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Suno AI v3.5「夏の約束」リベンジしました(音源あり)

  • 2024年5月29日
  • 2024年6月19日
  • Suno

ダミーで歌詞を入力した「夏の約束」ですが、結構いい歌唱になったので、クレジットもったいなかったです。そこで、今回は歌詞と構成をかんがえ直してリベンジ(リチャレンジ)してみました。タイトルも「夏の日の約束」にバージョンアップ。なかなかの自信作に仕上がりました。

この記事でわかること

実践的なSunoAI v3.5の使い方

「夏の日の約束」こんな感じになりました

最終プロンプトは以下のとおりです。ポイントは曲の構成をフォーマットに則ったものにすることと、字数をおおむね小節数×8にあわせることです。上手く歌えない場合(歌詞が足りない場合は近くの歌詞を2度歌うのですぐわかります。字余りの場合は演奏ごと乱れることが多かったです。)は歌詞の文字を増減させます。今回歌詞はその調整を経てできあがったものです。

具体的な調整回数は?

とはいうものの、だいたいの字数を数えてつくっていますので、修正箇所もかぎられます。今回は3か所しか直しが必要ありませんでした。なので「4クリック」でこの出力が得られています。

なお[Bridge]は最初間違えて[Verse3]としていましたが、SunoAI v3.5が[Bridge]と判断して曲を生成したので気づきました。すぐ[Bridge]に直しましたが、場合によってはこうした臨機応変なアジャストは必要かもしれません。おそらく従ったほうが出力結果は良くなると思います。

今回の歌詞では次のような小節数を想定しています。Intro,Pre-Chorus,Outroが8小節。それ以外が16小節で全部で136小節。BPM170で3分12秒。このあたりが目標になります。

「夏の日の約束」

プロンプトはJapanese,popとタイトルの「夏の日の約束」だけ。

歌詞は以下の通りです。だいたい2小節で改行しています。16小節なら8行。8小節なら4行といった感じですね(そうなっていないところもあります)。Sunoのほうで判断した結果変わってくる部分もありますが、いちおうこんなふうにやったほうが、わかりやすくなって曲のコントロールがしやすくなると思います。区切り方によっては意図しない歌い方になる可能性もありますので、この辺はSunoと相談しながらですね。

[Intro]
海の香り
砂の上に
すわって
約束しよう

[verse1]
胸いっぱい
風を集めた
波の音だけ
ささやく砂浜
いつのまにか
夕日が沈むね
いつまでも
一緒にいられたら

[Pre-Chorus 1]
心に響いた
運命のことば
出会いにありがとう
かけがえない瞬間

[Chorus 1]
夏の日に始まる
二人だけの冒険
輝く瞳で
思い出を作ろう
夢を描くように
手を広げて飛び込もう
私達の未来が
始まるの

[verse 2]
新しい風
胸に吹き込む
なにもかもが
色づくようで
あなたの声が
近くにきこえる
いつまでも
一緒にいられたら

[Pre-Chorus 2]
このときめきが
始まりの合図
ずっと忘れない
かけがえない瞬間

[Chorus 2]
夏の日に始まる
二人だけの冒険
輝く瞳で
思い出を作ろう
夢を描くように
手を広げて飛び込もう
私達の未来が
始まるの

[Bridge]
もうだれもいない
静かな浜辺
心に染みる
遠くの灯り
明日への道
照らしている
いつまでも
一緒にいられたら

[Pre-Chorus 3]
誰も知らない
秘密の場所へ
手を繋いで行こう
かけがえない瞬間

[Chorus 3]
夏の日に始まる
二人だけの冒険
輝く瞳で
思い出を作ろう
夢を描くように
手を広げて飛び込もう
私達の未来が
始まるの

[Outro]
夢のように
今始まるの
私達の
未来が、そう
始まるの

それではお聞きください

<追記>書き忘れていましたが、作例はAB同時に出力されたものです。フル曲がどちらも大きな破綻なくまとまっているので、Suno v3.5の安定ぶり。わかっていただけるのではないでしょうか?ポップソングとしては世界有数の複雑さをもつ「アイドルソング」にも、こんなふうに対応できています。とくにB案は各セクションの終わりで盛り上がるメロディを書いてくれました。

Ver.A

BPM182 3分22秒 key=A 2分36秒Chorus3でkey=Bに+2転調します

Ver.B

BPM178 3分32秒 key=F# Pre-Chorus1,2冒頭で4小節key=F#m/A(たぶん)に部分転調 2分48秒Chorus3でkey=Gに+1転調します。

いかがだったでしょうか?

今回は分かりやすくぼくたちが耳慣れたJ-Popでフォーマットを使ってみました。新鮮味がないと思われたかたもいらっしゃるかもしれませんが、もちろんSunoはこれしかできないわけじゃありません。逆に全ジャンルこの精度でできると考えると、ヤバくないですか?作曲修行中のぼくたちにはめちゃめちゃ頼りになる存在ですね。心を込めて歌詞を書けばきっと素晴らしい曲ができますので、音楽にくわしくないかたにもおすすめです。必要なのは今回のような曲のフォーマット(形式はこれに限りません。この後の記事ですこしご紹介の予定です。)を使うことと、小節数&音数を正確にかぞえることだけです。たとえば自分のオリ曲が少ない推しの地下アイドルにオリジナル曲をプレゼントするなどの使い方はどうでしょうか?本人が歌わなくてもSunoが歌うので曲自体は完成するところがミソですね。それでは次回のブログでお目にかかりましょう。

前回記事はこちらです

次の記事はこちら:フォーマットについて解説しました

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