さっそく後編です。前回のスケーラー。まだ本気を出していなかったようですね()。今回のほうがJ-Popっぽいコード進行かも。なんかよくわかってるなって感じがしました。ただし僕の能力的な問題で素材のコードの良さは十分生かせていません()。ぜひご自身でチャレンジしてみてください。
この記事でわかること
- スケーラーのJ-Popプリセット
- 今回もコードの解析はなし
- その代わりスケーラーを動かしているMIDIトラックお見せします
- スケーラーよく研究してます
早速続きをやっていきましょう
前回の記事はこちらになります。サムネいかついですね()。
プリセットはこちらです
プリセットを見てみましょう。J -Pop7〜11はこんな感じです。
J -Pop7
J -Pop8
J -Pop9
J -Pop10
J -Pop11
前回と同じように
プリセットをPADに貼り付けていきます。一つのプリセットでコードが長いものが二つあったので一枚には入りませんでした。
7から10までがこちら パターン5・6がプリセット10です。
11がこちら
トラックにはこんな風に入っています
前回おみせしていなかったスケーラーがアサインされたトラックのMIDIデータの様子です。ロジック・プロのピアノロールでご覧ください。こちらはJ-Pop8の作例。冒頭部分です。データはこのようにシンプルですのでリアルタイムでキーボードから録音するのもOK。またそのあとかんたんに書き換えてコードのいろいろな発音タイミングを探ることができます。
音はこんな感じになりました。
今回も音をならしながらザックリで考えてみました。
J -Pop7
J -Pop8
J -Pop9
J -Pop10
J -Pop11
単純なパターンに若干疲労の色が感じられます()。こんなふうにアイディアがすぐに浮かばなくても四分音符で埋めていけばOKです。まずは形にすることを優先しましょう()。みなさんも自由に考えてみてください。
メロディー歌ってもらいました
こちらもザックリですがつくってみました。Maiさんに歌ってもらうことでkeyが判明します。dがkeyの音ですね。
J -Pop7 (key=E)
J -Pop8 (key=C)
J -Pop9 (key=Ab)
J -Pop10(key=Am/C)
J -Pop11 (key=Am/C)
いかかだったでしょうか?
J-Popの特徴。よく出てましたね。Ⅳ-Ⅴ-Ⅲ-Ⅵの進行とかカノン進行っぽいもの。早いコードチェンジでコードを多用するパターンなどよくわかってるな〜という印象です。マイナー曲のアヤシイ雰囲気はダークな印象の曲からの引用でしょうか?魔法っぽい感じもあり全体にアニソン・ボカロ曲を含んだ日本の楽曲へのリスペクトを感じるところがいいです。十分再現できてないのは僕の技術の問題。今後も精進を続けますのでひとまずご勘弁ください。前回の記事に詳しいですがこんな感じで「コードの勉強」は後回しでOK。まずは音を作って楽しく遊びましょう。スケーラーのプリセット。J -Popのようなジャンルだけでざっと40以上もあります。今回のような方法でガンガン曲にしても当分ネタには困らないと思います。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう!