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音感がよくなるキーボードトレーニング「みつる式」でコードをひいてみよう(第2回)コードトーンアルペジオ」

前回ダイアトニックの記事・動画をあげましたが、しらべていくうちにギターのチュートリアルでとてもためになるものを発見しました。ギター講師のソエジマトシキさんのトレーニング動画です。同じことを違う音で聞くと理解も広がります。今回はこの動画の音を聞くことでさらにダイアトニックコードを掘り下げたいと思います。といっても僕たちはようやくキーボードの鍵盤にすこしなれてきたところ。ギターはそれ以上に不慣れな楽器。でも同じ音を出していると思えば、ギターとピアノの大きな違いも乗りこえられるはず。ギターについては僕も初めて知ることが多いですが図を使ってギャップをうまく解消できたらと思っています。ソエジマさんの動画。見たら絶対ギターがひきたくなりますよ。もうひいているかたはさらなる上達のヒントがみつかると思います。

この記事でわかること

・音感がよくなったのはだれ?

・僕の考える「音楽理論」

・コードトーンをひくメリット

・音列から和音を立ち上げる

・状況にアジャストするための学び

音感よくなりましたか?

この記事を読んでいるひとに自分をふくめるとするとこのブログに記事をあげはじめてから確実に音感がよくなった自信があります。音の階名読みを知ったこと。自分なりのひきかたでOKとわかったことでまずは心理的なブロックがなくなりました。読者のみなさんに間違ったことをお伝えしてはいけないので音に対して真剣に向き合うようになったことも大きいですね。「発信しながら学ぶ」というのはとても有効。音楽に限らずぜひご自身のテーマで挑戦してみることをおすすめします。

シンプルなことが「やさしい」とはかぎらない

「やさしい」より「たやすい」のほうがつたわるかもしれません。「音楽理論」を語るひとはシンプルなことを「かんたんなこと」と片付けてしまいがち。たとえばむずかしいコードをつかっていないからこの曲は「単純」でダメなんだと思ったりする。どこかにシンプル=価値が低いという考えはないでしょうか?複雑で緻密。繊細につくられた音楽の方が価値があるというのはそのひとの尺度にすぎません。たいした根拠がないことを見透かされれば逆にスノビズムと思われて終わる可能性すらあります。そもそも音楽は「音」だけでつくられている訳ではありません。感動を共有できる音楽のよさはコンサートに行った経験のあるひとならだれでも体感していること。もしもそこでシンプルな音しか使っていない音楽が人の心をつかんでいたとしたら、その音楽には価値がないでしょうか?むしろむずかしいのは複雑な曲をつくることより「人を楽しませること」「感動させること」のはず。「音楽理論」はその目的のための知識や技術(のひとつ)と考えてよいと僕は思います。役に立つのならば大いに使えばいい。研究だって自由。ただまちがってもマウントをとるための道具ではありません。

ソエジマさんの動画

前置きが長くなりました。この動画。シンプルなことをしていますがご本人もおっしゃるとおり「やさしく」はありません。とくに動画の後半はピッキングに話が入っていきますがこれは鍵盤を押すだけで音がでるキーボードとは大きく違うところ。精緻なコントロールが必要なんですね。今回は前半までの音高の部分を中心に見ていきたいとおもいます。

【毎日5分で絶対上達!】あなたの可能性を解き放つ究極のコードトーン・エクササイズ

ソエジマさんの指はとてもなめらかに動くのでどのフレットをおさえているのか動画からはちょっとわかりにくい。僕はタブ譜を見なれていませんので直観的に理解することができません。そこでリズムの要素は抜け落ちますが僕達にもわかるようにどこをおさえているのか画像にしてみました。こういったものは指板図というそうです。

ダイアトニックコードひとつめCmaj7

ダイアトニックコードふたつめDmin7

ダイアトニックコードみっつめEmin7

ダイアトニックコードよっつめFmaj7

ダイアトニックコードいつつめG7

ダイアトニックコードむっつめAmin7

ダイアトニックコードななつめBmin7b5

ダイアトニックコードはじめにもどってCmaj7

ギターとピアノの違い

ピアノは弦が1本しかないギターに例えられると思います。しかも鍵盤が特徴的なかたちをしていますので音名(実音)はわかりやすい。その点ギターは弦が6本ありますしどこに何の音があるのかさっぱりです。もちろんこれは横にスライドすれば移調がすぐにできるメリットとひきかえではありますが。

コードトーンをひくことの意味

Cから始まるDo Re Miをひいていくわけですから、指板上の実音の位置をまずは覚えることができます。さらにコードによってコードネームからもわかるとおりmajとmin。maj7と7。b5の有無といった違いがあるわけですがこの違いをスケール内の音の違いとして聞くことができます。スケール内の音ということはつまり言い換えると曲の中で使う音。曲にたいする役割の違いとして聞くことができます。形でみるとコードネーム毎に異なっているのが明確になりますがギタリストはこの違いを意識しながらひいているんだなということが腑に落ちました。いままで放置したままになっていましたが、ソエジマさんの動画のおかげですこしコードネームの説明をする自信が出てきました。次回あたり挑戦してみたいと思います。

動画のトレーニングに使われているメロディ

例によって初音さんに歌ってもらいました。Do Re Miにして鍵盤で見れば慣れ親しんだメロディ。シンプルですがじっくり取り組めば音感がよくなることうけあいですね。ソエジマさんもおっしゃっているとおりシンプルだからといって練習しすぎるのはNGです。ギターならCmajの前半だけで何日もかけていい。その理由は物理現象であるがゆえに、いちど学んだ「音」は未来永劫変化することがないからです。

「楽しければ」という条件はつきますが

「音楽理論」の話ですこし触れましたが、別の地域や過去の時代のピークが現在の僕たちのそれを凌駕しているケースはいくらでもあります。だからあたりまえのことですが、学ぶべきものはつねに無限にある、と思っていたほうがいいですね。それと同時に、学んでいるだけでは「今それをする」必然性に欠けるという考えかたも大切だと思います。どんなものであれ僕たちが今いる環境にアジャストするための学び「リバースエンジニアリング」も、もう一方では必要です。その代表例といえる「究極の耳コピ技法」を見つけたので次回はそれをご紹介したいと思います。お楽しみに。また次の記事でお目にかかりましょう。

《2023/5/5追記》

ピアノ(キーボード)用ですがコードトーンアルペジオ12key分を曲にしました。動画もありますのでぜひご参考になさってください。

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