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おぼえたダイアトニックコードの最大の有効利用法ーーマイナーへの転用(音源あり)

おすすめコード進行でFmaj7-Cmaj7-G7-Am7というのを教えてもらって、勇壮でカッコいいなとおもったんですが、自分自身はこれまでまったく使ったことがなかったことに気づきました。なぜだろうと考えていたら、その理由がひらめきました。これ「短調(マイナー)のコード進行」として理解すればすっと入ってくるんだ。ぼくはこれまで(少なくとも仕上げるレベルでは)短調の曲をつくったことがありません。理由は単純で、よくわからなかったからです()。そんなぼくですが、やってみたら、すでにひけるようになったダイアトニックコードを「転用」すれば、マイナーの曲がつくれることがわかったんです。今のぼくの到達点の、

・マイナースケールが d r me f s le te dと聞き取れる。

・12keyのメジャーキーのダイアトニックコードがおさえられる。

この二つを組み合わせると、わからなかったマイナーも、すっきり理解できます。

まだのかたも、いちどメジャーを覚えてしまえば、マイナーのおさえかたは実はおぼえなくていい、と安心していただけますので、メジャーダイアトニック習得のモチベが上がると思います。メジャーダイアトニックの最大の有効利用は、つまり「マイナーへの転用」なんです。それではいってみましょう。

ひとまず音にすると

コード進行をメロディ付きで音にしてみました。カッコいいです。

まず、従来のメジャーキーの枠組みだと、こんなふうにとらえられます。

わかりやすいコードだし、白鍵だけだし。ひくだけなら、これがかんたん。初心者が最初にひくマイナーはこのかたちであるべきと思います。


drmでわかるためには

でもすでにぼくは、マイナースケールをd r me f s le teでききとっています。その耳からすると、この表記だと、なにがどうなっているのか、さっぱりわかりません。読み替えが必要です。

やってみたのがこちら。かわったのは表示だけ。音はかわっていません。

コードネームの表向きのかんたんさにダマされていましたが、内容はしっかり複雑なことがわかります。ここで一番のネックは、全部が白鍵であること。「文字だけ」で違いが表示されていることです。実際にどの鍵盤がフラットしているのか、譜面だけでは見てもすぐにわかりません。ここでわかることは、ひきやすいとか、コードが簡単というのは、演奏者のメリットだということ。逆にかんたんなことが、理解のさまたげになる場合もある。つまり「かんたん」なことが「わかりやすい」とは限らない、ということが見えてきました。

主音をCにそろえる

そもそもdrmの音階は鍵盤中央のCから始まっていました。ぼくたちの音階の理解はそこがスタートです。ならばスタート地点に戻ればいい。そこで、主音のDoをCにしたのが次の譜面です。音は高い方にかわっていますので、音から聴いてみてください。

臨時記号がついているところ=音名にeがついているところ=黒鍵ですから、これが一番分かりやすい。つまり、このコード進行は、Cマイナーなら、主音Cに戻っていく進行だったわけです。それをAマイナーでひいていたのが、最初の形ということになります。

おさえかたのコツ

おさえかたが難しそう、とおもったかたもいらっしゃると思いますが、もともと、KeyCでとらえていた時は基本コードでしたよね。だから、手の形はすでに覚えてしまっています。

結論からお伝えすると

今回のCマイナーはEbメジャーのおさえかたと一緒。
言い換えると

Ebメジャー のd r m f s l t が
Cマイナー のme f s le te d r となります。

つまり

Ebメジャーのダイアトニックの

stDm, fldR, strM, Fldm, Strf, sLdm, lTrf が同じおさえかたで、

Cマイナーのダイアトニック

terMes, ledmeF, terfS, Ledmef, Terfle, teDmes, dRfle になります

おさえかた(手の形)はまったく同じ、順番が違うだけです。

Ebメジャーのダイアトニックの

1234567 が

Cマイナーのダイアトニックの

3456712

となります。

まとめ

これでしっかり基準ができましたので、恐れることなく、マイナー曲がつくれそうです()。ぼくもこれからですので、マイナースケールのコードの順序をからだに浸透させましょう。これまでメジャーでやってきたことと基本的には同じです。それができれば、マイナーのコード進行も自由に操れるはず。良いコード進行がみつかったら、またみなさんにご紹介して共有したいと思います。

余談ですが、今回作例は、バックビートを意識して作ってみました。メジャー・マイナー・オンビート(1・3拍アクセント)・バックビート(2・4拍アクセント)の組み合わせで、

・メジャーキーのバックビート

・マイナーキーのバックビート

・メジャーキーのオンビート

・マイナーキーのオンビート

こんな感じにさまざまな曲が作れます。あきらかに、伝える内容も変わってくると思いますが、それをどう表現するか考えるのも楽しいですね。これからも、ご一緒に探求を続けましょう。

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