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練習曲「ハノン」を「みつる式」でひきなおしてみた

ピアノの「トレーニング」で真っ先に思い浮かべるのはぼくの場合ハノンです。ご案内のとおりバリバリの練習曲。「練習によるトレーニング」は音感をみにつけるのに必要ないばかりか、むしろ無音感のひとにはマイナス面が多い。これが経験上ぼくの感じていることです。なので今回のお話も「ハノンで音感が爆上がり」といった内容ではありません。少し音感がみについてきた現在の自分が「ハノン」をひいてみてどう感じたのか?かつての「無音感」だった時と比較してみようと思います。

この記事でわかること

  • 音感をみにつけるのに一番の方法
  • 「ハノン」とは
  • ひいてみて感じたこと(右手だけ)

音感をみにつけるのに一番の方法は?

結論からもうしあげますと「自分のすきな曲」のメロディをdrmでおぼえること。おぼえて歌ったり・楽器でひいたりすることです。すきなメロディをdrmに置きかえてみる。これが一番の方法です。自分の興味のない練習曲では効果は薄いです。最悪なのは自分の知らない曲を練習のためゼロから覚えようとすること。音感が弱く楽譜も十分に読めない僕たちは、やっていることが正しいかどうかすらわかりません。その点、すきな曲なら答え合わせがすぐできます。モチベーションも爆上がり。学習効率は最高です。

「ハノン」とは

いちおうおさらいしておきますと、クラシックピアノの演奏のための運指・指の訓練のための練習曲集です。こちらのサイトでは解説のほか楽譜も見ることができます。

昔の僕がひくと

途中で何の音をひいているのかわからなくなりました。とくに下がってくる最中は機械的に指をうごかしているだけ。自分の指が音を出すスピードに「なんの音か?」の認識が追いつきません。当時は「無音感」でしたから当然のこと。おそらく音を聞いて高さがわかる「絶対音感」をお持ちのかたなら一生経験し得ないことでしょう。

今の僕がひくと

今の僕はどのkeyでも主音をケーデンス(起立・礼・着席のアレですね)で示してもらえれば、drmfsltはわかるようになっています。(無料のスマホ音感アプリFunctional Ear Trainerでチェックしました。)今回は「みつる式」のひきかたで、ゆっくりひいてみました。すると、自分が何の音を出しているのか、ひきながらわかったんです。「わかりながら」ハノンをひいたのは初めてです。たとえばこんなフレーズ。dmfslsfm-rfsltlsf-msltdtls-fltdrdtl-stdrmrdt-ldrmfmrd-trmfsfmrとあがっていって、smrdtdrm-frdtldr-mdtlsltd-rtlsfslt-dlsfmfsl-tsfmrmfs-lfmrdrmf-smrdtdrm-dとさがるみたいな。ちょっと感動です()。

プラスアルファのおまけ

このハノンのフレーズ。現在のぼくには右手ならどのkeyでもひけます。これはハノンの練習曲も要求してないこと。しかし「みつる式」で音階をひととおりみにつけると。いちどkey=Cでひけるようになったものはほかのどのkeyでもスラスラひくことができます。実は「みつる式」ではどのkeyでも同じことをしているだけなんです。だから、1音1音自分のやっていることを理解できさえすれば「みつる式」でひくことはたやすいことなのです。重要なのは「絶対音感」がなくても、「1音1音自分がなにをやっているかを理解できる」ということですね。これが僕の得た音感。いわゆる「相対音感」ということになります。

この音感がみについたのは

ピアノえほんをいまのやりかたでひき始めてからですから、長く見積もっても3年。日常的にPSS-A50に触るようになったのはPSS-A50購入が2023年の1月8日ですから今年の初めから。つまりちょうど1年でここまでこれたことになります。ぼくの例からも年齢にかかわらず後天的に「音感が取得可能」なことがわかっていただけるのではないかとおもいます。

drmをわかってひくことは可能

自分の好きな曲なら音感はみにつきます。音感がみにつけばdrmをわかってキーボードをひくことは可能です。それは「絶対音感」がなくてもできます。僕自身が身をもって体験していることですので、自信をもってそう言い切ってしまいましょう。このままさらに音感が上がっていけば、黒鍵の音もわかり、聞いた音楽のdrmもスラスラわかるようになるに違いありません。今はそんな風に感じているところです。

現在お伝えしているのは

毎日インスタで基本コードをお伝えしていますが、経験上「音をdrmで感じながらひく」ことをつづけていれば、音感はかならずよくなります。ブログ読者のみなさんに参考にしていただけるコンテンツ制作を今後も続けていきますのでご期待ください。

音感というと抽象的ですが

シンプルに「ドレミ」と考えれば、音楽を形作るもっとも基礎的な要素です。他の記事でも取り上げている通り2024年はAIと協力して作曲する最初の年になりそう。AIの提案したメロディがdrmでわかれば、非常に効率的で質の高い音楽制作ができます。AIがいかに進化したとしても作曲をAIに丸投げしない限りは「音感をみにつける」ことが「いらなくなる」未来がやってくることは決してありません。音感がよければよいほどAIを存分に使いこなすことができます。AIの持つパワーを考えれば人間ならではの感覚的な部分である「音感」は、これまで以上に重要。みにつけることが必須の「スキル」になったと言えるのではないでしょうか?

いかがだったでしょうか?

意味のない音の羅列だったハノンの練習曲も階名で理解できるようになりました。気づけば心の中ではハノンのメロディをうたっています。意図をもって指を動かすことでメロディはかなでることができるようになります。それができるだけの「音感」がみにつきつつある。このことが確認できたのが今回の収穫でした。このブログでは引き続きみなさんといっしょに「音感」を良くする方法を考えていきます。

本日のGPT

「ピアノを弾きたいけれど、どこから始めればいいかわからないと感じているあなたへ。相対音感は、自分の好きな曲のメロディーを階名を意識しながら弾くことによって、誰でも身につけることができます。小さなキーボードでさえ、あなたの音楽的な旅を始めるのに十分です。好きな曲に耳を傾け、そのメロディーをdrmの階名で理解し、弾いてみてください。最初はゆっくりと、そして少しずつ進歩していきます。あなたの好きな曲が、音楽の世界への鍵となるでしょう。」

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