットパターンのタイミングにも文句のつけようがありませんのでここはスキップ。DAWのMIDIトラックにデータを貼り付けるのはEZkeys 2のSong Trackからコピペ一発。上がコードネームですからコピーする場所も間違いようがありません。これは使いやすいですね。

一連の流れやってみました

groovesのタブの画面でご説明します。

1.まず適当にコードを並べます(イメージ通りにできちゃうので適当という表現にならざるを得ません。詳しくは後ほど)。画像の下の方トランスポートボタンのすぐ上のところ。左側8小節が最初の案。5度サークルでポチポチ入力しました。それ自体も使いやすくなっています。右側8小節が今回お聞かせする部分です。

2.次に上のグルーブから気に入ったものをドラッグしてコードの下に貼り付けます。これで完了。音を聞いてみてください。

3.聞くとちょっと衝突が気になるところがありますね。惜しいです。以前なら丸々捨てていたところ。でもそんなことしなくていいんです。この黄色く囲われた部分。DAWのMIDIトラックにコピペできます。

DAWで気になるところを修正しました。音を聞いてみてください。

以上w。8小節程度のパターンなら無限につくれそうなことがおわかりいただけたのではないでしょうか。

さて真打の登場

画面のキャプチャーです。

Songwriting Scalesと言います。僕はこれがめちゃめちゃ使いやすかった。ここのところ何回かお話ししている「枠をはめる」という話。まさにキーとスケールでコードに枠をはめているのがこの画面なんです。上級作曲者の皆さんにはこれじゃ使えないと言われてしまうのかもしれませんが、コードを学んでいる最中の身からするとこうして枠がはまっていた方が明らかにクリエイティブになれます。なぜなら躊躇せずトライできるようになるから。今回コード進行はkey=CのMajorからコピペで20秒ほどで作りました。クリックすると音が鳴るのでOKならそのままSong Trackにドラッグすればいいだけだからです。

いかがだったでしょうか?

まだまだ全ての機能に触れていませんが基本的な使い勝手はすぐ理解できました。根本的なデザインが使いやすく考えられているからだと思います。ドラムやベースのアプリが先発していますので洗練が進んでいるということも言えるのではないでしょうか?引き続き使いつつEZKeys 2掘り下げていきますのでお楽しみに。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう!

《23/05/27追記》ピアノ曲お借りしました

EZkeys 2のみでMIDIデータを再生しました。ご厚意でお借りしたI.Schumiさんの作品です。ぜひお聞きになってみてください。(プリセット:in the Room)

【オリジナル曲】ワルツ 第19番「横顔」作品43

楽譜はこちら。mucomeというサイトで購入できます。クリーンリンクでご紹介します。

https://mucome.net/work?id=74388

コードサジェスト機能について記事をつくりました。スケーラーの話の方が長いですがよろしければどうぞ。

広告
最新情報をチェックしよう!